【もうぜったいイヤだ！】1年間で４回も再燃した僕がUCが再燃するまでの流れを紹介します！
・潰瘍性大腸炎が最近再燃してしまって困っている。
・他の人はどんな風に再燃していくのか知りたい。
こんな方はおられませんか？
潰瘍性大腸炎は、再燃と寛解を繰り返す病気です。
自分の再燃のパターンが分からなければ、再燃しかけても途中で症状を止めることができず、完全に再燃して血便が出ることになってしまいます。
そこで今回は、潰瘍性大腸炎歴３年で現在９か月寛解をキープしている僕が、自分の再燃までの流れを紹介します。
この記事を読めば、自分の再燃のパターンはどうだろうと考えることができます。
僕の体験を参考にしてもらって、寛解を維持できる人が少しでも増えると嬉しいです。
それでは見ていきましょう。
★前提条件
まずは潰瘍性大腸炎といっても、軽症～重症まで、
病変範囲で言うと、全大腸型～直腸型まで様々な方がおられると思います。
より参考になるように僕の症状について紹介しておきます。
・潰瘍性大腸炎軽症～中等症
・現在は直腸炎型(診断当初は、全大腸型)
・リアルダでは症状を抑えられず、現在リアルダ４錠＋ペンタサ坐剤服用中
・再燃時は、レクタブル使用
★僕の再燃は段階的に悪化していく。
僕は過去５度ほど再燃しましたが、今振り返ると再燃は急に血便が出始めるわけではなく少しずつ悪化していったことを覚えています。
ここからは僕個人が再燃した流れを書いていきます。
個人差が多くある病気なので、参考程度に見てください。
①脂肪分を摂りすぎる。
まず僕が最初に調子が悪くなるのは、
お肉やポテトチップスなどで脂肪分を摂りすぎた時です。
特にスペアリブのような固まった脂をとるとかなり怪しいです。
そして同じような肉食を三日ほど続けると、かなりまずい状態になります。
②おならがくさくなる。
その次に、おならが臭くなります。
子どものときからおならがとても多かった人間なのですが、
脂肪分を摂りすぎると、おならのにおいが強烈なにおいになります。
おそらく脂肪を取ったことで腸内環境が悪化しているのだと思います。
おならの出方もいつもならスムーズに出すことができるのに、
腸内環境が悪化してくると、きばって力を入れないとおならが出なくなってしまいます。
③便が出にくい。
その後起こるのは、便が出にくいという現象です。
どういうことかというと、
調子がいい時は便意を催した後、
便器に座ると力を入れずともスルスルーっと便が出るのに対して、
調子が悪くなってくると、
便が出そうなのに出ない状態になるということです。
そして便を出したいので力みます。
すると便が出るのは出るんですが、とても細い便になるんです。
無理やり形を細くしたような少し不自然は細さの便が出ます。
でも歯切れも悪く、便が出きってすっきりという感じも全くありません。
そしてそれが１日に複数回起きるようになります。
④下痢がでる。
下痢が出るというのは、
再燃の時に確実に出るというわけではないのですが、
調子が悪くなると急に下痢が出ることがあります。
僕の場合、朝は普通の便が出ていても、午後になってトイレに行くといきなり下痢をするということもありました。
その時は、お腹の中にたまっていたものがすべて出る感じで、
消化できずに食べたものがそのまま下痢に出てきていることがあります。
においもひどく酸っぱいようなにおいがすることが多いです。
そして、下痢を出し終えた後は、肛門がひりひりと痛くなっています。
個人的には、肉を食べた影響で腸内が酸性になっているからかなと思っています。
⑤コロコロの便に粘液がつく。(←ここまできたら再燃確定)
そしてここからの症状が出たら、
個人的には「あ、再燃してしまったな」と思うラインです。
コロコロの便が出て、その便に何やら白っぽくフワフワな粘液が付きます。
おしりをトイレットペーパーでふくと同じようにドロッとした粘液が付くことも多いです。
この状態になると、もうメンタルが持ちません。
「また再燃してしまった」という気持ちや、
「俺はあんなものも食べられない体になってしまったのか」
というとても落ち込んだ気持ちになります。
⑥しぶり腹になる。
僕の場合、粘液が出てから１日後ぐらいに腹痛になることが多いです。
しぶり腹は潰瘍性大腸炎特有の腹痛で、
自分の腸がゆっくりと雑巾みたいに絞られていくような痛みがします。
とても鈍く慢性的に続く痛みで、僕はこの痛みがとても嫌いです。
何もやる気が起きなくなり、ベットに寝込むことになります。
そして外にも出なくなるのでメンタル的にもさらにきつくなり、
倦怠感を感じたり、
スマホで潰瘍性大腸炎の情報を調べまくったりしてしまいます。
外に出て気分転換したほうがいいのは分かっているのですが、
いつもメンタルダウンしてしまいます。
⑦血便がでる。
そして腹痛が続けば、次に見えてくるのが血便です。
血便は、最初はトイレットペーパーに少しつくぐらいピンク色の粘液のようなものが出ます。
そしてひどくなると便器に滴るぐらいに血が出ます。
おしりから血が出るのをみることはなかなかないので、
とてつもないショックで落ち込んでしまいます。
心臓がバクバクします。
最初は痔と思おうと思っていましたが、
もうこうなると認めるしかありません。
再燃です。最悪です。
★自分の再燃までの流れを知ると、対策が考えられる。
いかがでしたでしょうか？
これが僕が再燃するときの大体の流れです。
ただ自分で分析をすることで、
どこまで症状が出たらまずいのかが分かるようになります。
僕は、粘液がでると再燃だと思っています。
なので粘液が出た瞬間、
レクタブルというステロイドの注腸フォームを入れるようにしています。
そうすることで炎症を最小限にすることができるからです。
潰瘍性大腸炎の再燃が治まらないときは、
このように自分の再燃パターンを知ることが大切です。
何を食べたら再燃を調子が悪くなって、
何をしたら調子が良くなるのかを考えることが大事だと思います。
皆さんが再燃なく過ごせるようになることを願っています！
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