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他者へ敬意ある向き合い方

テニスや外国語学習の集まりに参加するに際し、一緒に活動する人との距離の取り方に留意してきました。好きだったり、役に立つ集まりであっても、顔を合わせる人との関係によっては継続しづらくなります。
 自分がそこで教わる立場であれば、謙虚でいられるのですが、得意とするものの集まりにおいては、不遜になる恐れもあります。最後は「自身のため」に帰着するのですが、人間関係の中で留意していたことを備忘録として記します。


①聞かれてもいないのにアドバイスをしない

 すごーく大前提:他人にアドバイス可能なほど自分はできるのか?
 アドバイスには一般的に大切な内容:「努力しよう」程度のものもありますが、もっと細かい点は複数の前提の下で有効なのかもしれません。相手の状況や前提を知ることなく、自身の前提に立ったアドバイスを提示しても無益。
 また、アドバイスには論評がつきものです。言い方や相手との距離感(相手はアドバイザーよりそれに秀でていると実は思っている/譲歩しても、せいぜい対等と思っている)を誤ると「偉そう」「上から目線」との反感を買ってしまいます。
 一度、偉そうと思われて忌避されたら、相手の側から話しかけてくる時は減ります。これは自分の勉強の機会を逸します。

②前向きな反応をする

 アドバイスはしなくて良いので、相手のアウトプットを前向きに受け止めます。テニスでいえば「めっちゃ球に追いつきますね、・・・ウサインボルトより速いんじゃないですか?」「足速いですね、・・・忍者!?」。英会話で誰かが褒めてくれたら「いえいえ、〇〇さんの仮定法過去完了の表現にはびっくりしましたー。・・すぐにパッと使えてかっこいいです。」
 これも相手との距離によるのですが:自分の方がずっとできて相手もそれを認識している場合には、丁寧に前向きな言葉をかける。一方、相手は「自分だってけっこうやれる」と思っている場合には、「油断できない球を打ちますね、差し込まれてしまいました。」のように、十分その人も伍していると伝えます。

③聞かれたことには真っすぐ答える

 上から目線の人に助言を乞う人はあまりいません。謙虚で前向きな反応をしてくれる人には、私自身、話しかけやすいしもっと話を聞きたくなります。もし誰かが私に質問をしてくれたら、質問に真っすぐに向き合おうと思います。「申し訳ありません。わかりません。」を含めてです。
 わからないことは正直にわからないと言い、自信がないことは正直に自信がないと伝える-質問者への礼儀だと考えます。

まとめです:私がまずまず外国語ができるようになれたのは、私よりもずっと頭の良い人達が私に向き合ってくれたからです。また、私よりも語学が苦手だった人が私を頼ってくれ、その期待に応えたいと思って一緒に知恵を絞る中で知識は増えていきました。
 人が1人でできることには限界がありますが、気に入ったコミュニティーの中で学べれば自分の限界も超えられるし、楽しい思い出もできます。コミュニティーを大切にするために、少し、自身の思うところを記載しました。

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