見出し画像

海上幕僚長のインセキ辞任

適性評価が必要な護衛艦の職場へ
「新入隊員を投入すべきか」
たまごが先かニワトリが先か
その議論にそっくりです


海幕へ隕石が落ちて・・・
対応が悪くて辞任したのかと・・・

2014年に施行された

特定秘密保護法


防衛や外交などに関する
「特定秘密」に指定された情報を
適性評価を受けた・・・認められた人
のみと定め・・・


適性評価は簡単にはおりません。
当然です
機微情報を扱うのであれば
政府や機関などが
「交友関係、犯罪歴や借金、
精神疾患の有無や飲酒傾向など」
など徹底的に調査するのも当然です。

もしも「不適格な人間が幹部自衛官」
になり・・・日本が危機に陥る
それは絶対に避けなければなりません。

でもこの議論

「変だとおもいませんか」


適格性は・・・入隊後に本人が
「ものすごく細かい内容」※

※これ以上はご勘弁のほど

本人が了承のもと、ウソ偽りなく事実を
記載して・・・
とある機関が調べる・・・当然です。

自衛隊には「適性評価」を必要とする
職場は「たくさん」あります。

一般論です・・・
護衛艦だって「ご飯を作る」
「エンジンを整備する」
そこには・・・

エンジンに関しては若干グレー
かもしれませんが・・・
適格性をあまり必要としない職場もある

「適性評価」がおりるまで・・・
そういう職場へ
「新入隊員を配置しなければ
いいんじゃね!!」

それは当然そのとおりです。

でも・・・そうなると
「船の航海情報などが並んだ画面を
見れらる職場へ新入隊員が一人も配置
できない」

その職場は「構成年齢が上昇する」
はい「若手がこない!」

「少し待てば来るんじゃねえ!」
それもおっしゃるとおり・・・

でも・・・最初に
「ご飯を作る職場で仕事をスタート」
そうすると
「君は将来戦闘指揮所へ入る職種になるから
それまでご飯を腰かけで作って」

それって「調理員」も
「戦闘指揮所」の配員にも・・・
どちらにも不幸なことになりませんか?

政府関係者によると、護衛艦隊に所属する約60隻の艦艇のうち少なくとも十数隻で、適性評価を受けていない隊員を特定秘密を扱う職務につけ、艦橋や艦内の戦闘指揮所(CIC)のモニターに表示された船舶の航海情報といった特定秘密を取り扱わせる運用が続けられていたという。

朝日新聞から抜粋2024.7.8

戦闘指揮所にも・・・雑用や
様々な日常業務があり・・・
しかも恒常的に人員不足

「CICだけ我慢しろ!」と
あなたが艦長なら言えますか?

「幹部と中堅隊員だけしか存在しないプロの世界」

建前ではそうですが・・・
それで技術の継承が
本当にできるのでしょうか?
根本的に問題は人不足と
それをほったらかしににした
政治家や官僚にあるのでは?

一方では
艦船でもスマホが繋がるように
した方が隊員が増える??

同じ機関の発言でしょうか?
不毛な議論とはこのことです。

男気のある
「酒井良海幕長」の
潔さと苦悩?
わかっていただきたいと記事にまとめました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?