頭を良くする簡単な方法 3 / 文脈ごと入れる
インプットに成功するには「文脈ごと入れる」のが一番早いのですが、それだけだと意味不明だと思うので詳細に書いてみました。
昔はインプットがド下手だった…
これは僕の具体例。
昔IT業界に飛び込んだとき、知らない単語だらけでした。
その時どうやって勉強していたかというと…
「知らない単語が出てくる度にネットで単語検索する!」
ということ。
ここまでは悪くないが、問題なのはその後。
その単語の定義や意味をたった一つのサイトから読み取ろうとしていたのだ。
例えば「TCP 意味」と検索して、「IT用語辞典 e-words」というサイトが出てきたら、そのサイト上の説明を必死に暗記していた。
「辞書は正しい、素晴らしいもの」という思い込みから、その難しい書き方に本質があると考え、なるべく小難しい辞書形式の説明を読むようにしていて…。
あまりにも分からない場合は「TCP入門」とか初心者向けのサイトに逃げたが、そこでも結局そのサイトだけを読んでいた。
今考えると非常に非効率的な…。
脳の癖を知って、上達したインプット方法
では今はどうやっているかというと、
「そのワードに紐づく、とにかく多くの情報を見る。」だ。
DNAという言葉を知りたいなら、DNAに関連した動画を何本も見る。
DNAで調べて出てきた文章サイトを何十サイトも見る。
DNAを説明している本の箇所を、何冊も読む。
結果として、全て違う説明になる。
同じ言葉のハズなのに、似ている説明、切り口の違う説明、レイヤーの違う説明と、かなりバリエーション豊かなのである。
これの全てに目を通していくと共通している使い方や周辺知識、対となる概念、重要な概念などが自然と頭に入ってくる。
最初はDNAを調べていただけなのに、何故かレトロトランスポゾンやヘテロクロマチンも同時に覚えてしまえるモードになれるのだ。
それを繰り返しまくって「もういいわ分かったこの説明はもう飽きたわ」
ってなったらもう勝ち。
それを自分の頭の中でまとめたり、「この場合は?」「一言で言うと?」とこねくりまわしてみる。
それで自分の納得いく説明が出来る状態まで持っていけていればその言葉を理解したということ。
そしてこれが文脈ごと入れるということの本当の意味。
言葉に意味は無く、文脈にしか意味は無い。
一生懸命言葉尻だけ追っていっても遠回りなだけなのです。
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天才脳を創るコーチやってます。
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