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[URUオンラインスクール]財務スキルを身につけよう!!CF(キャッシュフロー)編


2024年1月〜2024年12月までのチャレンジです!!!

1.はじめに

こんにちは!

【URUオンラインスクール】で1年間本気で学び、1年でリゾート会社のベンチャー企業の次長から最年少部長に昇進できるか!そんなチャレンジをしている、ケイです!

今回は竹花さんの【URUオンラインスクール】でCF(キャッシュフロー)の見方をで学んだので貸借対照表(BS)続きアウトプットしていきます!

私の通っている【URUオンラインスクール】の詳細はこちら👇

2.キャッシュフロー(CF)って何?



投資や企業分析にはお金の管理、お金の動きを実際に見ていくことが非常に重要です!

突然ですが、問題です!
マネーフォワードのキャッシュフロー計算書は①or②どちらでしょうか。

答えは最後に書いていきます!

では、CFについて綴っていきます。

例えば、年度末のソフトバンクの連結キャッシュフロー計算表で、IRとかを見ると、必ずこのキャッシュフローというものが全部載っているのですけど、これはもう字が細かくてすごく見にくいですよね、、、

実際のソフトバンクのCF

でも、よくよく見ていくと、営業活動によるキャッシュフロー、投資活動キャッシュフロー、財務活動によるキャッシュフローと、これら3つに大きく分けられることが分かります。

この3つのカテゴリーごとに細かく書いてあるだけで、棒や矢印の図に移すと、とてもシンプルになり見やすくなります!

例えば、このソフトバンクだと、まず、営業活動キャッシュフローというのが1番先頭に来ます。投資活動キャッシュフローというのが2番目、財務活動キャッシュフローというのが3番目に来ます。


さきほどの表の金額を図のように入れていくと、このようになります。
皆さんが企業のIRとかを見ていく時に、細かい数字は無視して、合計値だけ入れていくと、「なるほど現状はこのような経営状態だな」っていうのがすぐにわかるようになります。

そして、このソフトバンクの数字を見れば分かると思いますが、期首に現金が4.7兆円ぐらいありました。

そして、営業活動っていうのは、本業の営業活動で現金がどの程度増減したか、ですが、ソフトバンクの場合は、通信事業で3.7兆円稼ぎましたよっていうことが分かります。
営業活動が反対に下に行っていると、本業は赤字になるのですが、ソフトバンクは本業も順調であることが分かります。
ただ、ソフトバンクは、本業で稼いだのと同じくらい投資にお金を使っているのです。

投資活動のところを見てもらうと分か李ますが、投資に3.0兆円一気にお金を使っています。
もはやソフトバンクは、通信事業ではなく、投資会社っ言っても過言ではないかもしれません。

次に財務活動を見てみると、0.6兆円を資金調達したということが分かります。

この資金調達で、0.6兆円を調達したうちの現金が、5.1兆円残ってるといった状況になっているということです。

このように、キャッシュフローというのは、大きく分けて、営業活動、投資活動、財務活動、この3つに分かれます!

では、これからひとつひとつ解説していきます。

2-1.営業活動

営業活動というのは、商品を販売して手に入れた現金、材料を仕入れるために支払った現金、広告宣伝費など販売費及び一般管理費、家賃などの支払いに出た現金などはこちらにあたります。

まとめると「本業の営業活動で現金がどの程度増減したか」というのが営業活動によるキャッシュフローに記載されています。

営業活動キャッシュフローが上に向いていれば、本業で儲かったものを、新しい投資の資源として使えるということです。
それから、株主への配当で、利益還元の財源にもなります。

ただ、ここがマイナスの場合はどうなるかというと、営業でマイナスになってしまった場合、投資で回してた分を営業で足りなくなった分に回さないといけなかったり、銀行から借り入れたり、債券を発行して借り入れたり……営業のマイナス分を、他の活動で補うということが必要となってきます。

そして、もしこのマイナス状態が長く続いているようであれば、会社にお金がなくなってきているため、事業の基盤の大改革や改善が必要になってくるでしょう。

実は、この営業活動のキャッシュフローっていうのは、さっき言った3つの区分の中でも1番重要なのです!

2-2.投資活動

投資活動というのは、企業の投資活動によって、「会社に入ってきた、または出ていった現金の動き」を表しています。
こちらはマイナスになっている方が、どんどん投資をして事業を拡大しているため、理想的です。
ある程度マイナスになってる分には、活発的により事業を拡大しようとしているのでむしろ良いということです。

例えば、売上が伸びている企業の場合、もっと売上を伸ばすため、設備の投資とか必要になってきます。
そこで現金が出ていくため、投資活動キャッシュフローがマイナスになります。子会社に投資をすることもマイナスになります。

これが反対にプラスだと、例えば工場を売却していたり、子会社を売却していたり……となります。そうすると、ここが一気にプラスになります。
もちろん、全てが悪いわけではありませんが、竹花さん曰く、プラスの場合事業が縮小しているなど悪い時の方が多いとのことです。

そして、投資活動によって、その会社がどういうところにお金を使っているかが分かるため、会社自体がどういうものに対して興味を持っているのか、どういう風な経営方針で行っているのか、その経営の目指している方向性や、今会社がなにを考えているかが見えてきます。

2-3.財務活動

財務活動は、「資金調達と返済による現金の動き」を表します。資金調達をしたらお金が入ってくるため、プラスになります。反対に、返済をしたらマイナスになります。

企業が上場して、資金調達をした場合は、お金がいろんな人からたくさん集まるため、一気に黒字になったり、債券を発行しすぎた場合も黒字になったりします。しかし、債券発行の場合、後からどんどん借金が膨らんでいくとかあります。


2-4.まとめ

営業活動キャッシュフローはプラスが望ましいです
なぜなら、本業でしっかり稼げているからです。

投資活動キャッシュフローは、プラスであれば、設備や株を売却してる=事業を縮小しています。
反対に、株に対してどんどん投資をしているということは、積極的なものなので、マイナスというのは理想的ということです!

そして、最後の財務活動というのは上に向いているのであれば、銀行とか投資家から資金を調達したということで、下に向いてるのであれば、調達した資金を返済してるという見方ができます。

さらに、この動きには大きく分けて、6パターンの動きがあります。この6パターンをひとつひとつ見ていけば、先ほどのソフトバンクであっても、合計値を3つに振り分けるだけで、この企業がどういう方向性でやっているのかっていうことがわかるようになってきます。

○健康経営型

営業↑

投資↓

財務↓

本業で儲かって、その資金を借入の返済に使ったり、投資に回したりしている一般的な経営の型。

○攻め型

営業↑

投資↓

財務↑

本業で儲かっていて、資金をさらに投資して、足りない分を借入してる型。投資にかなり攻めている型。

○治療型

営業↑

投資↑

財務↓

事業は悪くなる時もあるため、営業活動で儲かっている中、少し先を見越して、本業や設備の売却で資金を得て、それを返済に充てている型。

○衰退型

営業↓

投資↑

財務↓

明らかに営業活動で儲かっていない型。本業で資金が出ていきまくりで、その上で返済を進めていっている型。

○勝負型

営業↓

投資↓

財務↑

スタートアップなどに多い、かなり勝負している型。
営業活動は下がっているため、本業では儲かっていません。ただ、投資をどんどんしていて、自分たちの未来のために、投資で資金調達を積極的に行っています。赤字だが「それでも、僕らはこういうのやりたい!だから、資金を調達する!」といった、投資活動で下がったとしても、それで、資金を足して生き延びるイメージです。資金繰りが難しくて、流出しているが、借入よって投資を行っている型。

○東芝型

営業↓

投資↑

財務↑

実際に、東芝は営業活動が良くなかったようです。そして、投資活動で工場を売却し、財務活動で借入行っているようでした。事業を売却しまくっていたようです。


さて、話は最初に戻りますが、マネーフォワードのキャッシュフロー計算表っていうのはどちらでしょう?

マネーフォワードとは何をしている会社か整理していきましょう!

マネーフォワードとは、面倒臭い会計を全てオンラインで行う、クラウド会計を提供している企業で、情報・通信業をしています!

もっと具体的にサービスを見ていきますと、「お金を見える化サービス マネーフォワードME」と「マネーフォワードクラウド」があるようで、家計や資産などの、個人のお金に関する現状や課題をリアルタイムに可視化し、解決を目指すサービスで、会社の経営に直結する現状や課題をリアルタイムに可視化し、解決を目指す、バックオフィス向けのSaaS(Software as a Service)があるようです。特にSaaSモデルには、クラウド会計・確定申告、クラウド請求書、クラウド経費などがあります。利用期間に応じて、使用料を取るモデル。

マネーフォワードは2017年に赤字で上場しました。

営業キャッシュフロー:あまり良くない。SaaSモデルは、赤字になりやすい。例えば、そういうモデルであれば、月1,000円だったら3年以上使わないと4万円以上の売上が立たないのです。

投資キャッシュフロー:自分たちの未来を感じて投資してる!ただ、ITはパソコン一つでできるから、固定資産はそこまでかからない。

財務キャッシュフロー:上に向いている。ただ、上場したての会社は資金調達の額以上に投資することは考えにくい。

ということで……答えは①がマネーフォワードとなります!②は武田製薬工業のキャッシュフローとなります。

いかがでしたか?

難しいと思い込んでいたキャッシュフローも理解できればそこまで難しいものではないですよね!

3.最後に


最後までお読みいただきありがとうございました!

今回は【URUオンラインスクール】で学んだCF(キャッシュフロー)の見方を綴っていきました!

いかがでしたか?
勝手に難しいと思い込んでいただけで、そんなに難しくないと感じた方も多いかったのではないでしょうか?

今後も【URUオンラインスクール】で学んだ事をアウトプットすると同時に、竹花さんの紹介、【URUオンラインスクール】の魅力をなどを発信していきますので、スキとフォローをお願い致します!

是非次回も読みにきていただけると嬉しいです!

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