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【エッセイ】イケメンの銀座高級クラブ通いとDX化

変な男の代表にすらなれないであろうボクが飲み行くと、行きつけのお店のママさんは、何も言わなくても気がついてくれる。

「あら?髪切ったの?その方が良いわね。スッキリしてて、可愛いわ。この前のはちょっと老けて見えてたし。あたしはその方が好きよ」

えっ?そう見えてたの?ってドキっとするし、だったら始めからそう言ってよって思うが、言ったら言ったで拗ねちゃうのがボクの性格だというのを見透かしているので、結果を出してからそれを褒めるという、あなたはボクに抱かれたいんですか?って思っちゃうくらい、くだらない男の扱いが上手な女性の隣りには、いつもかっこいい男が座っている。ママであるという権限と、常連さんであるという特権による構図でもある。

たぶん、その男性も5年前は見すぼらしい男だったんだろうと思えば、もしかしたらボクもあんな風にカッコよくなれるかもって思うから毎週通ってたりするが、ライバルが多くてヤキモチがツライから、若い女の子を相手に練習台になってもらっている日々(っていう言い訳はお好きですか?ww)

結局、いくらテクノロジーが進化しようが、サイエンスが広まろうが、そんなものはどうでも良くて、それはただ、今日儲けるために「今年の流行色はファンシーピンクですぅ」ってコトを、無駄に細い女優さんが顔をピクつかせながら微笑んだ方が、なんだか知らんが百貨店(え?ww)が混雑しやすいってだけのことだから、同じように「AIによって仕事がなくなりますよぉ」って言っとけば、前科があろうが、何億円の損害賠償請求されていようが、その人には金が入るっていう構図(それ好きねww)であるというコトに過ぎない。

大切なのは、僕にとって大切な人が、僕に会った時に「ねぇ」って微笑んでくれるだけの魅力が、今のボクにあるかどうかってことだけだし、どんなにダメなボクでも、そうなるために周りの人も巻き込んで、いい男になるための仕組み作りを普段からしてれば勝手にいい男に近づくんじゃない?ってことなのよん(語尾ww)。

補足1:強制イケメン陳列罪などという法律はないから2024年時点では無罪。

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