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【ナダルがカタール】

【ナダルが語るカタール】
 

中東諸国の中で
カタールは独特の国だ。


カタールをカタル

私が知っている範囲の比較である。
対象は
UAE(ドバイ・アブダビ・シャルジャ・フジャイラ・・・)
オマーン
バーレーン
サウジアラビア
極めて限定されている
・・・・・・『ヘンな国』
とは言わないまでも少々風変りな国家である。
 

ナダル

ナダル・・・
といってもテニスプレーヤーの方ではない
【コロコロチキチキペッパーズ】のナダルさんだ
が彼も極めて風変りな芸人だ。

断定するほど彼に関する知識はないが
吉本興業中東諸国に置き換えると
似たような立ち位置に見える。

そして両者の共通点は・・・音韻の類似性
(※おやじギャグ目線である)
のみならず
確信犯的に【くせもの】を演じているように感じる。

ナルシスト・自己中・・・・

テレビ番組で見せるナダル氏の横顔は
『ナルシスト・自己中・虚言癖・鼻持ちならない』
と散々だ。
もし自分が世間からそういう評価を下されたら・・

枕を高くして眠れる夜は訪れないだろう。
仕事とは言え頭が下がる。

実際の本人を知らないのであくまでも感想だが
ご当人はそれほど『嫌な奴』ではないと思る。
それともそこまで含めた戦略なのであろうか?
そうであるなら戦略勝ちだ。
 

悪役商会

悪役を演じる役者は『嫌われてナンボ』である。
悪に見えない悪人は現実の世界に掃いて捨てるほど存在する。
せめて架空の世界では
『だれからも嫌われる』
リアルな悪人を演じる役者さんが存在してほしい。
かつて【悪役商会】で悪人を演じた皆様は、
それでも人品人柄が滲み出ていた。
人柄の良さは仕種や言葉の端々に表出するため
どんなに完ぺきな演技をしても本当は
人格者であることを視聴者は見抜いていた。

嫌われてナンボ

コロチキのナダルさんには同じ匂いを感じる。
しかしせっかくの商売を邪魔してはいけない。
彼は『嫌われてナンボ』を演じているのだ
コチラ側も彼に罵詈雑言を浴びせ、
唾棄すべき対象と見下すのが正しい視聴者なのかもしれない。

一方のカタールも同様だ。
ならず者国家との貿易や他の中東諸国との
覇権争いなど『KY』を演じているように見える。
本当にそうなのだろうか。

国際情勢は千変万化である。
覇権国家や侵略戦争という言葉は20世紀の造語だ。
19世紀までは強い国が植民地支配することを
否定する条約や国際機関は存在していなかった。

大見得

1920年に設立された国際連盟も実際は
『大国の利益相反調整機能』
が最大の役割であった。
歌舞伎の大見得と実質同等である。
現在の国連は言わずもがなだ。
ロシアにしろ、ハマスやフーシー派も
『やっている事』は褒められたものではない。

現在の国際感覚では『違法行為』だ。
だからと言って

『天に代わって成敗いたす』

訳にはいかない。
所定の手続きを踏んでペナルティーを課さなければ
『私的制裁』の国際版になってしまう。
彼らの反論に正当性を与えるのは本末転倒だ。

その時誰が・・・国連のように表面的な場所でなく
・・・人脈と信頼を元に実質的な折衝を行うのか?
きれいごとを演じるモノだけでは駒が足らないのだ。

カタールのようにある種
『中東のナダル』的な国が必要不可欠な理由は
その一点にある。

国際社会にも善人ぶった悪人はギョウサンいる。
悪役をあえて演じているカタールの真価は
日本の
『お花畑ジャーナリズム・ジャーナリスト』
には理解不能だろう。
 

【ナダルが語るカタール】


昨晩夜中に目が覚めふと脳裏に浮かんだ
【ナダルが語るカタール】という
どうしようもないおやじギャグをここまで
膨らませる俺の文章表現は・・・
とナダルさんの真似をしても
元の人品人柄が備わっていない小生は単純な
【奢れる者】
として久しくうだつが上がらない。

悪役を演じるナダルさんとカタール
活躍を今後も注目する次第だ。


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