見出し画像

個人的にこれが一番見たかったリバイスだった 『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア』

     「ギフの恵みを得た者たちよ……Game on!」
 
 リバイスの後半とドンブラザーズの前半は忙しすぎて見れなかったのがだ、最近どっちも追いついたので満を辞して映画を見たのだが……

いやぶっちゃけおもろくね?

星3.4とかのレビューだったから期待してなかったけどおもろくね? 普通に

 
 リバイスは忖度なしで言うと中盤だれた。まぁ中盤だれるなんて平成1期でも2期でも行われたことだから、もはや仮面ライダーの恒例行事だとは思うが……でもこの映画って見てる側がやって欲しいことを全部やってくれたように感じる

 話の流れはこう

 夫婦旅行をしていた五十嵐家のお父さんとお母さん、元太と幸実はギフ(悪魔の親玉みたいなやつ)と契約したアヅマによって飛行機がハイジャックされる。ハイジャック先はエリア666、五十嵐三兄妹はそこに乗り込むのものの、彼らの本当の目的はギフの遺伝子。五十嵐家は戦いに巻き込まれ……

 夏映画でよくある、ラスボスとか既存キャラとちょっと関連がある新たな敵対勢力と、既存の味方と一緒に戦っていく話である

いやこれ! これ見たかった!
 

 リバイス、めっちゃ仮面ライダーが多く、五十嵐家においては母、幸実を除いて全員仮面ライダーに結果的になったのだが、話のさまざまな流れ上なかなか全員共闘が少なく、父、元太が返信するデストリームに至っては登場すら少なかった

 ただこの映画だと見れる! 父、次男、長女三人の共闘シーン

 この三人が出てきた時謎の満足感があった。ああ、これ本編で見たかったなって

 家族が力を合わせて一個の悪に挑む、これでリバイスよかったじゃないですか。胸熱じゃないですか

 あと個々のキャラもこれが見たかった……ってシーンが多い

 一番興奮したのはライブの状態からのエビルへの変身

 なんだかんだ本編ではなかったシーン。だらしねぇなぁ〜って言いながらカゲロウが変身するシーンは、一輝とバイスとは違う感じで、大二、カゲロウは二人でなんだかんだ支え合ってる感じがしてよかった

 そして父元太が、かつて戦っていたおかげで、戦闘センスはあるというのが生かされていたよかった。銃を咄嗟に奪ったり、生身で怪人とタメはったりしているところは設定を考えると違和感なくてよかった

 またかつての経験から他のキャラを論じていたりと、仮面ライダーシリーズでは珍しくいい父親をしていたのも印象的

 あとデッドマンズの名乗り聞けた、よし!

 そして生身アクション。アヅマ役のケイン・コスギさんはもちろん、一輝役の前田拳太郎さんもかなり凄く、二人が走ってる姿やアクションしている姿は見応えあった

 ライダー同士の肉弾戦もテンポが良かったし、個人的に好きなフォームチェンジも見れたので大満足だった。

 残念だったところを挙げるとするならば、劇場版フォームがあんまり行かせてなかったところかなぁ……

 坂本監督が好きなら、王道展開が好きなら、多分好きになれる作品で、個人的には本編よりもキャラクターを活かせてるように感じました。


 



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?