勉強時間を増やせば増やすほど得点が下がる本当の理由とは?
よくこんなことがあります。
テストの得点が返って来たときに「何でこんな点数なの?」と本人も保護者もショックを受けるという事がありますが、学校の先生や塾の教師や家庭教師はなおさら「どうして?」と首をかしげる事があります。
それは、テスト前の演習だったり、ちょっとした内部テストで確認した時にはかなり順調で、「今回はこれはいけるぞ」と思っていたのに、ふたを開けてみると、普段できている問題も含めかなりの間違いがあり、さらにだいたいそういう場合に共通するのは、時間不足で最後の付近は白紙といった状況がみられたりするからです。
正に予想外の結果です。
慣れていない指導者や保護者の方、そして当の本人はここですぐに「頑張りが足りなかった」「次は1.5倍やろう」いうような計画を立ててしまったりしますが、これが真の間違いの始まりです。
そういう対策を行うことは逆効果になる事が多く、次のテストでは1.5倍くらいの時間と量をこなしたのに、得点や順位は何とまたさらに下降してしまうということが現実にあります。
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