探偵をやる上で大事なのは才能よりも…?
生きている中で、【人生は何事も経験】こう言った言葉や似たようなニュアンスの言葉を聞いたことのある方がほとんどだと思います。それはどんな仕事でも一緒で、探偵も例に漏れていません。
探偵の仕事をしていると、「現場に初めてきました!」という方と会う機会が結構あります。何も知らない時点では【面白そうな仕事】【非日常的で飽きなさそう】と言われることがただありますが、実際はやっていることは地味だし体力が必要なのでやってみたら思った以上に辛くて続けられないという人が多かったりします。
その中でも何回か現場を経験して続ける意思を持つ方もいらっしゃるのですが、今度は上手く現場で立ち回らなくて【自分は向いてないんですかね…】と思ったり聞いたりする方が出てくるのです。
でもたった数回の現場じゃ向いてる向いてないというのはわからないんですよね。
【現場は生き物】なので常に流動的な部分はついて回るもの。だから現場に入りたてだと上手く行かないこともそれは勿論あります。
しかし、全く同じ状況になる現場はなくとも、以前の現場と類似した場面が出てくることはよくあるので、同じ失敗を繰り返さないようにインプットした失敗を活かせるかが重要になります。
なので、向いてる向いてないと適正の話をするのであれば、【インプットした失敗を成功に昇華させる為に検討・改善を出来るか】というのか一つのポイントかなと。
でもこれってどんな仕事でも同じなんです。社会人になったら誰しも失敗を繰り返し【次はどうしたら失敗しないか】を考えて行動する。ご経験のある方は多いのではないでしょうか?
探偵の仕事は変わっていることもある為、特殊に見られがちなのですが、ものすごいスキルよりも経験から学んだことを昇華する。探偵も他の仕事と同じで経験値が大事なのです。
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