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【轟音感想】Paleface Swissの連作EP3枚



1.はじめに

気付いたら2024年が始まっていて、2月すら終わろうとしている。
この事実にビビって今年の2ヶ月何してたっけと振り返ったら、冬休み中の子供の世話と、北欧ミステリとスティーブン・キングのIt読破、ポケモンSVのランクマに精を出してました。
あと胃腸炎になった子供の看病。
基本的にこのNote「轟音感想」で紹介する音楽は”誰かと一緒に聴く”音楽ではない、と勝手な線引きをしているので家族との時間が多いと自然とこのNoteを書くネタも少なくなり、結果的にNoteから遠ざかる。そんな負のループに陥ってましたが、子供も元気になったので今日もうるさい音を浴びています。
あと年明けてから映画も何本も見てたし、インプット作業が多かったのかなーって。

2.Paleface Swissというバンド

今回紹介するのはPaleface Swiss。スイス出身のスラミング・ビートダウン・デスコアバンド。
バンド名に入っているSwissは彼らなりのナショナリズムなのかなぁ。
いつもバンドの情報は大手メタルバンド情報アーカイブのMettalumを参照しているのですが、先般はデスコアに対して塩対応。簡単に探せる参照元を見つけるのもダル・・・てなわけで、音源とその感想だけつらつらと。
公式HPはほぼショップでした。

3.3枚のEP

Paleface Swiss、デビュー年は不明ですが、2022年にアルバム「Fear&Dagger」を発表、あとはシングルとEPが何枚か。
今回紹介するのは
「Chapter1:From the Garrows」
「Chapter2:Witch King」
「Chapter3:The Last Selection」
の3枚。
連作ということで、1曲目の悪魔チックなナレーションがアルバムコンセプトをウゴウゴ話しています。
サウンドはキャッチーさを削ぎ落としつつも、暴れたくなるノリで統一したブルータルなデスコアサウンド。
ビートダウンパートが強力な沈み込みで、すげぇカッコ良い。
ドラムの一音一音が重く激しい音でカッコ良い。
ボーカルの狂気的なシャウト、グロウルも破滅的なバンドサウンド、楽曲の世界観に一致しているんだけども

だけどもー、時折出てくるピッグスクィール(豚の鳴き声みたいなデスボイス)が、ピッグスクィールみたいな声を発音/発声している感じで、違和感なんですよ。
それ以外のグロウル、シャウト、ガテラルは良いです!ただ、ピッグスクィールなー・・・
「ガテラルのテクニック」という概念が理解出来た一瞬でした。
時折現れるガラガラ鳴るラウドなベースもめちゃくちゃカッコよくて、コアとかメタルとか境目を気にするのがアホくさくなるカッコ良いバンドです。
ライブも精力的に行っていて、2月はLionherat、Suicide Silenceとヨーロッパツアーを対バンしてますね。
4月は全米ツアーだそうで、頑張ってほしいところ!
上記情報はインスタからですがライブ写真がめちゃかっこいい!

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