ペダリング考

いかに太ももの力を使わないペダリングをするかみんな必死に探しているようだ。私は人よりも長く高速で走れる能力が有り、インターハイ2位の記録を持つFくんも置き去りにした。そのペダリングの謎だがある意味私にしかできない。そう言ってしまえば元も子もないが私の体重は95kg。

背筋力300kg、握力90kg、50m走は6.4秒という化け物と言われた無茶苦茶な体力の私だったか持久力だけはなかった。そして私をロード沼にはめた友人は若干の持久力が有り体重がスリムだった。なので長く走っているとつかれるのは私、上りでは遅れることが遠かった。しかし引越のバイトのときに私が軽々持つ荷物を周囲の人が重い重いとヒーヒー言っているのを見てひらめいた。私にとって軽いのだから何も力一杯持つ必要はない。落とさなければいいのだと気づき力をセーブして働くようになった。それからは辛いと思っていた引越のバイトが楽になった。

同じことがロードバイクにも言えるのではないかと感じ始めた。そしてペダルへの加重を少なくして走ってみた。結果は良かった。思い切りこがずとも速度は同じように出たからだ。それからは疲れてくるとペダルへの力を抜いていかに速度を保てるかを試し始めた。その頃に始めた川崎でのアルバイトもちょうど良かった。私の実家からその会社まで片道25kmそれをロードバイクで通い始めた。最初は1時間半かかった時間が少しづつ短縮されるのが面白くより効率の良いルンと探しも有り一時間になった。最終的には50分で通うようになった。横浜〜川崎間はアップウンが多く、更に限度をしらないんだ私は常に全開で走る無限のインターバルトレーニングを毎日していた。しかもそのバイトは水道の資材を売る会社で肉たち労働だった。

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