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【Hands-on】AWS Code兄弟+Cloud9の使用方法

Hands-on概要

申し込み方法

無料・要申し込み

https://pages.awscloud.com/JAPAN-event-OE-Hands-on-for-Beginners-cicd-2020-reg-event-LP.html?trk=aws_introduction_page

完成図はこちら


受講してみての感想

Code兄弟もCloud9も全く触ったことがないため、勉強になった。
やはり一度触ることで理解力は全く異なる。
業務で使用する・これから理解する人にはおすすめである。
一方で、短くかつ限られた時間で構築するため設定値は基本的に固定。
補足説明も多くはないため、再度動画を確認し、下記に箇条書きをしてまとめておく。
設定値を変更したり、他のものを構築してさらに理解を深めていきたい。


AWS CodeCommit

  • フルマネージド型のソース管理サービス

  • スケーラブルでセキュア、既存のGitツールともシームレスに連携できる

  • 月々のアクティブユーザー数、APIリクエスト数、利用容量による課金体系

構築時に必要なこと

  • GitHubと同様でリポジトリの作成が必要となる

  • CodeCommitで作成したリポジトリに関してはrootユーザではクローンが不可

接続に必要なこと

  • 認証ヘルパーを使用して接続を行う

  • 関連ドキュメントは下記の「ステップ 3: 認証情報ヘルパーを設定する」を参照する。Cloud9等でコマンドを実行する。

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/codecommit/latest/userguide/setting-up-https-unixes.html

AWS公式ドキュメント

※Cloud9で対応する際の必要な詳細設定は下記となる。

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/codecommit/latest/userguide/setting-up-ide-c9.html

AWS公式ドキュメント


AWS CodeBuild

  • ソースコードをコンパイル、テスト実行し、デプロイ可能なソフトウェアパッケージを作成できるフルマネージド型のビルドサービス

  • ビルド用のサーバーをプロビジョニング・管理する必要がなくなる

  • 利用した分数のみのお支払い

構築時に必要なこと

  • S3(CodeBuildで作成したartifact用)

  • プロジェクト名

  • ソース(ソースプロバイダー)
    CodeCommit、S3、GitHub、Bitbucket、GitHub Enterpriseが選択可

  • 環境
    イメージ:マネージド型か、Dockerイメージのカスタムイメージが選択可
    OS:Amazon Linux2 or Ubuntu
    ランタイム:Standard
    イメージ:最下部の最新のもの

  • Buildspec
    buildspec.yml  or  ビルドコマンドの挿入 が選択可

  • アーティファクト
    S3→バケット名指定

※CodeBuildを構築した際にサービスロールが自動的に構築される。
AWSCodeDeployDeployerAccess
このサービスロールに下記ポリシーをアタッチする。

buildspec.ymlの書き方について

参考になるものとしては下記

version: 0.2
phases:
  build:
    commands:
      - rspec HelloWorld_spec.rb
artifacts:
  files:
    - '**/*'
  name: builds/$CODEBUILD_BUILD_NUMBER/my-artifacts

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/codebuild/latest/userguide/build-spec-ref.html#build-spec-ref-example

AWS公式ドキュメント

またCodeBuildからCodeDeployにPushするため、その点もbuildspec.ymlにて記載が必要となる参考となるコードは下記

aws deploy push \
  --application-name WordPress_App \
  --description "This is a revision for the application WordPress_App" \
  --ignore-hidden-files \
  --s3-location s3://codedeploydemobucket/WordPressApp.zip \
  --source .

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/codedeploy/latest/userguide/application-revisions-push.html

AWS公式ドキュメント

実際に適用したコードは下記

version: 0.2
phases:
  build:
    commands:
      - aws deploy push --application-name hands-on-app --s3-location s3://hand-on-artifact/artifact.zip --source src
artifacts:
  files:
    - '**/*'
  base-directory: src

フォルダ構成としてはこんな感じ

CodeBuildを手動で動かす方法

「ビルドプロジェクト」→対象のプロジェクト選択→「ビルドの開始」


AWS CodeDeploy

  • 様々なコンピューティングリソース(EC2、Lambda、オンプレ等)に対してデプロイを行う

  • AutoScalingする構成に対しても、連動して自動でデプロイする

  • AWS上のリソースを対象としたデプロイの場合は料金がかからない

構築時に必要なこと

  • CodeDeploy用のIAMロール
    AWSCodeDeployRole

  • 「アプリケーションの作成」で下記を行う
    コンピューティングプラットフォーム
     ・EC2/オンプレ
     ・Lambda
     ・ECS
    ※ここで作成されたアプリケーション名をbuildspec.yml内のアプリ名を指定する箇所に入力することを忘れずに

  • デプロイグループの作成
     デプロイグループ名
     サービスロール(CodeDeploy用のIAMロール「CodeDeployRole」)

  • 環境設定
    EC2インスタンス→キーより「Name」を選択し、対象のものを選択する

  • AWS Systems Manager を使用したエージェント設定
    先ほどコマンドで入れたので「なし」
    ※ここは調査してこの方法で対応してみてもよいかも

  • デプロイ設定(サーバーのデプロイの方法)
    「OneAtATime」「HalfAtATime」「AllAtOne」から選択

  • ローバランシングは今回は「なし」

  • appspec.yml

appspec.ymlの書き方

参考となるのは下記

version: 0.0
os: linux
files:
  - source: /
    destination: /var/www/html/WordPress

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/codedeploy/latest/userguide/reference-appspec-file.html#appspec-reference-server

AWS公式ドキュメント

実際に適用したコードは下記

version: 0.0
os: linux
files:
  - source: index.html
    destination: /var/www/html/

フォルダ構成は下記

CodeDeployを手動で動かす方法

  1. 「アプリケーション」→対象のアプリケーションを選択→「アプリケーションをデプロイする」

  2. デプロイグループの選択

  3. リビジョンの場所(artifactの場所(S3))

  4. デプロイの作成


AWS CodePipeline

  • フルマネージド型の継続的デリバリーサービス

  • ソースコードの変更をトリガーにビルド、デプロイといった一連の流れを自動的に実行する
    例)対象のブランチにコミットした際にビルド・デプロイ等を走らせる

  • アクティブなパイプライン数で料金が決まる

構築時に必要なこと

  • パイプライン名

  • ソースプロバイダー(ソースステージ)(CodeCommit、ECR、S3、Bitbucket、GitHub(V1、V2)GitHub Enterprise Server)が選択可
    ※実際に行ったことがあるのはCodeCommitのみ

  • ビルドステージ
    プロバイダーを構築する(CodeBuild、Jenkins)

  • デプロイプロバイダー(デプロイステージ)(AWS CloudFormation、CodeDeply、S3等)

※CodePipelineについては、構築時に一度対応が走る。


Cloud9

  • ブラウザのみでコードを記述、実行、デバック可能なクラウドベースの統合開発環境(IDE)

  • 複数人でリアルタイムに共同コーディングできる。チャット機能を利用して、ペアプログラミングも可。

構築時に必要なこと

  • 環境構築

  • 基本的にEC2上でコマンドを行う。ほかにSystem Managerやリモートサーバという選択肢もある。

  • 必要に応じてインスタンスタイプを変更する

  • プラットフォームに関しても「Linux 2」「AMI」「Ubuntu Server 18.04 LTS」がある

  • Cost-saving機能があり、使用しない時間がある一定時間を過ぎると勝手にインスタンスが「停止」する。デフォルトかつ最小時間は30分。停止しないも選択肢としてある。


CodeDeployを使用するうえでEC2で必要なこと

CodeDeploy エージェントをインストールする

コマンドラインを使用して CodeDeploy エージェントをインストールする
→Amazon Linux または RHEL 用の CodeDeploy エージェントをインストールする(こちらのコマンドを実行)

※上記以外の方法もあり、別途トライする

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/codedeploy/latest/userguide/codedeploy-agent-operations-install.html
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/codedeploy/latest/userguide/codedeploy-agent-operations-install-cli.html
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/codedeploy/latest/userguide/codedeploy-agent-operations-install-linux.html

AWS公式ドキュメント

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