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夏休みの宿題

不登校三年目の夏休み。

娘は去年夏休みの宿題を割と頑張って取り組んでいたのですが、今年もやるやっています。ただし、やる気が出るものだけとのこと。

それでも、大量の英語のプリント、英語のワークブック、『黒い雨』を読んで書く読書感想文、自分の子ども時代のエピソードを書く宿題や、ラジオ体操などの日々のルーチンタスクを課す宿題など、結構分量があります。

特に英語に関しては、娘は中一の夏以降英語の授業を受けておらず、去年の夏休みの宿題と、時々やっている進研ゼミの通信教育だけで圧倒的に英語に触れている時間が少ないため、まだ文法も見についてないし、単語も覚えていないので、いちいち「これはなんで"s"がつくの?」「なんでここにanyがいるの?」など、プリント一枚終わらせるのが大変です。

大げさに言ってるところはあるものの、一枚やるのに5時間かかるとのこと。「こんなに宿題を出したら、夏休みなのに休めないじゃん」と文句を言っていました。

内心、学期中に授業を受けてる子なら、一枚に5時間もかからないけどね、と思いつつ、もちろん口には出しませんが(笑)

英語に限らないですが、語学の文法は、その言語の組み立てを頭に入れるのに非常に有用で、文法を学ばずに語学を学ぼうとするよりは圧倒的に効率的ではあるものの、必ず例外があるので、初学者は、その例外事項にぶつかりやすく、覚えることが多くて嫌になるきらいがあると思います。

そういう「なんでこうなるの?」にぶつかるたびに、イライラせず、覚えることが多すぎると絶望せず、淡々と学びたい言語に接して、覚えて、身に着けるのが肝要な気がします。

聞かれたら、文法的に説明できるところは繰り返し教える、例外事項については、そこはそういうもんなんだよ、と言うしかなく、歯がゆいのですが。

英語については時間がかかって大変だけど、終わった時の達成感が欲しいからやると言っていました。その達成感を求める気持ちがなんとか持続してプリントを終わらせられれば、当人の自信、自己肯定感に繋がると思うので、できるといいなあと見守っています。

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