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2024年初夏、出雲大社&近辺【一人旅の参考にどうぞ】【聖地巡礼】(後半)

こんにちは。

5月の島根旅行で出雲大社やその周辺をめぐりました。
そして、東方Projectの聖地巡礼もかねてます。
出雲大社のみ前半の記事に分けてありますのでよかったらコチラも見ていってください。

島根県立古代出雲歴史博物館(11:40~12:40)

出雲大社に行くならこちらも絶対に行きたい。
出雲大社の宝物館に展示されていた出土品のレプリカもあり、ありがたいことに写真に収める事ができました。

写真は基本OKだったのですがSNS掲載は要お問い合わせとのことでしたので、アップは控えておきます。あしからず。

見どころはたくさんあるのですが、一番は平安時代の出雲大社本殿1/10模型でしょうか。

出雲大社の神祜殿の項目で記載した通り、
巨大な柱が採掘されたことにより、古文書に記されていた高層本殿の存在が現実味を帯びたわけでして、
1/10スケールでも十分に迫力がありました。

また、弥生時代の銅剣を再現した展示もあり、金色に輝くさまが美しかったです。
神社と比べて入館者はまばらでしたが絶対に見たほうがいいと思った施設でした。

稲佐の浜(13:10~13:15)

小雨&強風で波が高かったです。恐怖すら感じました。

出雲大社から少し移動して辿り着くこちらの砂浜ですが、神話の舞台らしいです。

アマテラスの使者としてタケミカヅチが中つ国に降り、そこでオオクニヌシと交渉しました。
オオクニヌシは自分の息子の意見を聞きたいとし、コトシロヌシとタケミナカタに尋ねたところ、了承したコトシロヌシとは反対意見のタケミナカタは国譲りを認めず力比べをタケミカヅチに挑んだところ負けてしまいました。

タケミナカタと言えば、そうですね、神奈子の元ネタの神様の1人ですね。
こちらも儚月抄で名前だけ出てきますね。

月と守矢の関りといば紺珠伝ですね。
如何せん難しすぎて霊夢以外ではクリアできなったんだよなぁ、、
霊夢ですらトゥルーエンドは見られていない。
(そもそもイージーシューターなのでシリーズ問わずノーミスクリア自体が非常にハードル高い)

早苗ルートのEDで月との因縁について何か触れてたりするのだろうか。

稲佐の浜のシンボルといえば弁天島

出雲観光ガイド曰く、神仏習合時代は弁財天を祀っていたそうですが、明治からは豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)を祀っていたそうです。神仏分離令ですねきっと。

国譲りの交渉が行われたとされる屏風岩も見たかったのですがどこにあるかも分からず、強い潮風に耐えかね車に逃げ込んでしまいました。
そして初めての体験、潮風でフロントガラスが真っ白になっていました。

日御碕神社(13:40~13:55)

曲がりくねった道をひたすら走り到着。
悪天候は収まるどころか風は強くなっていました。

悪天候でしたが私以外にも参拝者がいらっしゃいました

とはいえせっかく来たのでお参りをば。

こちらの神社のご祭神は、天照大神(アマテラスオオミカミ)と素盞嗚尊(スサノオノミコト)。

各社お引越しの経緯はあれども、奈良時代に編纂された『出雲国風土記』に「美佐伎社」として存在していたようですので歴史ある神社のようです。

楼門をくぐったさきには下の宮「日沉宮(ひしずみのみや)」があり、そこに祀られているのはアマテラス。

こちらは伊勢神宮と対になっているらしく、昼の間は伊勢神宮、夜は日御碕神社でこの国を守って下さっているそうです。

近くにある経島(後述)にあったそうなのですが今は陸地へお引越しされています。

楼門にいらした狛犬。
珍しく二体とも角がありました。
日沉宮の彫刻、なんですが、全体的にのっぺりした印象。
体毛や色を見る限り獅子が獏なんだろうけど、首はどこ、、?
右手に回るとスサノオを祀る上の宮「神の宮」

出雲大社に続いて、やっぱりスサノオは別格なんですかね。
天津神の中でもトップの立ち位置の神様より上の場所にあるので変に勘繰ってしまいました。

そして、写真を撮ることに夢中でぬかるんだ場所で危うく転倒してしまうところでした。
そんなこと考えるから神罰のジャブをくらいましたね。

二柱のお参りを終え、元の場所に戻る過程でパシャリ。
春日大社を思い出すデザインです。
(そういえは春日大社参拝したときも雨だったな、、)

経島(13:55~14:00)

神社を後にし経島(ふみしま)へ向かう途中。
白波が凄まじいですが景観ばばっちしですね。
日沈宮が祀られていた無人島の経島。
鉱物の形状からお経を積み重ねている様に見える事が名付けられたと伝えられています。
ウミネコの繁殖地としても有名で、国の天然記念物に指定されているそうです。
ウミネコうじゃぁ

日御碕灯台(14:00~15:00)

日御碕灯台、塔高が43.65mあり、石造灯台としては日本一の高さを誇るそうです。

ビジターセンターで伺ったところ悪天候からこの日は灯台に登る事が出来ませんでした。

それにしても、天候の悪さと灯台を見ているとムーミンの原作小説『ムーミンパパ海へいく』を想起しちゃいます。
面倒くさい父親だなぁと思いながら読んだ記憶。

東映(違います)
巨岩
荒々しいですが景観はどこを見ても綺麗でした。

このあたりは島や奇岩が並び出雲松島と呼ばれているそうです。

ひととり巡って疲れたのでイカを食べてエネルギーチャージ。
観光施設はほとんど閉まってましたがこちらは従業員の方がいらっしゃました。
(驚いている様子でしたし、閉める気配があったのでなんだか申し訳ない)

さらば出雲、こんにちは松江

雨強風潮風により疲労困憊の中車で松江へ。
出雲大社までもと来た道へ戻り、その過程は曲がりくねった道なので車酔いし、そこから宍道湖沿いに松江へ向かいました。

いやぁ、眠気とのバトルでした。
信号が少なくその上運がよくないのか、松江近辺に着くまで赤で止まる頻度もほぼなく小休止出来ない状況は大変でした。

つかれたら左折で入れるコンビニに寄ればいいだろとか考えたらコンビニをほぼ見かけず。

極力右折は避けたかったのですが、やっと休める場所を見つけ道の駅秋鹿なぎさ公園で体を休めました。

やっとのことでレンタカーを返却し、日御碕で観光した話をしたらスタッフさんに驚かれてしまいました。
地元の人からしたらこんな悪天候の中出掛けたくないですよね。

そして夕飯はイオン松江内にある“めん宝松江”
(食べかけ申し訳ない)

見た印象塩か醤油ベースですが、豚骨らしいです。見た目だけでなく匂いも豚骨特有のものが無く非常にクリアな味でした。
予習してないと塩と勘違いしますね。

出雲観光は以上です。
明日は松江で観光します。

よかったら前後の記事も見ていってください。

出雲大社周辺(前半)

出雲大社周辺(後半) ※今ココ

松江城周辺(前半)

松江城周辺(後半)

加賀の潜戸

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