2024年6月7日（金）《GB》

《今朝BNを上げ忘れてました。昼間AMを上げる時に気づいて愕然。痴呆症、アルツハイマーかな》
【吉田門：有村　藤花・結城　香純・高村　莉糸・黒瀬　舞人・島津　奏音】
「ちょっとストップ、隠れて隠れて」
　吉田門を出て、何気に左側に目を向けた有村　藤花は、目に入ってきた光景を見て、後の2人を下がらせながらこのように言葉を発した。ここは冒険者組織北地区の吉田門。本日有村は午前中鍛錬場で鍛錬を行った後、『AXIS』にいく予定だったが、組織建物の出口でたまたま結城　香純と高村　莉糸に遭遇したので、お昼を一緒に食べようかということになる。どこで食べるかの選択肢としては『AXIS』、『南地区レストラン』『北食2階』あたりがメジャーであるが、今日は天気も良いことだし、弁当でも買って外で食べようかという話になった。一旦冒険者組織南地区を抜けて北地区に入る。するとちょうど浄霊の森の中央にある広場には人がいなかったので、弁当でも買ってきてここで食べようという話になった。そうなると、弁当を買う場所は『吉田セブンイレブン』か『冒険者地区入口ローソン』になるのだが、何となく気分で『吉田セブンイレブン』で弁当を購入することにした。そして北地区内を通過し、吉田門から外て、目の前の『吉田セブンイレブン』で弁当などを購入して、浄霊の森で昼食を食べたのである。この後、どうしようかと話し合ったが、3人とも今日は予定がないとのことで、高村の家で映画でもながらまったりと過ごそうかという話になる。そこで、冒険者組織北門から出て、高村の家でしばらくまったりと過ごした。そして、夕方過ぎになり、夕食をどうしようかという話になったが、また『吉田セブンイレブン』でお酒とつまみでも買ってこようという話になる。そこで3人は高村の家を出て、北門から冒険者組織北地区を通り再度吉田門に向かう。そして吉田門を少し出た時に有村が何気に左側を見ると、知っている人物が目に入り、後ろの2人に下がるように指示したのである。
「え、舞人くん？」
「隣の子は高校生じゃない」
　立田山方面から歩いてくるのは黒瀬　舞人と女子高校生であり、それをこっそり隠れながら見た高村が思わず言葉を漏らし、結城も思ったことを口にする。黒瀬はスポーツウェアであり、女子高校生は制服を着ている。その制服を見ると第一高校の制服のようだ。
「これはスクープですなあ」
　少し嬉しそうな表情を浮かべて、有村が言葉を漏らし、結城と高村も首を縦に動かす。この後、黒瀬と女子高生が目の前を通っていくまで隠れ通した3人は、2人の後ろ姿が遠くなったのを確認して、道を渡り『吉田セブンイレブン』に入店したのである。