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多摩川の生き物とヒト その81 ヒト、番外 打ち合わせと熱帯植物館23/1/31 

亡くなったOS氏の遺稿集作成のため、N企画と打ち合わせ。帰りに近くの板橋区立熱帯環境植物館に寄る。打ち合わせの帰りに寄るとはOSさんに怒られそうだが、自然が好きなもの同士だから許されるだろう。
この熱帯環境植物館は隣の板橋清掃工場から熱をもらった温室でできている。しかも、入場料も大人で260円で、リーズナブル。シニアは130円とここだけは年を取ると良い。規模が小さいながらも、端を回り、中央をはす向かいに横切るなど、工夫し、充実した植物園。

中央にアブラヤシなどが伸び、通路が横切る。
いかにも、熱帯の家風。ここに、トカゲやカメがいる。

うまく、掘り下げられた地階では熱帯魚やタンスイエイなどが飼育され、エイが狭くなった水槽などを泳ぎ、ソードテールなどの熱帯魚も美しい。坂道を上がると、マングローブ林となり、メヒルギなどが植えられていて、熱帯林を構成している。

クマノミやツノダシなどがきれい。
岩場を造り、エビなどがいる。熱帯のサンゴをイメージしている。
不明。私がわからない。
チンアナゴ。頭の下には何倍かの胴体が隠れている。職場で飼いたいと3年間に渡って訴えた人がいた。飼育槽は細長いのがあるが…

2階からは水を流し、滝にし、その間にカリアンドラ、モンステラ、懐かしいヤエヤマヤシなどの熱帯植物が生えている。カカオやコクタンなどの私達に身近な植物もある。ランも栽培種や屋久島などの自生するカクチョウランなどが咲き、美しい。アカメカブトトカゲなどのトカゲやヘビもいた。これらの花や動物達を見ていると、外での寒さを忘れる。

バニラ。鞘ができ、中の種子を発酵させたのがバニラビーンズ。
五角形の実ができる。その名もゴバンノアシ。花も美しいので、夏、見てみたい。
ハワイの模様になっているモンステラ。
トレべシアの解説。
トレべシアの葉。確かに雪模様になっている。新緑は白く、さらに、雪のよう。
カリアンドラ。マメ科とわかり、ネムノキに近い。
ビヨウタコノキ。大きな実が生っている。小笠原などでは外来種となっている。
パフイオペディルム。スリッパとも呼ばれるラン。絶滅危惧種となり、輸入はできない。
アカメカブトトカゲ。目がきれい。
トッケイヤモリ。当たり前だが、熱帯にいて、トッケイ、トッケイと鳴く。

清掃工場近くでは職場の人達がゴキブリの調査をしていた。クロゴキブリ以外のGがいても、冬、寒くなるので、外に逃げ出しても死滅する。昔、北海道にいた虫屋が本州に来て、カブトムシみたいな普段、見ていない虫を標本にし、大切に持ち帰ったのと同じである。



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