見出し画像

誰かの何か で繋がる世界

こないだまで PMSのせいもあってか、
なんかボロボロで。

何かがあったわけじゃなく、
それは突然降ってきて、ずどーーーんと
落ちて。
それはそれは暗い日々でした。

いやー。ホントに暗かった・・・笑

気分が乗らないのに、
頑張って 普通を振る舞って取り繕って。
なんかすごく疲れちゃて。

そして、突然の負のスパイラル。
いつでも泣けちゃうくらいネガティブモード全開だし、
急に怒り出して制御不能になったり、
全ッ然笑えなくて、楽しくなんてなれなくて、無気力。
もう自分でも歯止めが効かない状態。。。
鬱かな、なんてホントに思った。(その気はあるかも、なんて思う時ある)

しかし。
そんな状態でも、ちゃんとお腹がすいちゃって、
なんならいつも通り食べられちゃうし、
目先のことは投げ出したい逃げ出したい、と思っても
結局やれちゃう。やっちゃう。
それに、目の前にいる子供たちは、いつでも可愛い。愛おしい。


旦那さんや双子の姉にSOSを出して、
友達にも話を聞いてもらったりして、
たくさん助けられた。

ややこしくしていたのは結局自分だ。

わたしは、ずっと誰かの何かになりたくて。

結婚をする前のわたしは、
わたしという個人単位で。
必死で仕事をして、恋をして、友達と遊んで。

結婚してから、
「奥さん」になった。
「○○家の嫁」になった。
子供を産んで、
「母」になった。
「○○君のママ」「○○ちゃんのママ」

今のわたしって、誰かの何か でしかないのか・・
と、ふと思って、始まった負のスパイラル。
わたしが生まれてきた意味、役目を探してはどんどん虚しくなる。
見つかったと思ったけれど、
誰かの何か ではないそれが欲しくて。

その誰かの何か から逃げたくなる時がある。
欲しかったはずなのに、わたしがほんとに欲しかったのはこれじゃない?

自分でいうのもなんだけど、なんか結構ギリギリで。危うくって。

そんな暗い暗い不安定な数日を過ごして、
週末には、青空の下、木陰で寝転んで外の空気吸って、
ここ最近呼ばれていた、父のところにお参りに行ったりして
気付けば、なんとなく日常に戻ってこられた。
ゆっくり息が吸えていた。
わたし、笑ってた。


これでいいのかもしれない・・・
なんだかんだ これがいいのかもしれない・・・


ホントは何も起こっていない。
自分の気持ちがこじれていただけで、
ただ ただ 流れる日常。
お腹がすいてご飯が食べられる。
かけがえのない大切な人がいる。
朝がくればお陽さまが昇る。
光が射す。
鳥が鳴く。
風が吹く。
雲が流れる。
新緑の色。
好きな音楽で心が踊って。
自然の中で遊ぶと、固まっていた心がほぐれたり。

これだけでいいじゃないの。

思えば、結婚する前だって、
○○家の娘。
双子の妹の方。
それは今もなんだけれど。
人間生まれた時から、
誰かの何か であって。
これはずーーっと消えない。
なんだったら、続いていくし増えていくし。

生を受けたときから、生まれて始まるもの。
性別、場所、容姿、好きなこと、得意なこと、嫌いなものや苦手なこと。
わたしを表すそれって、あるけどないようなもの。
それはいつだって変わることはできるし、
守り続けていくことも自分次第であって。

でもこれが 繋がり であって。
これこそがわたしの一部なんだ。

これ以上でもなく、これ以下でもない。
ただ、それ。
ありがたいことだ。

それが生きるってことだ。

意味なんてないことが続いていくから
意味があるのかな…✴︎

軽やかに行こう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?