多摩川の生き物とヒト その24 水系 都民の森から三頭山 22/06/16
高校生時代の友人H氏と2回目の山行き。拝島から都民の森駐車場へ1時間程度で行ける。トチノキの巨木の脇を通り、ウッドチップが敷き詰められた大滝の路を通る。休憩所から通称ブナの路を目指すも、途中の分岐点で左に行き、間違えた。この休憩小屋付近ではトリカブトやシオジの大木があり、紅葉などで秋が楽しみである。
尾根に出てムシカリ峠などへ縦走。山頂は平日にもかかわらず、10名ぐらいの大勢の人がいた。山頂から山の由来となった3つの峰のうち、東峰へ。ここにもなにやら施設が。わざわざ、対岸の鷹ノ巣山などを見るための展望施設であった。余計な施設が多い。東峰を過ぎると、ミズナラの巨木が多くなる。これらの大木も都民の森を造るために多くは伐採されてしまった。鞘口峠からやがてコンクリートで固められた道となり、木工館に出て、朝に来た道に戻った。
やはり都民の森はいらない。山は富士山や南アルプス等で便利になるほど荒れる。都民の森も拝島などから1時間ぐらいで簡単に行ける。そこも問題だ。桧原村の庁舎があるところや産廃予定地にでも移設したほうがよい。 山は静かにしてほしい。
植物 ギンバイソウ(ℓ)、マルバウツギ(f)、ヤマシャクヤク(m)、ガクウツギ(f)、ヤマツツジ(f)、ギンリョウソウ(ℓ)、ブナ(ℓ)、イヌブナ(ℓ)、シオジ(ℓ)、トリカブト(ℓ)、 野鳥 コルリ、ミソサザイ、アオバト、カケス、シジュウカラ、
昆虫 ハルゼミ