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崩れるチームと崩れないチーム(魔境のBリーグ1、2月編)

バスケット人生において様々な経験をしてきた。
学生の頃、日本一にもなったし、全国大会とは無縁のチームから全国大会への出場をしたり、プロ時代に昇格1歩手前まで見えたシーズン、昇格したチームもあれば、下位争いをするチームにいた経験もあった。めちゃくちゃ試合に出るシーズンもあれば、マジで出ない時もあった。

崩れるチームと崩れないチーム

現役の頃シーズン中の1、2月が特にメンタル的にタフだった。
なぜなら、Bリーグで1、2月くらいには昇格や降格、残留がある程度見えてくるから。

1、2月までくればシーズンINから積み上げてきたチーム力の差が出てきて、降格や残留が見えてくるチームは、チームとして戦う所でどうしても崩れてしまう
来季を見据える選手も出てくるし、チームプレーと個人スタッツは切っても切れない関係だから。
もちろん下位のチームが上を倒す事もあるけど、やっぱり崩れないチームは連敗をしない。それがシーズンを戦う上で大切な事だと僕は思います。

プロとアマチュア

学生の頃やプロの頃崩れないチームに居た経験があったけど、プロとアマチュアで崩れないチームの雰囲気が違うかと言われたら、今思えばあまりそうではない気がした。
逆に崩れるチームもプロとアマでも同じような雰囲気だった。

チームで戦う上で大切な事は多分皆が知っている言葉だと思う。
同じベクトルを向いて、共通認識、共通理解などなど。
けど実際それを本当にチームに落とし込む為に何が必要なのか?って言われた時に体現できる人ってそういうチームに在籍したり、沢山挫折やいろんな人の気持ちが理解できる人でないと僕は分からないと思います。

崩れないチームを作る為に

いつもの個人的な意見ですがの時間です。笑
ここからは僕の個人的な意見。

やっぱり崩れないチームを作る為にはチームの先頭付近に立つ人の存在がすごく大きいと思います。それはコーチ、キャプテン、最上級生、エース、ベテランの在り方が凄く重要になってくると思います。
先頭付近に立つ人はオンコート、オフコートも正しくなければならない。

今まで経験してきて、先頭に立つ人がチームの為に考えて引っ張ったり、お互いにリスペクト関係にあるチームは本当に崩れないと思う。
試合に出る出ないの優劣がチームの中の立ち位置に関わってくると凄く崩れやすいチームになるんじゃないかなーと思います。

チームの先頭に立つ人が試合に出ない人にこそ寄り添って、遅れないように引っ張って鼓舞し、チームの皆が各々の場所と役割に日々の成長を求めながら、過ごしていくと自然と40分間戦う意識が出てくると思います。


そして何よりそんなチームでやるバスケはマジで楽しいし、そのチーム力は個々の能力以上のものを発揮する。

あとはそういうチームは沢山のメンバーが試合に絡むイメージあります。


Bリーグ見てても、組織力があるチームは予算が格上のチームでも組織力で勝率を上回るし、そのチームってあんまり人が変わらないですよね。笑


もちろん人と人だけど、その垣根を越えれば素晴らしい力を発揮できると思います。

先頭付近に立つ人が、あの人には意見を言えるけど、あの人には言えない。
そういう所からチームの不穏や不満がはじまり、本当に今やってる事が正しいのか?と彷徨っていくと僕は思う。

今日はここまで。

組織で戦うチームに居たら、その組織を離れていてもやっぱり繋がるし連絡を取り合う仲になりますよね。
離れていてもリスペクトするし、思い出話が尽きないと言うか、、、笑

努力が報われるとは限らないのがスポーツだけど、下手でもそれも認め合えるチームを今後作っていきたい。

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