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子供部屋おじさんとは何者か?

 初めまして。子供部屋おじさんと医学生をしておりますアキラ(30)です。
節目の年齢だし、医学部も各科の実習で忙しくなってきたので色々と記録していこうかと思い立ちました。文章を書く癖はつけておきたいんですよね。
 今回は私自身が該当する「子供部屋おじさん」について、思うところを書いていきたいと思います。ほぼ自己紹介です。

子供部屋おじさんの定義

 まずは定義の確認から。定義と言っても、そもそも新生の俗語なのできっちりとした定義などあるわけもありませんので、私見を述べます。以下の二つを満たせば概ね子供部屋おじさんでしょう。
①社会人相当の年齢であること。20代後半以降。
②両親などと実家に住んでおり、世帯での家賃や光熱費の殆どが家族負担であること。本人の負担は少量。

 さすがに若者には似つかわしくない言葉だと感じます。また、子供部屋という言葉には「親の世話になっている」という意味合いが込められていると考えます。

子供部屋おじさんに必須でない要素

 逆に、子供部屋おじさんという言葉から連想されるが実際には関係ないのではないかと思う要素もあります。
①収入がない
②独身である

 ニートでもアルバイトでも、普通に働いていても子供部屋おじさんです。そして、仮に結婚していても、定義要素②のように多分に親の世話になっているのなら子供部屋おじさんと言えるでしょう。

私は子供部屋おじさんです

 これらの要素を照らし合わせると、私は文句なしに子供部屋おじさんです!30歳、実家住み(生活費4万円/月)ですからね。おまけ要素については収入あり、独身です。普段は学生として生活しているので、収入はオンライン家庭教師で得る少額ですが。ちなみに正しく子供部屋おじさんであり、小学生の頃に使っていた部屋に住んでいます。

子供部屋おじさんの良いところ、悪いところ(客観)

 良いところ、ですか…。言葉にすると悲しくなりますが、基本的に良いところはありませんね。かろうじて、お金を気にする人が「お金かからなくていいよね」と思ってくれるくらいでしょう。一方で、悪いとことはバッチリあります。まず間違いなく「自立が出来ていない」とみなされます。悪ではないですが、良い評価とはなりえませんし、未熟な人間だと感じますよね。
 要するに、客観的にはマイナス要素の方が強いだろうなってことです。

 子供部屋おじさんの良いところ、悪いところ(主観)

 良いところは何と言ってもお金がかからないところです。可処分所得が増えることは、すなわち収入が増えているようなものだと考えるとその重大さが分かるでしょう。私の場合、一人暮らしの場合の家賃や家財を考えると、月あたり5~6万円は節約できていると思います。一方で、悪いところは「客観的に自立していなさそうに見える」ことです。
 ただ、これにはすこし物申したいところがあります。それは「自立していない」のと「自立できない」のはイコールではないということです。例えばいま一人暮らしをして、あるいは家庭を持って自立している方が諸事情で実家住まいになったとき、「自立できない」とはならないでしょう。つまり、「できるけどしていない」という可能性があるのです。例えば私の場合、実家から離れての社会人を経てから、実家住み学生の身分に戻ったので、「子供部屋おじさん」といえどもいつでも一人暮らしに戻れるのです。同類のよしみで擁護させていただきました。なんというか、実家を離れて生活してこそ立派な大人!みたいな幻想があると思うのですが、個人的には全く同意できないですね。それ、経済面考えてる??あえて出費を増やす理由が「一人暮らししてこそ一人前」という思想なのか??と思ってしまいます。
 まあ、本当に自立ができないだけの子供部屋おじさんも多数いると思うんですけどね…。

子供部屋おじさんアキラの展望

 さて、自立がどうこう偉そうなことを言っているけどお前は現実問題どうするつもりだということで、今後の展望をお話させてください。私は2023年2月現在医学科4年生であり、2年後の2025年2月には国家試験、そして2025年4月には医師としてのキャリアが始まります。このときの就職先が実家から近ければ相変わらず子供部屋おじさんをさせてもらうし、遠ければ当然ですが実家を出ます。上にも書いたように、実家の良いところは節約面が大きいので、待遇次第で決まりますね。

最後に

 みなさんの身の回りにも子供部屋おじさんは存在しているかもしれません。もしかすると彼らは、自立できる能力はあっても、自立に魅力を感じていないだけなのかもしれませんよ。


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