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あかまんまの花(イヌタデと演劇部の思い出…この時の顧問の言葉はわたしの声のコンプレックスの大元かも

ベランダに置いてあった主のいなくなった鉢…そこに勝手に生えてきた、なんだかみたことのあるような葉っぱで、「ん?これは確か…』となんとなく気になり抜かずにいたのですが…花穂が出てきて正体がわかりました。


あかまんま…イヌタデ

『あぁ、これだったか』
まぁ、そんな気はしていたけれどね。

懐かしい気分になって庭に移動して、土ごと鉢からスポッと出してローズマリーの脇にポンと置いてあります。

小さい子がお赤飯に見立てておままごとに使ったりしたことから『あかまんま』という呼び名があるとか。

わたしもやったことあったっけ?記憶は定かではないけれど、草っ原ではよく遊んでいたので懐かしかったのでしょう。

夏の誕生日に末娘に買ってもらった『散歩しながら子どもに教えてあげられる草花図鑑』

孫も気に入っていて、見つけた花のページに付箋を貼っていくのを楽しみにしているのです。

なので『花穂が開いたら孫と一緒に観察しようかな。』なんて考えてます。


そうそう、今朝、学校に送って行った時に学校の裏庭に白い小さな花が咲いているのが『ん?みたことある感じ』と気になって、車に戻って図鑑の秋の花のページをパラパラみるとニラの花でした。

ニラはうちの庭でも育ててますが、まさか学校にクローバーと混ざって生えているとは思いませんでした。

道端でも、結構野生化して咲いているものなんですね。

一度そうと知ると道路沿いや畑沿いのあちこちに白い花が咲いているのが目に付きます。

帰りのお迎えの時に、『ニラの花だよ』って教えてあげようかな。今から孫の反応が楽しみ。

多くの人が気にも留めないようなあれこれに、『これなんだろう?』と知りたくなる。

そんな子どもの頃のような好奇心

孫と話すことが多くなって呼び覚まされているような気がします。


気持ちの良い天気だったなぁ

***
あかまんま…

一晩寝てあかまんまから古い記憶がよみがえってきた。

あかまんま…あずきまんま
あずきまんま食べたの手毬唄と『「雉よ、おまえも鳴かなければ撃たれないですんだものを」のセリフ…
【雉もなかずば】の劇をやることになった。
日本昔ばなしでもお馴染み?

中学生だった頃の演劇部での話。

主役のオーディションがあったのだが、その時のセリフを

何度も練習し感情移入してオーディションに臨み、感情移入の得意だった(今思えばHSP&エンパスならでは)後輩たちにもわたしの演技は好評で多数決ではわたしが選ばれた。

けれども、顧問の先生が…『主役は女の人だよ、根本さんの声だと低いよね』的な事を皆んなに言って再投票となった。

密かに傷つく…。

先生の推薦していた先輩(3年生で最後の演技になる)に決まったのだが、わたしの声が女性っぽくないと否定的なメッセージとして残ってしまった。
まぁ、よく言えばバスキーボイスで声が低い。そういう声の方が好きな人もいて落ち着いた声とも言われカウンセリングや講師としてテキストを読む時などは褒められることもあるので、今はさほど気にはしていないけれど。

先生としてあの表現は…やっぱり思いやりが無いように感じるわたしもいる。

挙げ句の果てに…もらった役は村人1(おじいさんだったかも)

えっ

実はイジメ?

そんなことはないよね。


真夏の夜の夢では妖精パックの役とか…やっぱり主役には向いてなかったようですが、演劇部の頃は部活帰りにみんなでジグザグに点滅して光るUFOらしきものを追っかけたり、校舎の屋上で大きな声で発声練習したり(恥ずかしかった)、今思えば楽しい経験ができたなぁ。






認知マインドフルネス心理士
HSP認知行動傾聴士
五感を育むセラピストなちこ

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