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【映画紹介】雨の日は会えない、晴れた日は君を想う【ちょいバレあり】

どうもみなさん、こんばんは。今回はおすすめマンガ紹介じゃないです。
皆さん、映画見てますか?
僕は無類の面倒くさがりなので、映画館に行って最新の映画を見るってことはあまりないです。
ただ映画は大好きです。今住んでるクソ田舎に引っ越してくる前はTSUTAYAが徒歩5分の場所にあったので、毎週月曜日に映画を新旧ジャンル問わず4,5本借りて一週間過ごすって生活をよくやってました。
Prime videoやNetflixなどの配信サイトにも登録してたのですが、DVDやblu-rayで見たほうがなぜか見ることに集中できたので、しょっちゅう通ってました。

映画を見るとき、皆さんどういう基準でその映画を選びますか?
好きな俳優が出てるから、その監督の作品が好きだから、話題になってるから、人によって基準が色々あると思いますが、僕は俳優で選ぶことが多いです。
・サミュエル・L・ジャクソン
・キアヌ・リーブス
・マッツ・ミケルセン
・ジェイク・ギレンホール
この辺りが僕の好きなハリウッド俳優になりますが、中でも特に好きなジェイク・ギレンホール主演のおすすめ映画を紹介しようと思います。

紹介する映画はこちら

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「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」(原題:Demolition)
監督:ジャン=マルク・ヴァレ
出演:ジェイク・ギレンホール
   ナオミ・ワッツ
   クリス・クーパー

マルク・ヴァレ監督の作品で日本で有名なのは、「わたしに会うまでの1600キロ」とかでしょうか。公開当時、朝の情報番組で特集されてた記憶があります。

あらすじ
デイヴィス(ジェイク・ギレンホール)は出世コースに乗り、富も地位も手に入れたウォールストリートのエリート銀行員。
高層タワーの上層階で、空虚な数字と向き合う味気ない日々。そんな会社へ向かういつもの朝、突然の交通事故で美しい妻を失った。
しかし、一滴の涙も出ず、哀しみにさえ無感覚になっている自分に気づいたデイヴィス。彼女のことを本当に愛していたのか? 僕の心はどこにいってしまったんだ?
「心の修理も車の修理も同じことだ。まず隅々まで点検して、組み立て直すんだ」義父からの言葉が引き金となり、デイヴィスは、身の回りのあらゆるものを破壊し始める。

本作の見所
・主人公デイヴィスの心情や苦悩
・彼が自分自身を理解しようとする行動
・ジェイク・ギレンホールの名演技
・映画タイトルの意味

原題は「Demolition」とありますが、騒がしそうなタイトルとは裏原に静かな雰囲気の映画です。

大事な人を突然失った時、よくある映画のように素直に泣いたり悲しんだりできるのか。実際には、心にポッカリと大きな穴が空き、主人公デイヴィスのように感情が壊れてしまったようになるのではないでしょうか。
そんなリアルさをこの映画に感じました。

義父から貰ったアドバイスを曲解し、自身の感情を探す為に目の前にあるもの全てを壊して行くシーンは一種のカタルシスでもあります。
物語途中、一人の女性とその息子と出会い、特に息子の方と気が合い交流を深めて行くのですが、その関係性も良いです。

本作はジェイク・ギレンホールの演技にも注目して欲しいポイントです。
ジェイク・ギレンホールの演技本当に好きなんですよね、まず役作りが半端じゃないです。

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こちらが本作のジェイク・ギレンホール、めっちゃイケメンですよね。
次生まれ変わる時はこの顔がいいです。

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こちらは「ナイトクローラー」という作品のジェイク・ギレンホール。
2014年の映画で、「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」より前の作品になります。
僕が初めてジェイクを知った作品です。こちらも大好きな映画なので、どこかで紹介したいですね。
こちらの作品で「無職でプライドだけは高く、目的の為なら手段を選ばず、犯罪に躊躇いのない頭のおかしい男」を演じているのですが、まさに怪演の一言に尽きます。
「ナイトクローラー」の撮影の為に12kgも減量したっていうのだから、凄いとしか言いようがありません。

本作「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」でも、感情が壊れてしまった男を上手く演技してくれています。ジェイクはちょっと頭のイかれた役が本当に似合うんですよ。最高過ぎ。

映画の内容に話を戻すと、物語終盤で妻が車にいつの間にか残していたメモをデイヴィスは見つけます。
そのメモを読んだ瞬間、今までどれだけ考えても、どれだけ物を壊しても流れなかった物が止めどなく溢れてきます。そのメモに書かれていたことは、なんだったのでしょうか。ご自身の目で確かめてみてください。

妻がデイヴィスに伝えたかった気持ち、自分の本当の気持ちに気づけたデイヴィスの行動と自然に出てくる笑顔は本作の見所です。


この映画の不満点を言うならば、少しストーリーとオチの理解が難しい所ですかね。僕は2回みてようやく理解しました。デイヴィスという人物に寄り添えるか否かで、評価は別れる作品かもしれません。
ただその分、ストーリーとオチを理解し、邦題の本当の意味に気づいた時のカタルシスは半端じゃないものがあります。脳汁ドバドバ、鳥肌ぶぅうわあああ(千原ジュニア)です。

現在、Netflixで配信されていますので、ぜひ見てみてください。一見の価値ありの、最高の映画です。

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