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芸術は爆発だ。〜私の陶芸体験記〜

この文章は、約1000文字。4分程度で読めます。新しい趣味を求める方。
親子体験を求める方。
タイトルに興味をもった方。
良かったら、ご一読くださいませ。

急遽決まった陶芸体験

昨年のお盆休み、台風が近づく中、空は生憎の曇り空。 子どもたちは「どこかに連れていって!」と大合唱。 スマホを片手に、子供連れでも楽しめる場所を検索し、陶芸体験へ行くことになった。

急な連絡であったが、無事に予約をすることができた。
私たちは家族全員で車に乗り込み
一路、瀬戸陶芸教室へ向かった。

どんな作品が作れるのか。
期待と不安を抱きつつ。

土のぬるぬる感触が気持ち良い

陶芸教室に到着し、私たち家族は先生から陶芸体験の流れを聞く。
最初は、電動ろくろを使って茶碗作り。
先生のアドバイスを受けながら、器に丸みを帯びさせながら形作る。 指の角度や力の加減で器の厚みが微妙に変わってしまうようだ。
私は先生のアドバイスを聞きながら、少し指を当てる位置を調整したり、人差し指を内側に向けたりしながら、何とか作品を完成させることができた。 形が崩れそうになると、先生が直してくれるスペシャルサポートつきだ。
土のぬるぬるした感触が最高に気持ちいい。
3才の娘は『めちゃ、楽しい!パパ見て〜』とご満悦だ。娘の茶碗が一番綺麗だ。

世界に一つだけの「わが家の表札」

次は、初心者向けの手びねり体験。
電動ろくろを使わずに粘土をこねて作品を制作するのが手びねりだ。 他の方の作品を参考にしながら、何を作っても良いと言われたが、自由な分難しい。 創造の世界には無限の可能性がある。
どうしようか迷ったが、表札を作ることを思いつく。前から欲しかったのだ。
表札。

先生のアドバイスを受けながら、作業を進めていく。
①土台となる板を作り、フチに型取りデコレーション。
②名前の部分は粘土を棒状にして、適度な⻑さにちぎり、ひらがなで文字を作る。
③釉薬を塗る。
④釜で焼く。
完成まで待つ事、1ヶ月。
そして、世界に一つだけの表札が完成した。
家族全員からも大好評だ!
今では、自宅の玄関に掲げてある。
見た目も、十二分にイケテルヨ。

後から知った!陶芸のいいこと✨

勢いで乗り込んだ陶芸体験。
半年以上経った今、その経験を文章にしてみながら、陶芸にはどのような効能があるのか調べてみた。
・土に触れることで心が穏やかになる。
・試行錯誤しながら作品を作ることで、世界で唯一無二の作品に出会える。
・自分自身とじっくり向き合える時間を持つことができる。
・日本の伝統文化に触れることができる。

陶芸には、こんなにもいいことがあるようだ。インターネットで検索すれば、身近に陶芸教室があるかも。
芸術家の岡本太郎は「芸術は爆発だ!」と言った。 あなたも、内に秘めた創造力を陶芸体験で爆発させてみてはいかがだろうか。

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