【他大学コラボ対談企画 vol.4】"世代最強FW対談" 慶大・塩貝健人×筑波大・内野航太郎
○自己紹介
ーまずはじめに、自己紹介をお願いします。
塩貝:自己紹介入ります?(笑)。健人です。慶應義塾大学法学部政治学科、FWです。
内野:あ、うっちーです(笑)。筑波大学体育専門学群、FWです。
ー2人が出会った時のことを教えてください。
内野:去年の6月のフランス遠征(=2023年U-19日本代表 第49回Maurice REVELLO Tournamentに参加)、だよね?
塩貝:そうです。
内野:お前さ、そうですってなに(笑)
ー全然フランクな感じで大丈夫ですよ(笑)
内野:ほんとにそうして欲しい(笑)
塩貝:6月ですね(笑)。6月のU-19の日本代表で、フランスに行った時に初めて一緒になりました。当時の印象は、変なやつだなーっていう。
内野:誰が言ってんだよ(笑)
塩貝:初めて会った時に僕がプロテインバー食べてたら、「脂質の塊食べてんじゃん」って言われました。覚えてる?
内野:嘘つけよ(笑)
ー逆に内野選手からの印象はありますか?
内野:なんかすごいオラオラしてたんですけど、正直。けど、かまちょっていうか、すごい仲良くなりたそうだけど、話しかけられないっていう印象でした。
塩貝:最初から結構話してたような記憶があるんですけど、どうでしょうか内野選手。
内野:代表のリリースがあった時に、インスタでDMをめっちゃ送ってきたり……
塩貝:ちがう(笑)
内野:かまちょDMが(笑)。なのに会った時はめっちゃ人見知り発動してました。
ーその時の印象と今の印象で変わっているところはありますか?
塩貝:そのままです。バカのままです。
内野:黙れ(笑)
塩貝:僕が出会ってきた中でTOP 3に入るくらいのバカっぶりです。
内野:嘘だろ(笑)
ー内野選手から見て、会ってからの印象はいかがですか?
内野:会った時がかまちょだったんですけど、今の方がよりかまちょになりました(笑)
○サッカーについて
ーまずサッカーを始めたきっかけを教えてください。
塩貝:僕がサッカーを始めたきっかけは、兄貴が僕より先にサッカーやってたので、兄貴のプレー見てたら俺の方がいけるだろって思って始めました。
内野:自分は友達がサッカーを始めたから一緒に始めました。
ーいつから始めましたか?
塩貝:真剣に始めたのは小1です。
内野:真剣じゃないですけど始めたのは年中です。
塩貝:真剣にやってください。
内野:真剣に始めたのは小1です。
ーサッカーをやっている上で自分が大切にしていること、他の人より努力しているなと感じることを教えてください。
塩貝:大切にしてることは、まず点を決めるっていうこと。そしてFWなので良い意味で目立つようにすることは心がけています。もう1つなんでしたっけ。
ー自分が努力していることか、努力している自信があることです。
塩貝:自分的に力を入れているのは、体づくりのところですね。
ー具体的に教えてください。
塩貝:具体的には、フィジカルコンタクトとか多いので、それに負けないくらいの体を維持しつつ、自分は走力を大切にしているプレイヤーなので、できるだけスプリントできる体づくり、つまり両方をできるような体作りを心がけています。
ー内野選手はどうですか。
内野:最初の質問なんでしたっけ。
ー自分がサッカーをやる上で大切にしていることです。
内野:ゴールを獲るということと、良い意味で試合で目立とうとするということです。
ー2人とも似てますね(笑)
塩貝:気持ち悪いです……
ーこの努力は他の人に負けない、であったり、自分が努力したり心がけたりしているところはありますか。
内野:メンタルケアですかね。
ー具体的に何をやっているとかありますか。
内野:瞑想ですかね。
ー具体的にどういう時にやるとかありますか。試合前のルーティンってことでしょうか。
内野:夜の寝る前に、心と会話します。
塩貝:具体的に教えてください。いつからやってるんですか。
内野:高校の時からです。
塩貝:どれくらいやってるんですか。
内野:10分くらいです。
塩貝:寝る前の10分間ってことですか。
内野:うん。
塩貝:かっこいいです。
内野:ありがとうございます。
塩貝:内野選手はどんな心と対話するんですか。
内野:心は雑音があるじゃないですか。
塩貝:雑念ですか。
内野:あ、はい。
塩貝:心に雑音はないと思います。
内野:すみません。雑念でした。その雑念を取り払おうとしています。
塩貝:どんな雑念ですか。
内野:例えば歯磨きしているときに、歯磨きのことじゃなくて明日の予定とかを考えるじゃないですか。それは歯磨きをしていることへの雑念なんですよ。
ーそれは行動していることじゃないことを考えるっていうことですよね。
内野:はい。だから瞑想をして、自分の呼吸に神経を、脳を向かせるっていうことをしています。
ーありがとうございます。実際、効果はあるんですか。
内野:そうですね、実際眠りの質が良くなりました。
塩貝:メンタル面ではどういう効果があるんですか。
内野:メンタル面では自分の軸をぶらさないでいれます。
塩貝:かっこいいです。
内野:ありがとうございます。
ー自分のモチベーションや原動力があったら教えてください。
塩貝:僕からですか。そうですね、上にいけば行くほど、注目されるって嬉しいことじゃないですか。別に僕、大勢の人の前とか得意じゃないですけど、目立つというか注目されるのは好きなんで。活躍し続けてたら注目され続けると思うので、その注目度を大きくし続けられたらなっていうのがモチベーションで、原動力は自分は結構、やられたらやり返すっていうのを持っていて、言葉だけだと悪い感じですけど、例えば何か試合で悔しい思いをしたらそれを晴らすみたいなことを心がけているので。まあ、悪い時期って結構メンタル的にきますけど、それをトレーニングにぶつけて、良い方向に持っていけるようにしてます。それが原動力です。
ーありがとうございます。内野選手はいかがですか。
内野:1個目の質問をもう1回伺っても良いですか。
塩貝:モチベーションですね。内野選手。
内野:モチベーションは、スーパー選手になることです。
ー具体的に自分にとってのスーパースター像とかあったりしますか。こういう状態になりたいみたいな。
内野:そうですね……日本中の英雄みたいな感じですかね。
ーなるほど…。それはサッカー面ということでしょうか。それとも人としてもということでしょうか。
内野:そうですね…はい。人としてもそうなりたいです。
ー自分にとっての原動力とかあったりしますか。
内野:やっぱりスーパースターになるために日々の生活を送るっていう、スーパースターになるっていうことが原動力です。
ーありがとうございます。2人とも一言でまとめると少し雑かもしれませんが、負けず嫌いというか、人より負けたくないという気持ちがプレーにも、出る選手なのかなと思っているのですが、負けず嫌いな性格は元々でしょうか。それともサッカーを始めて、人より負けたくないなっていう気持ちが出てきましたか?
塩貝:いや、まあ…。そもそも負けず嫌いじゃない人の気持ちが僕には分からないです。負けて良いみたいな考えはあまり分からなくて、同じスポーツをしてて、そりゃ僕も誰かしらには負けてるし、誰かしらには勝ってると思うんですけど、そのチームに行けばライバルがいて、同じリーグにもライバルがいて、目線を変えれば色々なライバルがいるので、常に勝ち続ければ土俵はどんどん上がっていくと思ってて、その置かれた環境でまず負けないっていうのを心がけています。そうすれば自然とライバルはレベルアップしていくので。そんな感じです。
ー置かれた環境で1番になるとレベルアップした環境があるから、またそこで負けたくないという感じでしょうか?
塩貝:さっき言ったところと繋がることだと思うんですけど、どんどん上の景色を見たいので、負けたら次はないと思ってて、そこで勝ち続けなきゃ上には行けないと思うので、負けず嫌いというかそのために負けないという感じです。チームメイトだけじゃなくて、色々なところにライバルはいると思うので。
内野:負けず嫌いがサッカーだけかというとそうじゃないと思います。例えば、ゲームとかでも負けたくないです。
ーブログにも書かれていたかと思うのですが、塩貝選手もですよね?
塩貝:まあ、ゲームは僕全部勝ってるんですけど。
内野:俺の方がゲームは強いです(笑)
塩貝:めっちゃ嘘です。ゲーム履歴とか全部残ってるのでそれ見せても良いですけど(笑)
内野:自分が大切にしていることは自分に負けないことですかね。
ー自分に負けないというのは過去の自分の成績に対してですか?それとも今の妥協しちゃう自分に対してとかですか?
内野:過去の自分にも負けないようにするし、毎日自分の妥協とかに負けないで、昨日の自分を超えて、今日の自分は過去の自分の中で1番強い日だってのを常に考えながらやってます。
塩貝:かっこいいです。
内野:ありがとうございます。
ーお互いの「ここはすごい」という部分や「ここは負けてない」と思う部分があったら教えてください。
塩貝:すごいと思うところは、ピッチ内はそこにいるというか、FWやってるからわかるんですけど、どちらかというとうっちーはゴール前で仕事するタイプだと思うんですけど、自分はFWやってて、ずっとそこにいるっていうのは、そこで駆け引きするのは難しいと思ってて、ボール来なかったら自分はボール触りたいタイプなので、落ちちゃったり、外に張ったりしちゃうんですけど、そこで駆け引きして待っていられるっていうのは我慢強いというか、目的がはっきりしているのかなと思います。絶対そこにチャンスは来ると思うので、それが徹底できているってのは、誰にでもできることではないので、そこはすごいと思います。ピッチ外では、常にサッカーのことを考えているイメージがあって、今も今日のプレーのことを考えていると思うので、食生活も気にしているし、筋トレも色々なところに行って気にしてるし、僕も刺激になるので、サッカーに懸ける思いはピッチ外は尊敬できます。
ーありがとうございます。内野選手はどうですか。
内野:ピッチ内のところは、シンプルに能力がすごいものを持っていると思っています。あとメンタルのところで、どんなところでも物怖じしないというか、プロの世界でも、大学の世界でも変わらないところがすごいなと思います。
ー能力は具体的にどんなところですか。
内野:スピードとかフィジカル面のところはすごいなと思います。
ーピッチ外はどうでしょうか?
内野:グラウンドだとオラついて怖そうに見えますが、ピッチ外だとかまちょなところのギャップがすごいなと思います。
ー塩貝選手、それ聞いてどうですか。
塩貝:ちょっとよく分からないですね。かまってほしそうにしているので、僕からかまってあげているみたいなところはあります。役割も必要だと思うので。
内野:相性が良いってこと?(笑)
塩貝;僕がそういう役割を敢えてしてあげてるっていうところもあります。
内野:1個エピソードがあるんですけど、俺がドバイの空港にパソコンを忘れたんですよ。めちゃくちゃ落ち込んでたら健人が俺のことを引っ張って行って忘れ物管理所みたいなところに行って、俺は英語できないので全然話せなかったんですけど、健人が全部英語でバーって話して、パソコンが帰ってきました。
○大学サッカーについて
ー大学という道を選んだ理由や大学でサッカーすることを選んだ理由があればお伺いしたいです。
塩貝:そもそも大学しかなかったというのがまず1つで、高校の時にめっちゃプロになりたかったかって言われると、あんまりそのプロになりたいがためにサッカーしてたわけではなくて。 選手権にずっと出るのに憧れて、選手権で活躍するのに憧れて、まず高校サッカーにまず入ってきて、その選手権で活躍するために3年間ずっとやってきたので。あんまりプロを意識して取り組んでた3年間じゃなかったけど、大学入って結構いろんな選抜に、高校卒業の時とかに、選手権終わってから選抜に呼ばれるようになって、プロを身近に感じるようになったというか、大学選んだきっかけはそこしかなかったっていうのがあるんですけど、大学に入ってプロになるためにプレーするっていうのに変わりました。
ーありがとうございます。数ある大学の中で、慶應を選んだ理由はなにかありますか?
塩貝:慶應を選んだ理由はまずいくつかあって。1つ目が勉強的な面で高校時代はどっちも一流になりたいなと思ってたんで、それなら自分の学校の成績とか最大限行ける学校がまず慶應で。で、 自分の先輩とか色々いろんな人が慶應行ってたり、自分の兄貴も慶應にいるってことですごく親近感があったんで、それでずっと慶應に憧れがあったんで慶應を選んだっていうのが1つで。で、2つ目が中学3年生ぐらいの時に早慶戦を見に行ったことがあって、 その時に結構大学サッカーでこんな盛り上がるのすごいなって思って、それでここにいつか立ってみたいなって思ってたのが理由の1つです。
ーありがとうございます。その時の早慶戦は会場どこでしたか?
塩貝:等々力でやってたときで武藤さん(=武藤嘉紀選手/現ヴィッセル神戸所属)とか北澤さん、毎年来てるかわかんないですけど、写真撮った記憶があります。
ーすごい。実際去年は1年生ながら早慶戦に出場されたと思うのですが、会場は味の素フィールド西が丘でしたが、出場してみてどうでしたか。
塩貝:そうっすね。結構ああいう舞台が好きなんで、自分はワクワクしたっていうのと、やっぱ大学同士でなんか運動会みたいな感じで試合するっていうのは結構面白かったです。でも負けて悔しかったってのが1番です。
ーありがとうございます。内野選手、大学でサッカーすることを選んだ理由と筑波大学を選んだ理由あれば教えていただきたいです。
内野:そうっすね。大学サッカー選んだ理由としては、その横浜F・マリノスのトップチームに昇格できなくて大学でサッカーしようってなった時にどこが1番成長できるのかなって考えた時に、色々な先生もいたり指導者がいる筑波大学を選んだら1番成長できるんじゃないかなと思って筑波大学を選びました。
ーありがとうございます。なんか自分たちから見て、結構筑波大学の試合はイベント性があるとイメージがあって。この間のリーグ戦では花火を打ち上げてたりとかしたと思うんですけど、実際選手たちが関わってやってるって感じでしょうか。
内野:そうですね。それはなんかトップチームの選手はあんまやっていないんですけど、他の部員の人がめちゃめちゃ働くっていうか、誠意的に動いてくれて、すごい全員学生で指導し、監督以外は全員学生なんですけど、学生が主体となってすごいいいチームだなと思います。
ー大学サッカーの良いところだったりとか、 ここはプロに負けてないと思う大学サッカーのアピールポイントは何だと思いますか?
塩貝:そうですね。大学サッカーのアピールポイントは、やっぱ大学までまだサッカーやってるっていうことが本当にすごいことだと思ってて、高校だったら大体みんな何かしらの部活に入ってるのでとりあえずサッカー部っていうのはあると思うんですけど、やっぱ大学まで来てサッカーやってて。プレイヤーじゃなくても、色々な形でもサッカーに関わりたいっていう人たちもいて、 それはすごい大学サッカーの魅力だなっていう風に思ってて。で、やっぱみんな大学生だったら、みんな遊びたいっていう気持ちもあると思うんですけど。遊びたい人もいる中で、やっぱ 毎朝6時半からの朝練に出るっていうことは軽い気持ちではできないと思ってて。 なんかいろんな志があってその部活にいる、その部活にいる人たちにはやっぱ各々そういう色々な何々がしたいとかいうのあると思うんですけど、そのベクトルがやっぱプロになりたいだけじゃなくて、色々な志持った人たちがやっぱ一緒になって本気になってサッカーするっていうのは、 大学サッカーでしかできないことだと思うんで、そこはすごい良いと思います。あと、プロに近い環境でサッカーできるので、そこはもうなんかほぼプロみたいな人の集団なので、すごく良いところだと思います。
ーありがとうございます。内野選手はどうですか?
内野:トップチームの選手たちはプロ予備軍の選手たちばかりなのでそういうレベルの中でサッカーをできるというのは素晴らしいことだと思います。
トップチーム以外の選手たちも「サークルでもサッカーはできる」という中で部活を選んでサッカーをしている点で、みんな相当な覚悟を持ってサッカーをしているのだというのが良いところだと思います。あとピッチ外のところで試合をひとつのイベントとして作り上げているというのは筑波大学蹴球部の良いところなのかなと思っています。
ーありがとうございます。先ほども言ったのですが、筑波大学蹴球部の試合の集客力はほぼプロ並みだと思うのですが、そうした大勢の観客がいる中でサッカーをするというのはどのようなお気持ちなのでしょうか?
内野:沢山の人が集まるだけの試合の企画や運営をしてもらっているので、選手として出る以上、絶対に勝たないといけないなという気持ちでみんなプレーしてます。
○将来について
ー今後のキャリアプランや目標があったらお伺いしたいです。
塩貝:目標……キャリアプランか……。あんまり目標とかプランとかを立てると達成できなかった時とか、逆にすぐに達成できた時とかに、焦ったり慢心が生まれたりすると思うので、目の前のことに集中してタイミングがくればそのタイミングを逃さないように掴み取るスタンスなので、まずは関東リーグでチームを関東1部に昇格させることと関東リーグ2部で得点王になるということです。限られた出場回数ではありますけど、その中でも点が取れればいいなと思っています。また今は横浜F・マリノスの方の練習にも参加しているので、そっちの方でも継続的に呼ばれて、試合に出て、点が取れたらいいなと思います。「呼ばれた試合全部で点を取る」みたいな感じです。キャリアプランは立てないようにしているのですが、最終的なゴールは「レアル・マドリードでプレーをする」ということで、そのゴールから逆算して考えると今はそれをやるだけだと思っています。
ーありがとうございます。実際にマリノスの方でプレーしている時と慶應でプレーしている時とでプレー面でもメンタル面でも何か違いはありますか?
塩貝:やっぱり関東リーグとJリーグとではプレーの質も量も違うし、Jリーグでプレーする時は大勢の観客がいるので、そこは異なるのかなと思います。関東リーグではそういう(Jリーグ内定者であるという)見られ方をするとは思うので、圧倒的な結果を残してやろうという状態で試合に出ていて、Jリーグだと自分より上手い選手もいて結果を残している選手もいっぱいいるので、その中だとある意味フレッシュな気持ちで臨めるので、何も失うことなく、どちらかというと積極的にやるというのは意識をしています。
ーありがとうございます。プロ最初のキャリアとして横浜F・マリノスを選んだ理由はありますか?
塩貝:まず大学に通い続けることを考えた上で関東圏でなければダメで、現実的に行けるクラブが絞られてくる中で、Jリーグで1番、スタイル的に自分に合うと思ったからです。あとはレベルの高いライバルがいっぱいいるという、そこからボールやポジションを奪えれば、世界に向けて自分のプレーを見せつけられるチャンスもありますし……。刺激が欲しかったんだと思います。
内野:刺激を欲しがっています、彼は(笑)。挫折を求めています。
塩貝:そう、刺激と挫折を欲しがっています。
ーありがとうございます。では、内野選手お願いします。
内野:最終ゴールはプレミアリーグでプレーしたいので、そのためには日本代表に入らないといけないと思いますし、自分の年代的にも世代別がないのでA代表を目指すしかないので、まずはA代表を目指すためにサッカーをやりたいと思っています。今年は大学に集中できる環境がここにあるので、まずは大学への恩返しというか、まだ1年半くらいしかいないですけど大学に結果を残せるように今年はやりたいと思っています。
塩貝:かっこいいです。
内野:ありがとうございます。
○試合前について
ー自分が試合前に聞いている曲があれば教えて欲しいです。勝負曲とかはありますか?
塩貝:5曲あって、まずルーティンとして湘南乃風の「BIG UP」で上げてからケツメイシの「涙」聞いてそこでちょっとおっとりさせて……
内野:あえておっとりさせるんだ(笑)
塩貝:ちょっと待って、ここで共有しちゃう(笑)。これこれ。guca owlの「DIFFICULT」でちょっとぶち上げて、ONE OK ROCKの「キミシダイ列車」でほぼ爆音で聞いて、エミネムの「Lose Yourself」でもう閉めるんですよ。それで最後にブラーの「Song 2」っていうやつは海外とかで点が入った時に「フーフー♪」って言うんですよ。
内野:うん(笑)
塩貝:分かります?それ。うっちー分かる?
内野:ちょっと聞いてみるわ。あーー!これね(笑)。分かる!
塩貝:もうそれ自分の曲だと思っているのでそれで上げています。
ー関東リーグの時もJリーグの時も変わらないですか?
塩貝:なんでそんな変えたがるんですか(笑)。変えていないですよ。
ーじゃあ関東の時は下田(=慶大のホームグラウンド)でそれ聞いているってことですか?
塩貝:下田来る前です。
ー試合前は何か聞きますか?
塩貝:試合前ってどれくらい前ですか?あれでは僕は聞いていないですね。会場に着く前に結構聞いているので、関東リーグだと結構送ってもらう時も多いですけど、試合会場までの電車か車かで聞いてJだとみんな一緒にバスで行くのでバスの中で聞いています。
ー内野選手はいかがでしょうか。
塩貝:ZORNだよ、どうせ。
内野:はい(笑)。ZORNっていうラッパーがいるんですけど、その人の曲を聴いています。具体的な曲はあんまないんですけど、ZORNの曲をプレイリストで20曲……あ、45曲ありました(笑)。45曲あるのでそれをグルグル流している感じです。
塩貝:45曲聞くの?
内野:時間があったら45曲をシャッフルして聞く。45曲を聴くわけじゃないよ(笑)
○最後に
ー対談やってみていかがでしたか?
塩貝:質問ありますか?
内野:ん?
塩貝:僕はやっぱうっちーに1個質問があって、点取る時とかってゴールの言語化とかってできているのかっていうのは気になりますね。どうやったら点取れるかとかの言語化ってできているのかなって。
内野:アップデートは日々していますけど、まあなんとなくは。
塩貝:かっこいいっす。あとなんか点が取れなくなった時ってどうしていますか?
内野:まあトレーニングが足りていないと考えます。
塩貝:それは何のトレーニングですか?
内野:点を取るためのトレーニングです。
塩貝:具体的に言うと?
内野:運もだし、味方とのコミュニケーション、自分の技術とかです。
ー内野選手から塩貝選手に何か質問とかありますか?
内野:どうやってそんな足が速くなったんですか?
塩貝:それはもう何回もあなたに伝授しているはずです。
内野:はい、ありがとうございます(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました!
世代別代表で共にプレーし、同じ大学サッカーという舞台で戦う2選手の対談はいかがでしたでしょうか。
慶應の怪物、塩貝健人が8月25日に立つ舞台は国立競技場。
「負けない。」
その気持ちで魅せるプレーを是非、国立競技場でご覧ください!
【早慶サッカー定期戦 -試合情報-】
8月25日(日) 18:00kickoff
聖地・国立競技場にて開催いたします。
11年ぶりの国立早慶戦。
是非ご来場ください!
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早慶部員一同、皆様のご来場を心よりお待ちしております!!
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