神さまと人間の違い
神さまというものが存在するのであれば、一体どんな人でしょうか?
例えば、目の前に困っている人がいたとして。
自分さえ良ければいい人は助けない。
親切な人なら助ける。
じゃあ神さまなら?
誰がやったかわからないようにして助けるのか?
それとも、困っているからと言って、すぐ助けるとその人のためにならないから助けないのか?
そもそも、神さまには人間のような感情がなくて、「あぁ困ってるんだな」としか思わないのか?
預言書である日月神示によると、新時代を迎えられるのは神と同等になった人だけであるとされます。
人間はいなくなり、獣と神だけになる。
獣はやがて共食いをし始め、自滅する。
そして神だけの世界が訪れる。
獣というのは、自分さえよければいいという人たち。
この世界の多くの人が獣であるのは、言うまでもありません。
自分の家族や友人など、特定の誰かを愛し、大切にするのは人間です。
身内には優しいけれど、外の者には、案外惨虐であったりします(身内想いの優しい人が、動物を殺して肉を食べることに抵抗がないのはその最もたるもの)
獣は「自分だけ」ですが、ここに身内が加わって、「自分たち」さえ良ければいいというのが人間ということです。
おそらく、神さまには分け隔てがないのでしょう。
自分と他人とか、身内と外とか。
また、何かしてあげても見返りを求めないでしょう。
理解されたいとも思わない。
無償の愛です。
私は、一方通行の愛をずいぶん経験していますが、それがつらいと思っているうちは、相手からの見返りを求めているのです。
相手に対してこうあってほしいと、行動しているうちは、それが例え相手の幸せのためであっても、相手をコントロールしようとしているとも言えるので、まだまだ人間のレベルなのです。
きっと神さまは、全てを許し、理解し、幸せを願うことはあっても、幸せに「しなければならない」と、相手をコントロールすることはないのでしょう。
幸せを願って、その通りにならなくても、全てを受け入れるのかもしれません。
そもそも、「好き」とか「嫌い」という感情もないのかもしれません。
以前の記事で、恋愛感情というのは、愛ではなく、カルマやダルマがある相手と繋がるために発生する執着的な感情と書きました。
特定の誰かが好きなのは、その人との間に解消されてないカルマがあるか、あるいは使命を遂行するために必要であるため、発生しているに過ぎないわけです。
なので、恋愛感情に溺れないように、もっと冷静であろうと反省した私でした(恋愛脳ですから)
私は神さまでも天使でもなく、どこまでも人間なのだなと気づいた今日この頃。
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