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HSPの人に言ってはいけない言葉10選

今回は「HSPの人に言ってはいけない言葉10選」についてお話しします。
今回の記事を書くにあたって、以前にセミナーに御参加いただいた方のご意見も参考にさせていただきました。

この記事を読んでいる貴方は、会社や周りにいる人に対して適切な態度を取ろうとしている優しい人だと思います。
周囲の人の事を考える事で、自然と生産性の高いチームが作れたり、良い人間関係が築けるので、あなたにとっても恩恵がもらえると思います。

今回は、HSPの方は、繊細で感受性が強い特性を持っています。
だからこそ、言葉の選び方には気をつけたいところです。
ここでは、HSPの人にとって傷つきやすい言葉を3つのジャンルに分け、その理由も紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

感情を否定する言葉

HSPの人は感受性が高く、周囲の変化や他人の感情に敏感です。感情を否定する言葉は、自己否定につながりやすいです。
一度自己否定をしだすと負のループに入りやすく、生産性を下げてしまいやすい特徴がありますので注意しましょう。

  1. 「気にしすぎだよ」

    • この言葉は、いい意味で伝われば、安心する事が出来ますが、悪い意味で捉えてしまうと、自分の感じ方が間違っていると思い、自己否定につながります。
      相手の状況によるので、あまり使わない方が得策と考えます。

  2. 「そんなことで悩むの?」

    • HSPの人は細かいことにも心を配ります。この言葉は、その悩みを軽視することになり、理解されていないと感じさせます。
      また、HSPの方からすれば、この人とは合わないと考え、避ける傾向があり、チームワークが崩れる可能性があります。

  3. 「大げさだね」

    • HSPの人は感受性が豊かであるため、他人より強く感じることがあります。「大げさだね」と言われると、自分の感じ方を否定されたように感じます。
      また、自身の考え方がズレているのではと考えるだけでなく、深く考える特性が強いHSPの方の場合は、この環境にいても合わないのではと考える可能性もあります。

プレッシャーを与える言葉

HSPの人はプレッシャーに弱く、過剰なストレスを感じやすいです。プレッシャーを与える言葉は、焦りや不安を増幅させます。
またHSPに限らず、相手を焦らせる事には焦りによる失敗を引き起こす可能性が高くなるので、相手が状況を理解しているのであれば、それ以上の追込みはしない方が得策です。

  1. 「もっと強くなれよ」

    • HSPの人は感受性が高いため、強くなることを求められるとプレッシャーを感じやすいです。自分の特性を否定されるように感じます。
      更に「強くなれ」という言葉には相手にとって現在の否定にもなります。
      単純に強くなれと言われても、性格上すぐに変える吉は難しいと思います。

  2. 「早く決めてよ」

    • HSPの人は慎重に考えることが多いです。
      この言葉は、急かされることになり、焦りや不安を増幅させます。
      早く決め手と言われると、状況によっては短絡な選択をしてしまう可能性もあります。

  3. 「他の人は平気だよ」

    • 他人と比較されることは、HSPの人にとって非常にストレスになります。
      自分が劣っていると感じ、自己評価が下がってしまいます。

    • この言葉に関しては、本当に危険な言葉となります。
      まぁ、この言葉を使うような企業風土がある会社やグループは個人的にはお勧めできません。

無理解を示す言葉

HSPの人は他人の反応に敏感で、無理解を示す言葉は孤立感を強めます。共感や理解を示すことが大切です。

  1. 「気にしなくていいよ」

    • HSPの人は気にしないようにするのが難しいです。
      この言葉は、気にすることが悪いことであるかのように聞こえ、余計にストレスを感じます。

  2. 「そんなこと言われても困る」

    • HSPの人は他人の反応に敏感です。
      この言葉は、自分の気持ちや意見が迷惑だと感じさせ、発言すること自体をためらうようになります。

  3. 「気にするなって言ったじゃん」

    • HSPの人は一度気になり始めると、それを止めるのが難しいです。
      この言葉は、その努力を否定することになり、さらに落ち込ませます。
      更に、この言葉を発する前には、一度「気にしなくていい」と言われていると思います。
      もしそうなら、2重でダメージを与えている事になり、相手の心に大きな傷を付ける事になります。
      ・HSPの人はこの言葉の語尾にも着目し、強い言葉には人一倍反応してしまします。
      場合によっては、言葉を発した相手との距離を置いてしまう可能性が高いです。

  4. 「またそれ?」

    • HSPの人は同じことを繰り返し考えることがあります。
      この言葉は、その悩みや心配を軽視されていると感じさせ、孤立感を強めます。
      また、この言葉から相手の感情を読み取り、呆れてる・嫌われてると思うので、チームワークを考える方は絶対使わないようにしましょう。

まとめ

HSPの人に対しては、思いやりと理解を持って接することが大切です。
今回紹介した言葉を避けることで、HSPの人が安心して過ごせる環境を作ることができます。
言葉の選び方に気をつけて、HSPの特性を尊重しましょう!

最後まで読んでくれてありがとうございます。


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