英単語の暗記

(1)経緯

私は最近、特にこの4ヵ月丁寧に英単語の暗記を勉強としてしていました。大学時代もしてはいましたが、正直暗記があまりできず、単語帳を買って一通りやってみたものの、最初の10ぺージだけ覚えていたらよいという結果しか残せませんでした。
今では、なぜできないのかという点においては、スケジュールと王道的な方法を軽視していたのが原因であると現時点では、考えています。
しかし、しっかりとスケジュールを組んで行ったらしっかりと暗記できる数が増えていきました。そのプロセスを綴っていこうと思います。

(2)方法

その行った方法とは、まさに
積み重ね
の一言に尽きます。

一日7単語前後を
単語「意味(赤色)」
単語「意味(赤色)」
・・・
と書いていきます。最後に行った日付を横に書きます。

そして、次の日に赤色の下敷きなどで意味の部分だけ隠して意味を覚えているか、つまり暗記できているかを行います。

ただ、ここで行うのは前日にやってたものだけではありません。暗記できているかを確認するのは、前日、一週間前、一ヶ月前の3つになります。
例えば、今この記事を書いているのが2023/5/11 なので、仮に今日暗記の確認を行うのであれば、
5/10、5/4、4/11
に行った3つになります。
そして、確認をしたあとに覚える単語7単語前後を書きます。
確認して、覚えている場合はokです。単語をみてぱっと意味が出るくらいになれば、完璧です。
覚えていない場合は、わかりやすいようにチェックをつけます。
このチェックはあとになって、意味を持ちます。といいますのは、6/15に単語の暗記の確認をしようとしても、行うのは一ヶ月前までなので、4月にやったものは確認しません。そこで、チェックがついたもののみを最後に同じようにいっきにまとめます。そして、そのまとめたものをさらに、次の日、1週間、1ヵ月とやっていき、そこでわからなかったものはチェックをつけてまとめて、・・・とチェックが0になるまで繰り返します。
このように何度も何度も同じものを繰り返し繰り返し行い、頭に地道に定着させるようにしていきます。
これが、私が行っている方法です。
(本当は画像を載せたいのでパワポで作ってみましたが、ファイルにしかならなかったのでやめました。残念です。)

(3)なぜなのって話

どうして、7単語前後という少ない数を繰り返し定期的に行うのかって話です。

1つめとして、これは人間の話になります。大学時代の英語の先生の受け売りです。人間というのは、忘れる生き物だからというのが理由です。忘れるのが当たり前なのです。つまり、覚えていない、暗記できないのは頭がいい悪いとかではなく、そういった生き物だからというものです。なので、仕事と同じように繰り返し繰り返し行い、マニュアルをみなくてもマニュアル通りにできるくらい同じことをできるようにするのは、忘れる生き物に定着する効率的な方法であるということです。

2つめとして、けっこう有名な話ですが、エビングハウスの忘却曲線を参考にしています。これを参考に暗記を行う期間を前日、一週間前、一ヶ月前という間隔にしました。要は、復習の効率化みたいなものです。これはグーグル検索で具体的に説明しているサイトがかなり多いです。もっと知りたいという方は エビングハウスの忘却曲線 で調べてみてください。

3つめとして、ミラーの法則を参考にしてみました。人間が瞬間的に覚えられる情報の数は、7±2 個 というものです。
暗記は短期記憶から長期記憶への作業も伴っていることから、短期記憶ができるちょうどよい数で覚えるのが一番良いと考えまして、この法則を参考にしました。

この2つの理論と、人間の根本的な性質から(2)の方法を行ってきました。
英語だけでなく、他の分野でも参考になれば幸いです。

(4)さいごに

このやり方が一番英単語の暗記に良いわけではありません。人によって、暗記のやり方が大きく異なるからです。教科書のページを写真として暗記する方もいれば、運動しながら暗記するといった方など、そのやり方は千差万別です。
ただ、闇雲に暗記を大量にするといっても、精神論で解決するものではありません。そこで、私のやり方とお役に立てるような原理を上げさせてもらいました。エビングハウスの忘却曲線はかなり有名だと思うのですが、ミラーの法則は覚えている限り、受験時代には聞いたことがないです。

1つでも、参考になればうれしく思います。

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