【Vol.19】同い年の話
1月末の沖縄が非常に寒かった。
雪国から移住して沖縄生活3年目に突入。
身体が順応してきてるのか寒い。
不思議なもんで、移住1年目は何も寒さを感じなかった。
2年目からあれ?
沖縄もけっこう寒いんじゃね?
そして3年目。
ひょえええええ!!!
寒いぃぃぃ!!
死ぬぅぅぅ!
鼻水なんかも垂れちゃって。
でもある日の夜、とても暖かい日があった。
私は本当に心から幸せを感じた。
寒くないというだけで心の暖。
暖かい気候のパワーはすごいぞと。
沖縄でのバンド活動。
活動ペースは遅いけれど県内のバンドの企画やイベントに声がけしてもらえているこの状況。
これがどんなに幸せなことか。
本当に嬉しく思う。
公言通り路上ライブもデビューしました。
俺はやると言ったらやるんだ。政治家とは違う。
コザのゲート通りで歌った。米軍基地の外国人にギターを奪われレディオヘッドを熱唱され何故か聴く側になる羽目に。
道端に座りこんでワンカップ片手沖縄酔いおじいから5円を貰った。勢いよくポケットに手を突っ込んだから、てっきりチンポを出すんじゃないかと歌いながら期待してしまった。5円だったよ。ありがとう。
何故か何回もビールを奢ろうとしてくる陽気なアメリカ人もありがとう。俺は車で帰るから受け取れない。ごめんな。
アメリカンビレッジの路上で歌った。
ノープランで浦添から遊びに来てた女の子2人組と兵庫から1人旅行で来てたお姉さんとオールディーズが好きなグアテマラから来た外国人2人と名護からアメリカンビレッジまでガチャガチャ回しに来た大学生の女の子達。立ち止まって聴いてくれて本当にありがとう。1000円くれたレゲエ好きのお兄さんもありがとう。
路上ライブは定期的にやっていこう。
分かってたことだけどかなり楽しい。
路上で音楽を演奏することに寛大過ぎるぜ沖縄。
パトカーが何台も通る場所と交番の近くで歌ってたんだぜ?普通なら3秒でお巡りさんが来る。
バンドでは出来ない歌を歌う喜び。
俺はシンガソングライターでもある。
今年一発目のライブ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133017701/picture_pc_9fb0548d90e38db707ccc4cac1ae3feb.png)
沖縄で活動しているSHOCKING桃色というバンドが誘ってくれた。
結成時から一度もメンバーを変えずに10年以上活動している沖縄で1番カッコいい3ピースのガールズバンドだ。
一方的な想いだが私がやってるバンドに近い音楽性を感じる。
自分が沖縄でバンド活動をするにあたって一番気になっていたバンドとこうやって一緒にライブできるのは非常にエキサイティング。
もしいつか東北でツアーをすることができたら一緒に回りたいと勝手に思っている(笑)。
桃色のボーカルのコワンちゃんはsubfourのシュンスケ君と同級生だって聞いたから今度三人でゆっくりお酒でも飲みながら音楽の話をしたい。
今年二発目のライブ。今日のライブ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/137315230/picture_pc_629712ba496208d3c99e2f528f22be13.png?width=1200)
これまたお誘い頂いたのはsubfour企画。
我々はベーシスト不在。ということで急遽SHOCKING桃色のコワンちゃんにサポートベーシストを依頼。
トリのsubfourのアンコール曲がカバーだったのだが、始める前のMCが良かった。
2daysのライブで持ち曲を全部やり切ったのでカバーをやりますと。この曲はこのメンバーで初めて演奏した曲ですと。そして初ライブはこの場所ですと。
恥ずかしながら私はその曲が誰の曲か分からなかったんだけど、なんかカバーってよりオリジナル曲に聴こえた部分があった。
それくらい気持ちがこもったライブだった。
実際涙を流してる人もいた。
企画ライブというのは特別な1日になる。
私もライブに来てくれた人にとって少しでも特別な1日になるようなライブをしたいと思ったしそんな企画を作りたいと思った。
また明日からぼんやりと音楽のことを考えながら生きよう。
楽しい1日で終われたことに感謝しておやすみなさい。
ありがとうございました!!!
THE GET ACTiONS
Gt.Vo Kazuki-Chi
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