【プリンセスプリンシパル】チェンジリング作戦へのリチャード関与とTVアニメ版11, 12話に関する考察
まず始めに
前回書いたnote「プリンセスプリンシパルCrownHandler2章」の考察に関して、リチャードがストーリーに大分関わっていることを知り、いろいろと調べているのですが、今回はTVアニメ版の11話,12話であった「チェンジリング作戦へのリチャード関与」に関して考察していこうと思います。
※こちらの記事は前回同様プリンセスプリンシパルに関するネタバレがあるのでネタバレ嫌な方はここで閉じてください。
1, チェンジリング作戦とは?
まず、このチェンジリング作戦とは何なのか?
これはTVアニメ版の2話で王国側の王女とスパイA(アンジェ)が入れ替わる任務が与えられましたね。アンジェ自身が提案し、王女と入れ替わる作戦が実施されました。この時Lは「プリンセスは2重スパイの可能性があり、情報漏洩の可能性があった場合、アンジェがプリンセスを〇すことになります。」と言っており、プリンセスを信用している様子はありませんでした。
ただ王国の王室内にもモグラを配置することで情報収集が容易になるとも言っており、作戦の有用性はあるとの見解を示していました。コントロールはプリンセスの2重スパイを疑いつつも、作戦を実施することを決定したのです。
2, コントロール長がLからジェネラルに変わった件に関して
チェンジリング作戦へのチャールズ関与を考察する上で外してはいけない点がアニメ10話最後でコントロール長がLからジェネラルに代わり「プリンセスを〇せ」との指示した点です。ここは多くの方が疑問に思ったであろうポイントであると思います。私もこの話を初めて見たときは?????になりましたが、これはリチャードの考えや行動を追っていくことでリチャード自身が計画したことなのではないか?との疑問が生まれました。
この疑問の答えを導くのに必要な材料としてまず挙げられるのが、「プリンセスプリンシパル公式サイトに載っている12話時点の王国・共和国・チーム白鳩の関係図」です。
その関係図を見た時点ではCrownHandler1~3章まですべて見終わっていた状態でしたが、ここの関係図に書かれているジェネラルの項目に「軍部から派遣された革命推進派」とあります。ジェネラルは共和国側ですが、世界を修正しようとしているリチャードからしても壁は関係なく、リチャード自身も「革命の風を起こしたい」みたいなことを2章終盤で言ってますから、革新派であるジェネラルは恐らくコントロールしやすいであろうと考えています。ジェネラルに共和国側のコントロール長になるよう仕向け、Lはリチャードの仲間を使って誘拐し、結果ジェネラルがあの場にいたと考察しています。
3, どうやってリチャードはジェネラルをコントロールしていたか?
ここで疑問に思うのが、ジェネラルみたいな脳筋(笑)な人がリチャードをどのようにコントロールしていくかですが、これはリチャード自身が直接動かしていたわけではなく、リチャードの関係者が利用していたであろうと考えています。
リチャードの関係者はまずジェネラルをコントロール長にするのにLを襲います。Lはかろうじて生き延び逃亡しますが、コントロール長がいなくなったのを契機にジェネラルをコントロール長になるよう働きかけ、そのまま11話からの「女王暗殺計画」を実行に移すというのが端的ですが、私が考えたリチャードの計画の流れです。
女王暗殺計画は王国側のイングウェイ少佐が策略したものなので、イングウェイ少佐にもそのリチャードの関係者は働きかけ女王暗殺計画を実行し、ジェネラルにも働きかけてその謀略にプリンセスをはめて、王国側の混乱を目論んでいたと考察しています。
なのでリチャードの関係者はイングウェイにもジェネラルにも働きかける立場にいる人間と言えます。
4, じゃあ、そのリチャードの関係者は一体誰なのか?
ここまでの考察を聞いて恐らく思い浮かんでくるであろう人が一人だけ居ます。それは「ゼルダ」です。
2で紹介した関係図にもジェネラルとイングウェイ少佐とも関係しており、
しかも直接やり取りしているイングウェイ少佐は「大陸領出身の少佐」と書かれていて、大陸を平定したリチャードとの関係している匂いをプンプンさせる関係図になっております(笑)
前述の2でリチャードと同じ革新派のジェネラル、大陸出身の少佐イングウェイ、もうこの2人と直接関係するゼルダは恐らくリチャードの関係者と言えます。しかも、この根拠に加え、プリンセスの正体を知っていたゼルダ。ゼルダはリチャードからプリンセスの正体を伝え聞き、リチャードはプリンセスの正体を知っているであろうと思うので、プリンセスの正体をゼルダが知っていてもおかしくはありません。もうゼルダはフラグが立ちまくってますねw
おまけにスパイとしても優秀でアンジェとライバルとされているゼルダ
まあ、、、、、、リチャードと繋がっていてもおかしくないと言えましょう。
5, リチャードはどうやってプリンセスの正体を知ったか?
以前のプリンセスプリンシパル考察投稿にもこちらの投稿にも書いてますが、リチャードがどうやってプリンセスの正体を知ったかについてですが、ゼルダとリチャードがつながっているのであれば、説明がつきます。
2の関係図でも表されてますが、ゼルダは王国側に属しています。
最初あれ?と私も思いました。なぜならゼルダはコントロールから派遣された「共和国側のスパイ」だからです。王国側に書かれていて、かつ4の考察を考えるとゼルダは2重スパイであると考えられますが、共和国側のスパイであればスパイが管理する機密情報DBにアクセスできると思われます。しかも、ゼルダが本当に2重スパイなのであれば、コントロールを欺ける程のスパイなわけですから、そういう情報を手に入れることも可能だと考えてます。それゆえに、リチャードもゼルダもプリンセスの正体を知っている可能性はあると考えています。
6, 女王暗殺計画
リチャードの関係者「ゼルダ」に関して考察しましたが、ここで女王暗殺計画について考察していきたいと思います。
ゼルダ、リチャードはイングウェイ少佐含む国を憂える同志を集め、新王室陣営で先勝祈願式で女王を暗殺する計画を企てます。そこで、プリンセスをイングウェイ少佐の女王暗殺計画の決起に参加させ、プリンセスが女王暗殺計画に関与していた事実を握り、かつ、プリンセス周りのスパイを動かせないようコントロール長にジェネラルを据えたことにより掌握し、女王暗殺を果たした後王族としてプリンセスを罰すると考えています。
ただここで、ゼルダには誤算が生じます。
それはプリンセスがイングウェイ少佐を説得し、味方にしたことです。
流れは省きますが、柱にくくりつけられたプリンセスが必死にイングウェイ少佐に革命をやめるよう、自分の身の上話をしつつ王国と共和国の壁を取り払い貧富に苦しむ人達を真に救いたいと言って説得します。
その叫びがイングウェイ少佐に伝わり、イングウェイ少佐はガゼルを説得するも銃で撃たれて〇んでしまいます。そこにタイミングよくかけつけたチーム白鳩が式典をはちゃめちゃにし式典参加者を外に逃がした上、アンジェがプリンセスを助けて事は幕を閉じます。
ゼルダの誤算は「アンジェとプリンセスが強固な絆でつながっていることを知らなかったこと」および「プリンセスがリチャードと同じく、国を変えたいという強い気持ちがあり、貧富に苦しむ人の気持ちに寄り添えること」と考察します。
なぜならプリンセスが熱く話している時にゼルダは「大した女だな。だがやはり〇んでもらうことにしよう。」とプリンセスを危険視する節があります。これはリチャードが抱える陣営がプリンセスになびいてしまう可能性を危惧したからでは?と懸念し、撃とうとしたと考察します。
リチャードはゼルダ経由で事の顛末を聞き、プリンセス、およびチーム白鳩を利用しようと考え、2章最後のプリンセスへの接触につながります。
最後に
いかがでしたでしょうか?
私はゼルダがリチャードの関係者であると考察した時鳥肌が立ちました(笑)
深く掘り下げれば掘り下げる程新たな事実が生まれてくるプリンセスプリンシパル、、、、、、、素晴らしいアニメです。
考察できることはまだまだこれだけではないので引き続き考察を挙げて行こうと思います
ご拝読頂きありがとうございました。