【米国株】今週のマーケット振り返り（~3/10）
今週（3/6〜3/10）の米国市場を
簡単に振り返ってみたいと思います。
US10Y ： 3.96% → 3.70%（-26bp、-6.57%）
USDJPY：135.93円 → 135.03円（-0.90円、-0.66%）
SPY ：$404.47 → $385.91（-$18.56、-4.59%）
QQQ ：$300.02 → $288.55（-$11.47、-3.82%）
DIA ：$334.68 → $319.73（-$14.95、-4.47%）
今週は、
FRBパウエル議長証言、雇用統計の発表がありました。
そして、なんと言っても
シリコンバレー銀行破綻を起点とした、
システミックリスクの不安がマーケットに広がり
出来高を伴って、株価は下落しました。
今週は、
3/8および3/9にFRBパウエル議長証言があり、
3/8の証言ではFF金利が予想よりも高くなる可能性が高いと発言し
株価は大きく下落し、米国10国債利回りも4%を再び超えました。
3/9のマーケットはパウエル議長証言および
失業保険申請件数の上振れ結果を受けて一時上昇したが、
翌日の雇用統計発表を警戒し大きく株価は下げました。
3/10には注目された雇用統計が発表され、
雇用者数は上振れたものの、
失業率は前月より上昇し、 平均時給は鈍化の傾向が伺え
好感出来る部分もあり株価の反発が期待されましたが、
シリコンバレー銀行が資金調達に失敗し、
当局管理下となり、マーケットには金融に対する危機感が広がり
出来高を伴って株価は下落しました。
雇用統計出ました！ pic.twitter.com/NpsvxJIGYR
— シェットランドシープドッグ (@Nikola_pn2501) March 10, 2023
シリコンバレー銀行に関しては
下記TrinityNYCさん（@TrinityNYC）ツイートが参考になります。
昨日から起こっている銀行株全般下落の背景、シリコンバレーバンクの話、Takさんがすごくわかりやすく説明してくれてます。市場に興味ある方は一読推奨。
— TrinityNYC (@TrinityNYC) March 10, 2023
ただし「国の介入」は、この銀行の規模と資産ミックスから考えて、ありえるシナリオではありません。
魅力的なフランチャイズ売却の方向では。 https://t.co/qlP7C50L46
For the first quarter,
S&P 500 companies are expected to report a year-over-year
earnings decline of -6.1% and revenue growth of 2.0%.
For Q2 2023,
analysts are projecting an earnings decline of -3.9%
and revenue growth of 0.1%.
For Q3 2023,
analysts are projecting earnings growth of 2.7%
and revenue growth of 1.6%.
For Q4 2023,
analysts are projecting earnings growth of 9.6%
and revenue growth of 3.8%.
For CY 2023,
analysts are projecting earnings growth of 1.9%
and revenue growth of 2.1%.
3/3 → 3/10での変化は下記。
For Q1 2023：earnings decline of -5.9% → -6.1%
For Q2 2023：earnings decline of -3.8% → -3.9%
For Q3 2023：earnings decline of 2.9% → 2.7%
For Q4 2023：earnings decline of 9.6% → 9.6%
For CY 2023：earnings growth of 2.1% → 1.9%
年初より、
年前半でのEPS成長は下方修正が続いており、
CY 2023では2.1% → 1.9%へとさらに鈍化。
取り敢えず、Q1決算結果を確認した上で
新規ポジションは立てたいところですね。
3/3 → 3/10での変化は下記。
CY 2024 Bottom-Up EPS 222.91 → 222.92（+0.01、+0.00%）
Forward 12M P/E Ratio 17.5 → 17.2（-0.3、-1.7%）
年初より下方修正が続いてEPSが
久しぶりにプラスとなったが、
PERは現在、17.2と、
10年平均の17.3および
5年平均の18.5以下となっているが、
依然として、魅力的と言えるほどの割安水準ではない。
個人的には、PERが16以下になったら買いに入りたいと考えている。
以下、来週の注目イベントです。
3/14 21:30 消費者物価指数
3/15 21:30 小売売上高
3/16 $FDX決算発表（After Close）
来週の注目は消費者物価指数（CPI）に集まるでしょう。
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