自然エネルギーの夢と詐欺

自然エネルギーの主力は、太陽光と風力である。
他にも潮力、波力、地熱、小規模水力、集光型太陽光等々多種多様であり、それぞれ胸躍る夢がある。それが人々を引き付ける。
この情緒的反応には、その背後に、現在の流行の思想的背景、自然主義があると思う。

原子力と核融合はさらに大きな夢がある。

だが、しかし、私に言わせれば、現在の技術では、全て実用にならない。致命的欠陥があるからである。過去に実用に取り組んですべて失敗とみて良い。モデル計算はどうにでもなるが、騙されてはならない。過去の失敗の実績データを見よう。

たとえば、陸上風力は、各地にできたが落雷の一撃で数億円の投資が消える。
低周波騒音が数キロにわたり鳴り響き、不眠症患者製造機である。

集光型太陽光はどうか。世界中に大規模に作られたが、広まらない。致命的な欠陥があるからである。

人々を引き付ける自然エネルギーは、詐欺の温床。アントニオ猪木が永久機関に騙され多額の詐欺被害にあったと言うが、自然エネルギーも一種の永久機関詐欺である。

新エネルギーの研究は必要かもしれないが、研究の方向が間違っている。
過去の失敗の知見に立脚し、致命的欠陥の克服を目指すべきだ。

そういう意味でいまある新エネ研究も全て方向が間違っており、詐欺のように見える。

私の結論は、新エネはすべて希望がない。
「化石燃料をどんどん使い、CO2を増やしましょう」だ。

だが、物事には、例外がいつもある。
波力発電の新方式が過去の失敗を克服できると言う。
研究の方向性が正しい。だから夢がある。
ただし、研究は始まったばかりであり、実用化ははるか遠くのようだ。

【新技術】循環型波力揚水発電【動作原理解説】
https://youtu.be/hgIpt-MMGl0?si=UVeVzUVCeI5n8_WX

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