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'何でもできる'は'何もできない'という嘘

お疲れ様です。PE部門TKTチームの浜場騰也です!

今回のテーマである「トモノカイでの最終目標」ということで、入社した時に一度考えた気はしますが、これを機に考え直しました。

そこで出した結論は、
「できるだけ多くのことを人並み程度にはできるようにする」
という目標です。

では、なぜこの結論に至ったのか、、、


1,'何でもできる'は'何もできない'

まず、皆さんも気になっていると思うので先にタイトル回収しちゃいます笑

よく聞きませんか?
「なんでもできるって言うやつは大体何もできないやつだよね」と。

面接などで、どんなスキルがありますか?どんなことができますか?と聞かれたときに「なんでもできます!」と言う人は、なにをやらせてもパッとしない傾向が強いらしいです。

え?これを聞くと「できるだけ多くのことを人並程度にはできるようにする」ってなんでもできますの人と同じじゃん、そう思いますよね。

しかし、「僕の目指すなんでもできる人」「面接で言うなんでもできる人」は違います。

後者のなんでもできる人の本質は、自分が何ができて何ができないのか、そういった自己分析ができていないが故の「なんでもできる(はず)」という発言なのだと思います。

僕の目指すなんでもできる人は、社会人になったときに求められるであろう基礎スキルを理解しようと努力した上で、それらのスキルを人並みに身に着けた人のことです。

正直、実際に求められるスキルがどんなものなのか、また最低水準がどの程度高いのかなどは環境によって変容すると思われるのと、社会に出ていない以上推測しかできないため、

トモノカイでの目標を正確に言うと、「トモノカイで求められるスキルのできるだけ多くを最低水準以上に仕上げる」ということになります。

2,なぜスペシャリストではなくジェネラリストなのか

ここでは、なぜスペシャリストではなくジェネラリストを目指すのかという理由を説明します。

何か一つのことを伸ばして希少価値を付けられる専門家になったほうがいいと聞いたことはありませんか?

僕はそういった何かに特化したスペシャリストのほうが唯一無二の性能があって社会から求められる人材であるとよく聞きます。

僕も唯一無二の性能がある人間になるべきである、という意見には賛成です。自分にしかできないことを見つけて、それを伸ばすべきだと考えていた時期もありました

過去形というのにはエピソードがありまして、
上司と1on1をした際に、

上司「浜場くんはどんな業務がしたいの?」
浜場「自分にしかできないことがしたいです」
上司「いや、君にしかできないことなんてないよ」
浜場「え?」
上司「特定の誰かにしかできない仕事は学生スタッフがしている業務にはないよ、みんなやりたい業務をやってるだけ、自分にしかできないことではなくて、自分が本当にやりたいことをやりなよ」

こういった会話がありました。この会話が自分の中ですごく残っていて、「やりたいことをやる、、、か」と思っていました。

しかしですね、心からこれをやりたいと思えることがなかったのです。
やりたいことを見つけようと考えたこともありましたが、ないのです。

しかし、このやりたいことを探す過程で気づいたことがありました。
僕は120%で楽しめることはないが、逆にどんなものでも80%くらいで楽しんで出来るタイプであると。

そこで思いついたのです。自分がやりたいことが特にないならチームメンバーのやりたいことを優先させて、残りの誰もやりたくなかったものを自分が請け負えばwin-winじゃね、と。

確かに、誰かにしかできない業務はないが、チーム単位で見れば誰もやりたくないものが必ずあり、そこを埋める人材になれればそれはもう唯一無二の性能と言えるのではないかと。

誰もやりたくないことをやると表現してしまうと少しネガティブに聞こえますが、決してネガティブではありません。

自分はチームメンバーがやる気0%で取り組むものを80%のやる気で取り組めるのです。また、自分がやる気80%で取り組むものを他の人が120%でやってくれるのです。このように、チーム全体でみれば全員幸せなのです。

このような過程から、メンバーがやりたいに走った結果できた穴を最低限以上の質で埋めることのできるジェネラリスト(見方を変えれば、穴埋めのスペシャリストとも言えるかもしれません)を目指したいと考えました。

3,まとめ

ここまでグダグダ話してしまってすみません、付き合ってくれてありがとうございます。

要するに、自分が本当にやりたいことは見つからないが、やりたくないものも特にない。そのため、チームメンバーのやりたいを役割の穴埋めにより応援することで、チームにバフをかける唯一無二性を獲得したい。そのためにトモノカイでは、できるだけ多くのスキルを人並以上に向上させることを目標にしている。ということです。

例えるならば、大富豪であと一枚カードがあれば革命を起こせるのにというときのジョーカー的な立ち位置を取れるようになりたいのです。
(ジョーカーは縛りなどの効果は発生しないため、あくまで革命を起こすという目的は達成できるが、それ以上の効果は見込めない要素もマッチしている)

様々なスキルを身につけたいと思っている人にとって、トモノカイはいい環境だと思います。トモノカイはやりたいと思ったことは可能な限りやらせてもらえる環境です。この環境を生かして目標を達成したいと思います。

あと、タイトルの嘘の回収してなかったんで、ここでします。
「何でもできる」=「何もできない」
は何でもできる穴埋めのスペシャリストという唯一無二性のある存在が反例として挙げられるため、嘘である。

余談ですが、テスト期間明けの人が多いと思います。
本当にお疲れ様でした。御清覧ありがとうございました。




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