“美味しい”は“愛”
どうも皆さん、こんばんは。
突然ですが、
これは僕の今日の晩ご飯です。鶏肉と野菜を、トマト缶で煮たやつですね。
写真写りの関係で不味そうですけど、そこそこ美味しかったです。
皆さんは晩ご飯、ちゃんと食べてますか?僕は現在一人暮らしをしてますが、日々の献立に頭を悩ませてた母親の気持ちが今になって分かります。考えるのクソだるいですね。
一人暮らしを始めて自炊をすると、案外美味しく作れるじゃん俺!ってなりますが、やっぱり母親の料理の味には敵わないです。たまに実家に帰って親の料理を食べるとめちゃくちゃ美味しく感じます。
こういう事言うのも恥ずかしいのですが、料理の美味しさには愛情が存在すると思います。今回オススメするマンガは、そんな愛情を感じられる作品です。
紹介する作品はこちら
雨隠ギド先生の「甘々と稲妻」全12巻
あらすじ
妻を亡くした高校教師・犬塚は、男手ひとつで娘・つむぎの子育てに奮闘中!
でもどうしいぇも料理がうまく作れない。
そんな時、教え子の小鳥が料理を教えてくれると言い出した!
愛娘&女子高生と囲むあったか食卓ドラマ、開幕です。
アニメ化したので知ってる人も多いかも知れません。
僕このマンガが大好きでして、夜な夜な一人で「娘欲し〜〜〜〜」と枕に向かって叫んだ程です。
あらすじにある通り、男手ひとつで娘のつむぎを育てる犬塚先生が、教え子の一人である小鳥に料理を教えて貰い、つむぎに美味しい料理を食べさせる物語です。ただ、料理を教えて貰うと書いてありますが、小鳥は料理が出来ません。
小鳥は母親が小料理屋を営んでいて、料理に関する知識は確かなものなのですが、小さい頃に刃物がトラウマになってしまいそれ以来包丁を握れなくなってしまいました。物語が進むにつれて、その悩みともぶつかっていくのですが、教師である犬塚先生が相談に乗って彼女も成長していきます。それを考えるとただ一方的に料理を教える、教えて貰う関係なんじゃなくて、お互いに学ぶ所があり、それを教え会える良い関係なのではないでしょうか。
教師という仕事上、帰りが遅くなってしまい毎日コンビニ弁当で済ませていた犬塚は、ある日いつものように自分とつむぎの分の弁当を持って家に帰るとある光景を目にします。そこにはテレビに映る料理を、ゼロ距離で見つめるつむぎの姿が。
犬塚はつむぎに美味しい物を食べさせたいという一念でつむぎを抱えて家を飛び出します。花見で知り合い、小鳥の母の店を教えて貰っていた犬塚はそこへ駆け込みます。しかし小鳥の母は不在で、刃物を持てない小鳥と、料理の出来ない犬塚は、とりあえずお米を炊くことに。
一話の流れはこんな感じで、料理は出て来ず白米だけなのですが、それだけでも充分に美味しそうで、そして幸せそうで、心が暖まりました。ああ〜娘欲しい。
なによりも、白米を一口食べたつむぎがいい表情で犬塚の方を向き、「お父さん、食べるとこ見てて!」と言うんですが、本当に名シーンです。僕は娘居ないのに犬塚先生に感情移入バリバリしてしまって、このシーンで泣きました。はぁ〜娘欲しい。
この作品、主にこの三人の成長を描く作品なので、毎話毎話驚きと発見があります。料理のレパートリーがどんどん増えて、自分が作った料理を食べた人が美味しそうな表情をするのって、とてもいいですね。(感情移入)
物語が進むにつれて、つむぎが年少さんから年長さんに、小学校低学年生に、とドンドン成長していくのですが、「大きくなったなぁ、つむぎぃ(泣)」と親目線での感動を感じる事が出来ます。子どもが巣立って行くってこういう感じなんだろうなぁ、娘居ないけど理解できた。
この作品を語り出すと止まらないのですが、語彙力がないのでそれを文字に起こすのが時間かかるし、もう眠いしいい時間なので、この辺にしときます。
皆さんもこの作品を読んで、親子愛を感じてみては如何でしょうか。
雨隠ギド先生の他作品「終電にはかえします」もオススメです。
はぁ〜娘欲しい。
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