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つくる
心がざらざらとして、いろんな考えが頭の中に散らかってしまう時は、料理をするのがいいです。
今日の晩ごはんでも、明日のお弁当でも、お菓子でも。
なるべく丁寧に、でも効率よく行います。
料理には、様々な手順があります。
野菜を洗い、皮をむき、目的に合わせた大きさ、形に切る。
肉に下味をつける。
調味料を量り、混ぜ合わせる。
万遍なく火を通す。
全ての作業にきちんと意味があり、適切な順序があるのです。
それらをひたすらこなしている時、頭の中では余計なことを考えていないことに気がつきました。
考えているとしたら、もちろん料理のこと。
次の手順や、出来上がった後のこと。誰かのためにつくる時は、食べてくれる人のこと。
ひとつひとつの手順に意味がある、ということにけっこう救われていて、散らかっていた考えもすっと整理されて、ほんとに必要なひとつがぽんと浮かんできたりします。
何より良いのは、その作業の果てに料理が出来上がるということ。丁寧に作られたものは、心のざらざらも和らげてくれます。
お腹が満たされ片付けが済んだ頃には、少し気持ちが軽くなっていて、心にも栄養が取り込まれたような、そんな気がするのです。
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