オカマさんヒス構文〜イケメンインターン生とマダムと私（連休明け編）〜

『彼イケメンよねぇ。この2週間職場に華が咲くわねぇ。』　

慌ただしい連休明けの朝に颯爽と現れた、長身アラブ系イケメン（日本人）　　

定年間近の正規マダムは、　
バイトのマダムにそう言った。　　

バイトマダムは　
『あははっ』と笑って返す。　

正規マダムは続けて、
『あら彼の席、（バイトマダム）さんの前なんて、目の保養じゃない！ラッキーね！』　

と畳み掛けるように話しかける。　

ちなみに職場の席は左から順に、

・派遣マダム　
・自分　
・正規マダム　

である。　　

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、、、そう。　
自分をワザワザ飛び越えて話をしてるの！

まぁ、私が男だからっていうのもあるかもしれないわ。
けど、なんかすごく腹たったの。　　　

連休明けのせいかしら。もう一度言うわね。
ものすごく腹がたったの。　　

『え、私がブサイクで目に毒ってこと？　
　私がこの職場に居ない方がいいってこと？　
　そうなんだ。僕ちゃんこの世から居なくなった方がいいんだ。』　　　

私はそんなことを思い、　
腑をグツグツと煮えくりかえしながら、正規マダムにこう言った。

『鼻筋とかめっちゃ通ってましたもんね！』　　

というか、話にズカっと入り込んだ。

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『あっぱれ！大人なワタシ』と思いたいが、　　
私の言葉には、明らかに勢いと『棘』があったわ。　

正規マダムに、ワタシを罵倒する気持ちなんて、これっぽっちも無かったかもしれない。　　

私の被害妄想よね。恐らく。

けれど、このワタシと正規マダム、

今お互いにちょっと、　
一線引いている感じなのよねぇ、、、。

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まぁそんな感じで、朝から私は、　

『被害妄想的、オカマさんヒス構文』　
が頭ん中で炸裂してたってわけ。