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2021年「Smart Habit LTV」展開加速と4.1億円の資金調達

こんにちは。WizWeの森谷です。
2020年はコロナ禍で一時マイナスインパクトを受けたものの、後半から再び事業成長がはじまり、業績は右肩上がりに伸びていきました。

2021年は、年初から法人語学事業は力強く成長していきました。Smart Habitを用いた法人研修は高い成果を上げ続け、安定して新規導入も出るようになりました。

法人語学は、事業計画で立てたロジックの実現性が高くなってきており、このまま伸びていくことが予測できるようになりました。

「Smart Habit LTV」展開を加速

WizWeにとっては、習慣化プラットフォームの社会実装がミッションです。経営会議で話し合った結果、私は完全に法人語学の事業からは離れ、スクール事業(BtoBtoC事業=現在のSmart Habit LTV)に注力することになりました。

また、2021年3月には開発責任者の岩井がWizWeに参画しました。細川によるスカウトで接点を持ってから、ずっとコミュニケーションを取っていたのですが、晴れてフル参画となり、Smart Habitに関わるメンバーは皆テンションが上がりました。

(2021年3月 岩井賢二が参画。後に取締役CTOに就任)

また、Smart HabitのBtoBtoC事業は、価格を590円/1名とした所から、大きな需要がとれるようになりました。大手スクールで導入された所、力強い成長がはじまり、新たに会員数数万~10万という規模の事業者様との導入商談が具現化するようになっていきました。

月額性の大規模事業者様向けのユーザー様の離脱防止サービス、LTV最大化サービスとして大きな市場が広がっており、展開を加速させていくことになりました。

資金調達シリーズ

こうした展開と共に、エクイティの資金調達を開始することになります。大変ありがたいことに、既存株主のモバイル・インターネットキャピタル様、新生銀行様から追加出資のお話をいただきました。また、新生銀行様のご紹介でMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)のコンサルティングをお願いしたエッグフォワード様からもご出資のお話をいただくことができました。

もう一点、このシリーズでありがたいご縁があったのが、早稲田大学となります。

ウエルインベストメント様の早稲田大学ファンドより出資を受ける。WizWeの母体となったWEICに私が入社したのは、フィリピンでの挫折の中、上京してきた時のワクワク感や原点を求めて、早稲田大学を見に歩いたことがきっかけでした。WEICは早稲田大学が生み出したベンチャーであり、MBOの後に、また早稲田大学から支援いただけたことを心からありがたく思いました

早稲田大学のファンドを運営しているウエルインベストメントの瀧口社長とWizWe管理部社員が幼馴染であったことから、社員から紹介を受けました。

WizWeが早稲田大学発のベンチャーであったWEICの語学事業をMBOして設立した会社である点や、早稲田大学との共同研究を既にWizWeで行っていた点、そして、習慣化プラットフォーム事業というWizWeの事業を評価していただくことができました。縁深い早稲田大学のファンドからも支援をいただけたことで、仕事を通じた縁の一つ一つが本当にありがたいと思いました。

日本政策金融公庫様からも新事業資金を出していただける話となり、合計で4.1億円の資金調達となりました。

事業会社様との連携も探りたいという希望を私が持っており、機会があったら資本業務提携ができるように、既存株主に説明し、エクステンションでのエクイティの枠もいただきました。

この枠については、Smart Habit事業のきっかけとなった、英語研修の完走実現でご一緒したサントリーホールディングス様にご出資いただけることになり、2022年2月1日に資本参加のプレスリリースを出していただきました。

WizWeが創業できた原点には、2013年に本格化したサントリー様の英語研修プロジェクト=やり抜く習慣プロジェクトがあります。サントリー様によって生まれたサービスが、10年ほどの歳月を経て、健康やウエルビーイングという文脈で新たなコラボレーションに繋がりました。事業をやり続ける習慣や、人の縁の重なりの素晴らしさを感じた資本参加となりました。

こうして、2022年1月に資金調達ラウンドはクローズしました。

習慣化プラットフォーム事業を磨き抜く

Wの文字のように、山あり谷ありのWEIC時代、そしてWizWeとなってからの新型コロナウイルスのフルリモートなどなど、様々な壁を多くの皆様のサポートのおかげで突破することができました。法人語学事業は力強い成長を続け、Smart Habit LTVはサービス改善と組織体制の強化が進んでいます。

振り返ってみると、WizWeも私も、重要なポイントで実に様々な方から支援をいただいています。パートナー様や、お客様からのご縁、過去の点から今へとつながる線の中でのご縁、社員やアルバイト社員の皆さんがつなぐ縁によって成長してきているように思います。

「習慣化プラットフォーム事業」は、実際に事業運営してつくづく思うのですが、本当に関わるパートナー様や関わる人々の数が多い事業です。360°で関わる皆様の成功があるからこそ、私たちが、成長していくような事業だと心から思います。

一つ一つの局面で、支えていただいた皆様、本当に、本当にありがとうございます。

皆様の支えがあったからこそ、今のWizWeがあります。

私たちは、皆様からいただいた支援を、事業成長という形で還元できるよう、これからもサービスを磨き続け、事業に打ち込んでいきます。

また、今このnoteがアップされるタイミングでは、スタートアップを取り巻く環境は暴風雨のようであり、スタートアップ冬の時代という言説も広がっていますが、一人ひとりのお客様に寄り添い、360° Successを体現しながら、事業を磨き抜いていきます。

外部環境は厳しい中にありますが、日々事業が成長しており、法人事業は2022年6月は請求書発行の最高新記録、LTV事業も毎月大きな受注が取れています。皆で、今回の大きな波も乗り越えていきます!

共に、一生懸命仕事をし、共に学び、共に成長を続けていく、そうした習慣化プラットフォーム生態系を皆さんと一緒にこれからも創っていけたら、この上ない幸せです。


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