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【日記】アニポケXY→SMについて、非リアタイ勢が思うこと

こんばんは🦉

今日はアニポケセレクションの更新日。XYシリーズが公開されたということでいつものように「勝手に広報大使」として活動していた。フォロワーの皆さんRTなど応援ありがとうございましたm(__)m。

こめこめくらぶのフォロワーの皆さんなら私がアニポケSMクラスタであることはしつこいほど繰り返し語っていたので知っていることだろう。しかし私が実際にSMを見始めたのはシリーズ三年目、ポニ島編が終わるくらいの時期だった。

なので、私はXYからSMに移行するときの「アレ」を知らないニワカなのだ。「アレ」というのは一言でいえば…「炎上」?特にサトシのキャラデザインが大幅に変更されたことには随分大きな反響があったらしい。

ビジュアル面の嗜好については本当に個人的な領域なので、表立ってどうこう言うつもりはない。私はXYとSMそれぞれが目指すアートスタイルがあってそれぞれ最適化されたものだと思っている。

ただし、キャラデザの変更というのは問題の一側面でしかなく本当に色んなことが変わったのは事実だ。旅型から居住型へ、放送日時の変更、ギャグ回の挿入…挙げればキリがない。

外部の事情だけではなく、アニポケ世界内においてもXYから世界観がガラっと変わることが示唆された。それも他でもないサトシの発言からだ。

サトシ:マサラタウンに戻って、1から…いや、ゼロからやり直すつもりです

「はじまりはゼロ!シトロンの決断!!」(XYZ44話)

かつてサトシは無印編のセキエイリーグの後にライバルのヒロシに向かって「またイチから出直しだ」(無印82話)と言った。それはお互いに未熟なルーキーが次を目指すための発言だった。

しかし、この「ゼロから」発言は違う。リーグで準優勝する実力をもったベテランが自分の在り方を捉え直すための発言だ。次の一歩はこれまでの延長線上にあるのではなく、全く異なる次元にある。

以上のような事情から「差異」が対比的に取り上げられがちな両シリーズだが、私はこの「差異」を超えたところに連続性があるのではないか…と兼ねてから考えている。

私はかつてXY48話「シトロン、想い出のキャンパス!電撃の再会!!」の感想語りでXYは「都市型」のコミュニティ、SMは「家族型」のコミュニティ形成がテーマになっていると考察したことがあった。

一見すると両者は対照的だし実際この記事もそのような書きぶりなのだが、もう少し引いてみると「コミュニティの形成」という大テーマは共通していることがわかる。

日記なのでもう少しかみ砕くと、XYとSMは「人」に対する比重が大きい点でかなり共通している。セレナのサトシに対する想いとサトシのククイ・バーネットに対する想いはそれぞれ違うが、大きく括れば「愛」であるというのと似ているだろうか。

もっと大きく引けば「アニポケ」・「ポケモン」コンテンツとして共通している部分も勿論ある。ここでいうXYとSMの連続性は中規模な括りだ。シリーズの色を考えるとき、この両シリーズは自然と互いを参照するのではないだろうか。

アニポケの歴史を語るとき、XYとSMが断絶しているかのように語る人がいる。これも各々の歴史観によるので押し付けはしないけど、私はXYがあったからSMが生まれたと思っているし、SMがあるからXYが今のポジションを獲得したのだと思っている。

もっといくらでも語れることはあるけど、取り合えず締めくくろう。SMを産み出してくれたXYに最大限の賛辞を。ありがとう、大好きだよ。

(了)

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