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洗濯機に追加してほしい機能について

息子のいない(修学旅行)3日間は、特に洗濯が楽ちんだった。量が少ないし、汚れも少ないし、「今日体育あるねん!」みたいなことがないから労力も縛りも低い。帰ってきたらいきなり3回ほど回すことになってやれやれである。

洗濯機は縦型の全自動で乾燥機はついていない。水量と洗いの分数とすすぎの回数、脱水の分数、あとは、お風呂の残り水を使うかどうか、使う場合は、洗いだけか、すすぎ1回か2回かを選択し、「スタート」ボタンを押すと完了予定時間が出てくる。だいたい、65分、とか出てくる。

終われば「ぴー」という音とともにお知らせがあって、取り出してベランダに干す。出勤の日にここまでやって出かけようと思うと、7時には終わらせたいので5時半ぐらいには洗濯を開始したい。色落ちしそうなものや、あんまりガルンガルン回したくない繊維質のものは選り分けて手洗いしたいし、泥汚れや汗じみのスゴイ息子のサッカーや体育関係のウェアは洗濯機に放り込む前に予洗いしたい。そんな「事前準備」的な仕事をしようと思うと5時。

5時に起きて洗濯開始。

そして今日のような、3日分の修学旅行に持っていった洋服たちが山のように積まれている日などは1回では終わらない。3回ぐらい回すことになるので、前述のようなやり方でやると、65分✕3回。

逆算すると3時開始。ありえない。

そして私の実家は未だに二層式の洗濯機を使っていて、その理由は、「全自動だと水が出っぱなしでもったいなくて任せていられない(byお母さん)」なので、娘の私も、全自動を使いながら、すすぎで水が出しっぱなしというのが気になってしかたがない、というか罪悪感のようなものを持ってしまうのだ。

というわけで、3回も洗濯機を回すときには、1回目の洗いが終わったタイミングで、洗濯物をすべてバケツに移し、2回目の洗濯物を投入して同じ石けん液で2回目の洗いをする(泡立ちが足りない場合は液体石けんを追加投入する)。2回目が終わったら、またバケツに移して3回目の洗濯物を入れる。というふうに洗いを最初に3回やる。

こういうときは、1回目が汚れの少ないもの、2回目がまあまあ汚れているもの、3回目は、めっちゃ汚れているもの、というふうに仕分けて洗う。

その後、それぞれすすぎと脱水をする。

洗い① → 洗い② → 洗い③ 
→ ①のすすぎと脱水 → ②のすすぎと脱水 → ③のすすぎと脱水

さらに細かいことを書くと、すすぎは3回行うのだが、1回目のすすぎはお風呂の残り湯を使う。2回目と3回目は水道水。

理由は、1回目のすすぎは泡切れをさせるのが主な目的なのか、水がたまって数回まわるとすぐに脱水するので、「これなら残り湯でよい」と判断したからだ。

なので、それぞれのすすぎの1回目は風呂水利用、2回目と3回目は水道水、とスイッチのオンオフをする。

自分で書いててもアホやな、と思うけど、もはや全自動でもなんでもなくて、全自動洗濯機に張り付いて、自動化したくないポイントポイントで一時停止をして機能をオフにしながら洗濯をしているのだ。お母さんから「二層式に戻したら?」とニヤニヤしながら言われそう。

とはいえ、洗濯物が1回で済む場合には、5時スタートではあるものの、ほぼほぼ全自動で洗濯は終えられるので、全自動は便利だ、とは思っている。まあ、スイッチを押し直したいタイミングで、洗顔や髪型のセット、メイクをするよう、洗濯機の仕事の進捗に合わせて、私の出勤前の身支度をスケジュールしているので、やっぱり横には張り付いているわけだが。

こんな洗濯機の使い方をしている人は、多くないと思うので、私のニーズなど新しい洗濯機の機能開発で取り入れられるわけはないのだが、ひとつだけ、追加してほしい機能がある。

「洗濯の途中で蓋を開けても、洗濯を止めない」という選択肢だ。

全自動に限らないと思うが、ユーザーの安全を考え、洗濯途中で蓋をあけるとエラーが出て洗濯は止まる。ピーピーとエラーをお知らせしてくれる。もちろん、小さな子どもが好奇心で蓋をあけて怪我をするなどはあってはならないことなので、デフォルトはそれでよい。

けれど、私のように洗濯途中で泡立ちを確認したり、すすぎ水の濁り具合をみてすすぎ回数を増やしたり減らしたりしたい者にとっては、注水、洗い、すすぎの時は、蓋を開けても止まらないのがありがたい(脱水は止めてもらって構いません)。

そうしてくれると、たぶん30分ぐらい時間短縮になるし、洗濯を自分のコントロール下に置けている、という満足感をともなって、洗濯物を干すことができて爽快な気分になりそうな気がする。

まあ、二層式を勧められるかもしれないけれど・・・。

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