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これから読む本

読了後ではなく。
わざわざ買ったくらいですから、きっとわたくしにとって解決したい内容なのです。頭には浮かんでこない気持ちに、本の背表紙に眼がとまることで気づくことがあります。だから、本屋さんが減っているのは本当に悲しい。。。

こちらは、タイトルに惹かれました。心地よい環境を心が求めているのでしょう。

伊礼智 『心地よさの ものさし』新建新聞社、2021年。

全頁ビジュアルが載せてありまして、感覚的に受け取れそうな内容です。管見にして存じ上げませんでしたが、設計士さんの著作のようです。こういう時は、別の本も比較したくなります。

伊礼智 『伊礼智の「小さな家」70のレシピ』エクスナレッジ、2014年。

自分の身を置く環境は、想像以上に自分に影響しているのだと経験からわかります。わたくしは、二度と自分の人生を過去に戻したくない考えの持ち主ですが、これまで、良くも悪くももう少し環境に対して自覚的であったなら、と思われる時期はあります。
かつては良いと感じていた場所がそうでもなくなってきたら、その感覚は大事にした方が良いかもしれませんね。きっとズレてきたのでしょう。その場所から、自身が。

そしてこちらは、タイトルを見て咄嗟に回答できなかったから買いました。

ひすいこたろう SHOGEN 『今日、誰のために生きる?』廣済堂出版、2023年。

アフリカでのお話しというのも大変興味深い。すぐ読めそう。
ひすい氏と言えば、ウン十年前、おそらくわたくしはお姉さまにお会いしていると思います。当時、狭隘な路面店でおにぎり屋さんをされていたはずで、通っていました。「弟が初めて本を出したばかりで」と、氏の本を勧められました。このエピソードは、その後のおにぎり屋さんの展開とともに、全く関係のない知人から先日氏の話を聞いて繋がった、という不思議なことがありました。今、本に目が留まったのもご縁でしょう。

そしてお次は、ずっと読みたかったこちら。

オイゲン・ヘリゲル 魚住孝至訳 『新訳 弓と禅』KADOKAWA、2015年。

いつからか題名を記憶していた本。すぐには読めなさそう。
日本の「道」のお話しのようです。そうなると、岡倉天心の『茶の本』も世阿弥の『花伝書』も続けて読みたくなってきたぞ。もうすぐまた講義が始まるのに、どうしたことか。

こうしてみてみると、自身のアンテナに留まったことは、気にしてみると存外繋がっているものなのかな、と思います。すごくとりとめもない会話をしてしまったと思ったものが、あとで録音を聞きなおしてみると(相手のおかげ様で)意外とキーワードを端々に喋っていることもあります。
この無意識のあえての収穫、面白いかもしれませんよ。わたくしは、今きっとこの境地にいきたいのだと自分の中でハタと気づきました。
【雑巾の美】 北鎌倉、円覚寺の坐禅会。以前、こちらの居士林の前で開門を待っていた際の発見。 とっくに使い切って、文字通りボロボロの雑巾が何枚か干してあったのです。 ピッカピカに洗濯してありました。美しく|美恩 (note.com)



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