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多摩川の生き物とヒト 番外 その56 おいしいボタニカル・アート展23/01/8

新宿区新宿駅西口近くのSOMPO美術館でおいしいボタニカル・アート展が開かれている。直近の日曜日、15日までである。
キュー王立植物園や個人所有の、オレガノやレモンなどの食料用の植物画を展示したもの。イチゴやオオムギなどが点描画や水彩画によって描かれている。リンゴ「インゲスト・ビビン」などの光沢などもよく、描かれていた。
紅茶に見られるように、イギリスはいかに世界中から植物を集めていたかがわかる。昨年、バンクス展に行ったが、ここでも著名なプラントハンターとしてバンクスも紹介され、つながっている。

オランダイチゴ 現在のイチゴと違い、小ぶり。今に通じる白いのもあった。


ただし、私としては園芸用や食料の植物ではなく、ヨーロッパオークなどの普通の植物が見たかったし、期待していた。イギリスのキュー王立植物園へも行きたくなった。往復70万円もかかるとの事を考えると。
同時に、ゴッホの7点あるヒマワリの一つで、今、返還騒ぎになっているヒマワリの絵や東郷青児の絵も見られる。

中国から植民地のインドなどに茶を移植して現在の紅茶ができた。植物学的に4弁花になっているなど、間違っているところが多い。
植物の応用は茶の文化となり、よい食器もできた。これは展示されていないが、ビールのピッチャなども展示されている。

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