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好きな作家さんの好きな作家さんと、おんなじ


好きな作家さんの本を
読んでいて
自分が好きだって思っている
作家さんを
好きってわかった時



えっと‥わかりにくいですね。

例えば
私は
以前
川上弘美さんが幸田文さんを
お好きと言う事を知った時
小躍りするほど嬉しかったです

読書好きの方ならきっと
共感して頂けるのではないでしょうか

幸田文さんと言えば
お父様は
幸田露伴
もう、こちらは
あまりにビックネームなので

紹介は致しかねます。

幸田文さん
幸田露伴さんの次女
1904年〜1990年

短かっ


    精選女性随筆集
         幸田文
           川上弘美 選 文集文庫

昨年、本屋さんで見つけた時には
好きな方➕好きな方
心中、小躍りしながら
謎に店内一周をしました。

幸田文さんについて

川上弘美さんは
「ぶっ飛んだかっこよさ」
と、表現されており

まさに

私も!と思います。

「みーとぅー」なのです。


幸田文さんの言葉は凄いです。
時代が時代だったにせよ
ご自分と向き合う
覚悟が
飛び出す絵本方式で?
たち上がります


言葉のリズム感も好き。

なにしろ幸田露伴の娘さんなのだから
さぞかし、とびきりのお嬢様かな?と
想像したのですが

ご本人いわく
おてんばで
かわいらしくなくて
すこしかわいそうな子
まわりにも面と向かって言われていたそうです。

実母を幼いうちに亡くされたり
ご家庭の事情で
14歳からしっかりとした
家事全般の指導を
父露伴から受けます。

掃除については

まず、はたきをかける

〜それにあの音はなんだ。
 学校には音楽の時間があるんだろう
 いい声で歌うばかりが能じゃない
 いやな音を無くす事も大事なのだ。
 あんなにばたばたやってみろ
 意地の悪い姑さんなら敵がはじまったよって
 駆け出すかもしれない。
 はたきをかけるのに広告はいらない。
 物事は何でもいつの間にこの仕事ができたか
 というように際立たないのがいい

そう言って父露伴自ら
障子の桟に触れて軽快なリズムを立てる

文が変わった時
はたきが桟を外し障子にあたり
紙に触りぴしりぴしりという
破壊音を立てた時には

「お嬢さん痛いよう」と紙が泣いていると
からかうのである

そして箒の指導と続き


〜「十四にもなって何も知らないで
 世話がやけるようじゃ
 水の掃除などはとてもとてものことだ。
 当分拭き掃除はお預けにする〜」


「当分拭き掃除はお預けにする」

おそろしい世界です。
14歳の自分であれば
こちらからお断りな感じです。

でも、厳しいばかりではなく

幸田文さんの他の著書
「木」の中で語られる

父露伴から
草木について
話してくれたり
木の葉のあてっこを
させてくれたりする様子は
本当に羨ましい


‥どうしよう
何にも教えてあげられないで
子育て終わっちゃた



例えば
note で出会えたクリエイターさんが
同じ本を読まれている
同じ作家さんを好まれている
と知った時
もう、小躍りです。

先日、クリエイターの「夜道さくやさん」が
クリエイターさんの声のイメージを
声優さんの声に例えて
感謝の気持ちを伝えられている
スマートでカッコイイ記事載せて
おられたのですが
(実は、私も例えて頂き感激しました☺️自慢!)

私の幸田文さんの声のイメージは
しわがれた、ハスキーボイスです。
幸田文さんの作品を読む時には、
そのイメージの声で聞こえてきます。

ああ
本を読むのは
楽しい。

ああ
note を読むのが
楽しい。

でも
もしも私の願いが叶うなら
疲れ無い目が欲しい。

疲れ無い目
1ダース
Amazonで頼める
そんな時代

くるかしら?

くるといいなぁ


最後まで読んで頂きありがとうございました😊
こうして今好きな事が出来ている事に感謝です。


マガジンに追加ありがとうございました!

AKlRA様

Nuts様

とてもとても嬉しいです
感謝致します。☺️



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