見出し画像

【アニメ感想】呪術廻戦#1

こんにちは

今話題沸騰作である呪術廻戦のアニメを視聴したので印象を文字起こし。割とありきたりなことしか書けませんのであしからず。
(地上波で放送された24話まで)

●呪術師側目標:呪霊の消滅
・悪さする呪霊を祓いたい
 →呪術師の勧誘、育成
・特級呪霊両面宿儺の封印が弱まっているので復活を阻止したい
 →器となる人物に両面宿儺の呪物(4本腕の指20本)を
  取り込ませてから殺せば、器と連動して宿儺も死ぬ
 →両面宿儺の呪物回収
・両面宿儺の器(虎杖悠仁)に呪物の集約&殺害したい
 →既に何本も呪物を取り込んでるのでもう殺すべき派
 →詰め込めるだけ詰め込もうぜ派
 →上記派閥で組織内対立

●呪霊側目標:呪霊の世界を作る
・邪魔をする呪術師を殺害したい
 →呪霊の勧誘、育成
 →呪術師側の情報収集
・最強の呪術師、五條悟を無力化(not殺害)したい
 →10月31日に作戦予定
 →封印に使う特級呪物の確保
 →強力な呪霊の準備
・特級呪霊、両面宿儺を復活させたい
 →宿儺の呪物の回収
 →宿儺の器である虎杖悠仁の確保


以上が土台となってストーリーを展開している認識。

基本的に呪術師と呪霊が戦うスタンスではあるが、
その呪術師側に両面宿儺という異物を紛れ込ませることで
ある種三つ巴の様な関係になっているのがポイントの一つだなと思った。ただ単に「悪い奴がいるので正義として倒します。」だと話を盛り上げるのに悪いやつを増やしがちになってしまうが、両面宿儺が起点となって場を動かすことも可能なのが美味しい。

ここまでが大枠の土台となりどの様なキャラクターを置くかで現在の人気に繋がっていることは想像に難くありませんが、呪術廻戦のキャラは王道を一歩ズラした様に感じた。祖父の遺言に従い人助けをし、呪霊の被害者に正しい死を取り戻そうとする主人公の虎杖悠仁は一見王道である。だが、両面宿儺の器となってしまったことで呪術師に命を狙われてしまう。なんやかんやで処刑は免れたものの、両面宿儺の呪物を取り込み続けた果てに両面宿儺を道連れに死ぬことを執行猶予の条件として突きつけられる。作中では明るく振る舞う虎杖悠仁だが、いずれ処刑される事実や、内から自分を支配せんとする両面宿儺の存在による精神への影響は計り知れないものである。それ以外にも人間離れした身体能力や、両面宿儺の器としての適正などの謎がまだまだ隠されている人物でもある。ジャンプ作品なので血筋がどうとかなるかもしれないが…

また1クール目は呪術師と呪霊の戦いが主であったが、2クール目は姉妹校交流会と題して新キャラのお披露目と能力紹介が主になっている。これだけ書くと微妙な感じだが新キャラの1人を異様に濃くすることで間をつないでいた気がする。詳細は省くが、突然対戦相手であった主人公との思い出を捏造し始めた挙げ句修行をつけてくれるのだ。修行パートも兼ねていたのかもしれないが、あまりにも展開が強引すぎて作品としての異物感が凄い。いや強いんだけれども。

展開としては一区切りだったのかもしれないが、地上波で放映された分はかなり中途半端な部分で終わりとなった。視聴者には呪霊側がなにか悪巧みをしているぞと分かったところでおあずけされている気分となった。2期が決定しているので来年を待つが、そこまで作品への熱を維持できないのが懸念である。


ちなみに現在劇場にて呪術廻戦0(ゼロ)が放映中ではあるが、そちらは今の所サブスク解禁待ちの所存。


それでは

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?