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バフェット太郎は単なるアフィカスに落ちてしまった

バフェット太郎氏は著名な投資ブロガーで、「バフェット太郎の秘密のポートフォリオ」を執筆しています。彼の投資手法は非常にシンプルで、「米連続増配高配当株10社に均等分散投資を行い、毎月最後の金曜日に組み入れ比率最低銘柄を5000ドル(約50万円)分買い増す。買い増し資金は配当からね捻出することで、配当の再投資を行う」というものです。
2018年4月には投資手法を元にした本も出版されています。

 一方で彼の投資手法が優れているという明確な根拠はありません。実際にS&P等のインデックスと比較しても投資パフォーマンスは劣後しています。これは彼のポートフォリオにタバコ株や石油株が組み入れられており、これらの銘柄のパフォーマンスが大きく足を引っ張ったことが主な要因と考えられます。
 また、彼のブログはいわゆる「煽り」が特徴的で、Amazon等の高成長株への投資を「くそダサい投資家」として罵っていました。(彼の投資パフォーマンスとAmazonに投資していたらえられていただろうパフォーマンスを比較したら雲泥の差であることは、言わずもがなです)また、短期投資家についても投機家としてこきおろしています。

 米国高配当株への集中投資を推奨しているバフェット太郎氏ですが、なぜかブログの記事にはビットコインへの投資を推奨する記事が見られるようになってきました(例えばこの記事など)アフィリエイト目的の記事であることま明白で、自身の投資手法のポリシーの無さをうかがわせます。

 総括するとバフェット太郎氏の投資手法の優位性については明確な根拠もなく、実績もでておりません。一時期はマーケットの状況など多少有用性のある記事も見られたのですが、今はアフィリエイト目的の記事が大半となり、参考にならなくなったのが残念に思われます。



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