【Vol.7】CAPTAiN UNDERPANTS〜前身バンドの話〜
現在、私は沖縄でTHE GET ACTiONSというロックンロールバンドを家族でやっている。
先日、ライブがあった。
大阪からムステインズとオータムスというロックンロールバンドがツアーに来てて一緒にライブをやった。
ムステインズを観に大阪からはるばる沖縄まで観に来たお客さんがいて、その方とライブが終わった後に音楽談義で盛り上がった。
Pop Punk(Ramone Punk)というジャンルがあってその方はこの手の音楽が好きだった。たまたま我々はあるバンドのPop Punk Songをその日に演奏していて意気投合した。
現在のTHE GET ACTiONSというロックンロールバンドを組む前に、CAPTAiN UNDERPANTSというPop Punkバンドを東京で組んでいた時期がある。メンバーは今と変わっていないので前身バンドとも呼べる。
ライブ活動期間はわずか6ヶ月程。
今日はキャプパンの歴史を紐解いて我々のファミリーアーカイブとしてここに記録しておこうと思う。
キャプテンアンダーパンツ(以下キャプパン)は2013年に東京の高円寺で結成されたポップパンクバンドである。
↓Member↓
Hiroki_CAPTAiN Ba.Vo
Kazuki_Under Gt
Junna_Pants Dr
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結成当時、ドラムのジュンちゃんは通信制の学校に通う高校生でヒロキ君に至っては中学生。私も今こうして見るとかなり若い、、、髪も薄くない、、腹も出ていない、、、涙
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ジュンちゃんはドラムを初めて3ヶ月でレコーディング。エレクトーンを習っていたという感覚だけでドラムをスタート。初ライブをやる前にレコーディングをするという今となっては考えられない出だし。
その時に録音したデモ音源がこれ。
(すぐディストロしてくれた134さん、あの時はどうもありがとうございました)
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キャプパンのサウンドはクリーントーンでフロントピックアップを使ってハイが強めのギターサウンドにヒロキ君が作ったポップパンクソング、そこにジュンちゃんのポンコツドラムが乗ってくるイカした音楽。当時、影響を受けたバンドはこのあたり。
私とヒロキ君は一緒にバンドを組む前から東京で活動しているアンダーグラウンドのポップパンクバンドのライブを観に行っていた。
その繋がりもあってキャプパン結成して一発目のライブが自主企画。今考えるとレコーディングから企画してライブってバンドがやりたいこと短期間で全部やってる!笑
その時に企画した初ライブがこれ。
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初ライブはドタバタでお客さんに終始笑われてた記憶!笑
超楽しかったな。
その後は様々なバンドに声を掛けてもらって色んなイベントに出た。自分達が影響を受けたバンドと対バンすることもあってバンドマジックにただただ感心。
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結成して約6ヶ月。
すごいスピードで駆け抜けて解散。
解散理由はヒロキ君のエネルギー切れ。
まだ中学生だったので自由に使えるお金も無かったし、恋愛も友情も大事にしたい多感な時期に私が音楽で無理矢理振り回したことが原因。バンドの練習に急に来なくなって怒鳴りあいの兄弟喧嘩。あれも今となっては良い思い出。あれから10年経ってまた一緒に音楽をやれてるという不思議。
たった6ヶ月の活動期間ではあったけど毎週ライブハウスに行ってライブを観たり演奏したりで最高だった。東京には約4年住んでいたのですが、思い出すこと全てが楽しい記憶。辛かったのは毎年インフルエンザにかかっていたことぐらいかな。
ここまでがキャプパンの活動履歴になる。
その後、私は地元に帰って就職した。
THE GET ACTiONSを結成。コロナでバンド活動が止まってしまった後の2年間のサラリーマン生活はマジでしんどかった。職場の人としか会わずに働いて寝るだけの生活で無気力状態。軽い鬱みたいになっててギターもほとんど触ってなかったし、レコードを聴いたり買ったりという気力もなくなってた。
ただある日リサイクルショップに行ったらチャックベリーの国内盤1stのレコードが2000円で置いてあった。
最近ロックンロールとか聴いてないなぁと思い安かったのでほんと久しぶりにレコードを買った。
で、家に帰ってそのレコードを聴いたらめちゃくちゃワクワクしながら体揺らして聴いてる自分がいて。まだ楽しめるじゃん俺って。このまま何もしないで歳をとってくのかってボンヤリしてた自分をチャックがバカにしてきた感じがして。
コロナ禍真っ最中だったけど思い切って仕事を辞めて沖縄に移住することを決意した。
沖縄に移住してからはやりたいことがどんどん溢れてくる。文化も人ももしかすると自分に合っているのかもしれない。とにかく地元に帰ったときとは違う発想を持つ自分がいる。最近私生活が忙しくて沖縄で知り合った友達とご飯を食べに行く時間もない。動いてるというのはポジティブ。
まだまだやれる。
そんな自分を好きでいることが出来ています。自分自身が楽しくいることで周りも楽しくなっていく。そんな生き方を今はしたいと考えてる。
今まで経験してきた全てが自分をアップデートしていく。
まだまだやれる。
あっこれやろう。その気持ちを素直に。
THE GET ACTiONS
Gt.Vo Kazuki-Chi
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