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2024年5月22日(水)《GB》

《何もないと余裕があるけど、ちょっとイベントが入ると急に書くのが厳しくなる。ストック作らねば》
【熊大第1迷宮:アーニャ頑張るます部隊】
「意外と余裕みたいだったね」
「クリアも早そう」
 先程まで行われていたボス戦を後方で眺めていた大島 凛が言葉を発して、それに富田 水無が返事を返した。ここは熊大第1迷宮。アーニャ頑張るます部隊は本日も地下3階を訪れてボスであるサラダバーの部屋につながる扉の確認にやって来た。そして大塚 大吾が罠解除を行うと、見事罠の解除に成功したのである。そこで本日からボス戦を行うことになり、先程初めてのサラダバー戦を行ったのである。まずは原田 伸がカエルの彫像を動かして、サラダバーと熱戦を行うことにする。初めて見るサラダバーの俊敏な動きに多少戸惑いながらも無事に倒すことに成功した。それを後方で眺めていた部隊のメンバーたちは初のボス戦とは思えないほどの善戦を見せていたので、比較的余裕に倒せたと判断したのである。現在原田はこちらに戻って来ており、大塚は物質の回収に向かっている状況だ。
「お疲れー。余裕だったね」
「余裕じゃ・・・ないかな」
 声を掛けた富田に対して、原田が少し考えて返事を返した。余裕という言葉の定義にもよるのであるが、実際に戦った原田からすればサラダバーの動きや反応速度は目を見張るものであり、結果的にあまりダメージを喰らわずに勝利をしているが、あくまでもたまたまそうなったと判断をしているのだ。
「そうなんだ。じゃあ次からも気をつけないとね」
 原田のダメージを回復しながら大島が言葉を述べる。確かに自分が思っていたよりは原田のダメージが大きいみたいである。おそらく1撃のダメージが大きいので、まともに喰らってなくても結構なダメージが通っているということだろう。
「物質回収終わりました」
 戻ってきた大塚がこのように述べ、原田の回復も終わったので、次は本田 隆がカエルの彫像を動かし、サラダバーを出現させる。
「久しぶりだな。本田」
 このようなセリフを吐きながらサラダバーが出現する。それを見て本田は大きく息を吐いた。初見で戦った原田と違って、自分は原田が戦うのを後で見ていた分、戦いやすいはずである。ということは原田以上に余裕を持って勝たないといけないという謎のプレッシャーを自分にかけて、本田はサラダバーへと向かっていくのであった。

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