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誰の〇〇クイズ 制作後記

〇はじめに

アローラ!こめこめくらぶです。
今年の夏は我ながらクイズ祭りで沢山クイズを作りました(笑)
今回は少し趣向を変えて「誰の〇〇クイズ」というシリーズで三つのクイズを作ったのでその制作後記をしたためようと思います。まだ遊んでいないという方は以下のリンクからどうぞ!

〇制作動機

今回のクイズの制作動機は「同種のポケモンの個体ごとの描写の違いって何だろう?」というシンプルな疑問からでした。アニポケにはいわゆる人気ポケモンと呼ばれる種族がおり、彼らは世代をまたいで登場しています。原作ゲームであれば描写の個体差は色違いや証などを除けばほとんどありません。

しかし、アニメでは独立したキャラクターとして扱わなければならないため必然的に差異を描く必要があります。ここに注目すれば面白いクイズが作れるのではないかと考えました。

〇考えたこと・楽しかったこと・難しかったこと

まず最初に考えたのはどのポケモンを選定するかでした。題材として一番最初にピカチュウを思い浮かべましたが、それ以外にもシリーズをまたいで活躍しているポケモンを考えました。結果、「リザードン」、「ルカリオ」、「ピカチュウ」の三体を題材にすることにしました。また、野生よりもトレーナー付きの個体の方が特徴が出やすいと考え、「誰の〇〇クイズ」というコンセプトを固めました。

楽しかったのは素材となるカットの選定と透過処理!背景などの余計な情報を材料に判断されたくなかったので今回はカットに透過処理をしました。クイズの素材を作っていくというのが新鮮で面白かったです。

またポケモンごとにデザインの幅に差があるのも面白い気づきでした。ピカチュウは髪型で特徴を出してたり、ルカリオは個体差の幅が少なかったりとポケモンごとに事情が異なっているのが興味深かったです。

難しかったのは難易度調整です。相変わらずの課題ですが、これまでの難易度調整とは違う難しさがありました。情報を聞きだす系のクイズであれば感覚で「これは簡単だろう」とか「これは難しすぎる」などの判断ができるのですが、映像情報の判断はそれよりも曖昧です。問題文の説明や問い方でなんとか調整したつもりですが、初期の「リザードン」クイズあたりはその辺の塩梅が分からなくて不親切なクイズだったかもしれません。

〇今後の展望

自分がアニメを観てそれの感想をまとめるとき、どうしても物語の情報(言葉に出来る情報)にひっぱられがちな傾向にあります。「誰の〇〇クイズ」を作ってみると映像情報を批評する視点に気づけた気がします。
このフォーマット自体は汎用性があると思うのでフォロワー・読者のみなさんのご要望があれば続編を作りたいと思います。
ここまでご清聴ありがとうございました!
(了)

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