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介護福祉士 の責任感

#初売りnote

もうすぐ介護福祉士筆記試験が行われます。
たくさん勉強する事がありますね。
介護技術に関してだけでなく、介護用品・障害や福祉の歴史・医学知識・支援制度や法律・要介護の支援場所や関係図・身体の仕組み・各施設の運営や違い等々…覚える事が多すぎ!と悩んでいる方々も多いでしょう。

介護福祉士は国家資格です。なるからには責任を持って獲得して下さいね。
守秘義務は当然ですが、利用者様の人権尊重と自己決定の大切さ、プライバシーを守る、など利用者様や患者様の命を守る立場であり観察と保護も必要な仕事です。
人の命を預かる施設で、利用者様の立場に立ち物事を考える思いやりのある人に介護福祉士として頑張ってもらいたいです。
何年経っても毎日が勉強だと、初心の心を忘れずに仕事していく介護福祉士を応援しています。

法律は毎年変わる、介護の技術も
日々変わっていきます。
福祉や障害というもの自体が生まれてから
まだ日が浅いので、試行錯誤している段階だと
思っていいと思います。

1987年に介護福祉士試験を行い国家資格となるように法律で決まりました。1988年から試験は行われ、現段階2024年でわすが36年しか経っていないのです。

2000年から福祉は本格的に勢いよく成長していきます。
急に成長したので、今、様々な問題に当たっているのです。 介護や福祉に関して日本は第二次世界大戦後から、様々な法律が改定されていきました。
日本で個人福祉を始めたのが1874年キリスト教の神父です。
障害やリハビリに関しても1945年終戦後からで、介護全般始まってからまだ100年もいかないのです。
まだまだ勉強する毎日だと思っています。
こういう歴史が分かると介護職もやりがいがあり、誇りある職業といえますね。

 最近では、介護士不足や利用者様への虐待がとても問題になっています。
施設はどんどん増える一方で入所待ちの高齢者も増える一方です。
しかし、介護士は増えていきませんね。
施設側は、無資格・未経験の方も採用します。しかし現場では毎日が忙しいのに、未経験の職員に細かく教える時間はありません。

未経験の方は、キチンと教育もされず勉強もせず1ヶ月2ヶ月と日は過ぎていきます。
教育を受けていない介護士が多い現代となってしまいました。 

 介護福祉士の免許を取ったら、新人社員、未経験の社員にたくさん教育をしてあげて下さい。
そして、介護士として一番大切な事は何か?介護士として働く心得や思考、態度や注意すべき事も教えてあげて下さい。

 少子高齢化は進む一方です。
医療が進化し人は長く生きられるようになってきたのと反対に、子供を産んで育てる社会環境が整えられなくなった背景が見られます。
本来ならピラミッド型に人口はなっていかなければいけないのですが、逆ピラミッド型になりました。
なので、介護業界は切迫している状況で働く介護士は安い給料で毎日疲弊しながら頑張っています。
国は処遇改善手当てを支給する処置をしていますが、それをまともに給料に反映されている施設とそうでない施設とあるので、施設によって金額も様々。
これでは介護士もモチベーションを保っていられません。 

 教育不足の介護士が増え、一番被害を受けるのは高齢者利用者様となります。
高い費用を出し施設に入所しても、適切な介護を受けられず、毎日我慢をしている利用者様も多くいらっしゃいます。

戦争を経験し、貧しい生活も体験し、日本をここまで急成長させて下さった高齢者の方々を大切に敬い大事に介護をする介護福祉士が増えることを切に願います。 

 これを読んで下さった介護福祉士の方々、介護福祉士を目指して勉強している方々、苦労をたくさん経験した高齢者利用者様を尊敬し、大事に介護をされて下さい。
そして、良い介護士が増える介護業界にしていって下さい。
頑張った分、優しく接した分、自分に返ってくると思いながら日々介護をしてみて下さい。
自分に自信が出て、どんな利用者様にも対応出来る介護福祉士となっていきます。
自分を誇れる人生にしていって下さいね。応援しています。 
 そして、どんな利用者様も平等に適切な介護を受けられますように。

この介護士に面倒を看てもらって良かった、この施設で生活出来て良かったと思って頂きたいと願います。
優しく思いやりのある介護を広げていけますように…。介護福祉士として、責任ある言動をする覚悟して試験を受けられますように。 

 自分が幸せを配れば、周りも幸せになり、毎日を暖かい気持ちで過ごせることを体感して幸福感を味わって下さいね。 

 元介護福祉士から、これから介護福祉士となる方々へ応援メッセージでした。
ここまで読んで下さり感謝致します。

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