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おーい磯野ー!磯で食糧調達しようぜー!

どうもみなさん、こんばんは。3日間くらい投稿サボってましたが、前回の記事が予想以上に多くの人に見られていて布団の中でガタガタ震えてました。

今回の導入
みなさん、海は好きですか?夏といえば海!泳ぐ!BBQ!そういう人も多いと思います。まぁ僕はあまり海好きじゃないですけどね。中学生くらいの時クラゲに刺されまくって嫌な思いしたので二度と泳ぎたくないです。
ですが、泳ぎたくない!ってだけなので、その周辺は割と好きだったりします。防波堤のテトラポッドが並ぶ所とか、何かお宝がないかワクワクします。

今回はそんな僕にドンピシャだったマンガを紹介します。

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佐藤宏海先生の「いそあそび
単行本全3巻

あらすじ
静かな海辺の町に、ワケあって自給自足&一人暮らし中の元・お嬢様セトが現れた!
同級生よりちょっとだけ磯に詳しい六郎は、セトのサバイバル生活アドバイザー(?)として共に獲物を探し求める日々を過ごすことに———。
コンビニもゲーセンもファミレスもないけれど、この町で一緒に楽しもう!
単行本第1巻より

あらすじだけ読むと、このままラブコメ展開していくのかな?と思えますが、そんな事はなく、主人公の六郎はあくまで食い意地張ってる一人暮らしお嬢様のセトに、磯での食糧調達方法やその調理法、生活をサポートする立ち位置に留まっています。さらには、この作品を片手に磯へ行けば充分すぎるほどに役立つガチガチの磯サバイバル実用書です

セトはお嬢様キャラに良くありがちな、高飛車で我儘で自分の手は汚したくない!というキャラではなく、物怖じせず自分でどんどん新しい事チャレンジし、学ぶ姿勢を見せる、誰からも好かれる様なキャラクターになっています。
ちょっと話から脱線しますが、2話で登場する六郎の幼馴染の珠ちゃんが大好きなんですよね。健康的な小麦色の肌と確かな家庭力、良いですね。良いです。
他にも様々なキャラクターが登場しますが、どのキャラも嫌味がなく、しかし個性豊かですんなり受け入れられると思います。

佐藤先生の画力も高く、話の構成も作品に惹き込まれる重要な役割となっています。浜辺を題材に、そこでの楽しみ方や注意すべき点などもしっかりと押さえられています。

惜しむべきは全3巻というところ。
全3巻、非常に手に取りやすい巻数ですが、アニメ化も狙えるポテンシャルを秘めたこの作品、もうちょっと長く見ていたかったし、本当に勿体ないなあという気持ちで一杯です。(この気持ちは作者の佐藤先生に対してではなく、出版元の講談社に対してです。)

ともかくこの作品、面白さは”本物”です。別作品になりますが、「だがしかし」が好きな人は絶対に刺さるんじゃないかと思います。

きっとこの作品を読むと、海辺に行きたくなります。もちろん食料を調達しに。

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佐藤先生による「とんがり帽子のアトリエ」のスピンオフ「とんがり帽子のキッチン」も連載中なので、そちらもぜひ

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