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東京ファッション観光

この三連休、私は去年の10月ぶりに東京に行って来ました。
目的は主に2つ。
自問自答ガールズ おだまきさん、こまさんとのひまわりアフタヌーンティーと、伊勢丹マッチパレット。

東京に行く=ディズニーな私。「三連休東京行くんだよね〜」と話すと、十中八九「ディズニー?」と返されます。
スケジュールの都合で、今回は断腸の思いでディズニーは諦めましたが、後に行かなくてよかったと思うほど、東京は灼熱地獄でした。
ディズニーに行かないのなら、自問自答ガールズ的ディズニー=新宿伊勢丹で噂のマッチパレットをやってやろうじゃないの!ということで、行って参りました。

マッチパレット体験
一泊二日の滞在のうち、 1日目のメインは伊勢丹マッチパレット。

専用の機械で、全身18箇所をサイズ測定されます。ワコールの3Dスキャンと同じような感じですね。

この中に入って撮影!

しかし今回は何だかうまく行かず、ヒップで驚異的な数値を叩き出してしまいました。これはおかしいと思って撮り直したけど、さらに数値がアップ。
諦めて着替えて出てきたけど、店員さんにも多分違いますよねと言われ、再度スキャンを試みることに。
通算5度目のチャレンジで何とかリアルに近い数値が出てきたので、もういいやと出てきました。

結果はXタイプ。
まぁタイプとか似合う服とかは、言われるまでもなく心得ていることばかり。
しかし測定値から、おすすめのトップス・ボトムスのサイズや、伊勢丹に入ってるおすすめブランドとかも色々教えてもらえるのが楽しい〜!

今回私は90分コースを予約したのですが、スキャンに手こずったせいで、大幅に時間を押してしまい…。試着時間が短くなっちゃうと内心焦っていましたが、全然そんなことはありませんでした。
私が気になると言ったいくつかのブランドや、スタッフさんおすすめブランドも回り、気になる服はどんどん追加。
全部持ってもらうのが申し訳なくなるほどの大量のお洋服を選びまくって、マッチパレット受付近くの試着室で試着しまくる流れです。

私はスーツケースとか大きな荷物が色々ありましたが、お店を回る間は受付で預かってもらえたので、身軽に動けました。

いいなと思ったのは、マッチパレットのスタッフさんと各ブランドのスタッフさんが、お互いの立場を理解しているので、連携が取れていること。
こういう服が欲しくて〜とか、こういうサイズ感で〜というリクエストを、マッチパレットのスタッフさんが、お店のスタッフさんに伝えてくれるのでとても楽でした。
マッチパレットのスタッフさんは、お仕事柄、色んなブランドごとのサイズ感の違いも理解しておられて、似合いそうなブランドやアイテムを色々おすすめしてもらえました。

たくさん試着した結果、いくつか気になったものはあったけど、購入には至らず。
マメクロゴウチのワンピースとスカートがかわいかった〜。しかしセールなのにお高かった…。

予定時間をかなり超過していましたが、快く対応してくださいました。通常のショッピング同行なら、結構なお値段が取られる内容だと思うのですが、これがタダなんてすごい。
何も買わなくてごめんなさい。

スキャンした画像については、後でアプリで見る方法を教えますと言われていたけど、長丁場でお互い疲れてそんなことすっかり忘れており…。
まぁ紙で見られるからいいけど、どうせならアプリでも見たい。でも現地で何らかの手続きしてなかったら、アプリではもう見られないのかな?
教えて有識者!

モードファッションを巡る旅
そして2日目は自問自答ガールズ SOPHIA班 モードファッションツアー&アフタヌーンティー。

おだまきさんやこまさんはもちろん、生身の自問自答ガールズにお会いするのは初めてだったので、待ち合わせで出会った瞬間、本物だ〜!と感動。
3人で軽く腹ごしらえをした後、六本木や銀座のモード系ブランドたちと、噂に聞くドーバーストリートマーケットを巡る旅へ繰り出しました。

おのぼりさんな私は、おだまきさんの素晴らしいアテンドに、とにかくついていくのみ。ちょいちょいブランドの解説もしてくださって、まさにツアーガイド。
私はモード界隈のことは全然わからないけれど、一口にモードと言っても、色々あるなーというのがざっくりした感想。
でもやっぱりモノトーンの世界って感じ。その分デザインやカッティングが凝っていて、立体的な服も多かった。
おだまきさんやこまさんにお似合いの服もたくさん。普段見慣れない服たちだけど、この服がしっくり似合う人もいるんだなーとしみじみ。

ギャルソンなんかは芸術的なお洋服がたくさんあって、普段着というよりもはや舞台衣装。
自分が着るには縁遠い世界なので、もしも私がサカナクションのメンバーだったらどれを着るか…と妄想しながら見ていました(妄想しても結局何を着たらいいかわからなかった)。

私は完全に門外漢で、この日見た大量のお洋服の中でも、着られそうなのはせいぜい1-2着。店員さんにもグループとしては声をかけられますが、私個人としては声をかけられることはほぼなかったですね。

それまでは髪型やメイクとかとかをモード寄りにすれば、スペック的には似合うのかな?と思っていましたが、見れば見るほど似合う気がしない。
やっぱり自分の中にモードマインドがないからかな。自分はモード界隈の人間じゃないんだなーと改めて実感。

対岸に見えるグレースコンチネンタルや23区が恋しくなるほど、私のファッションはここじゃない感がありました。

そして本丸、ドーバーストリートマーケットにはさらに難解なファッションが。
どっから頭と手足を入れるのかもわからない服や、お尻から足にかけて謎のファスナーで開くパンツ、人の生首をつなげたようなネックレス、何人分の脚入るん?っていうパンツ、嵐のデビュー衣装的なスケルトンパンツ、成分表示に紙とかアルミニウムとか書いてるジャケットなどなど…。
挙げたらキリがないほどの奇天烈ファッションたちが…。
しかもそれ20万とか30万とか40万とか、ヒェ!ってお値段するんです。

もはやすごーいとか、謎ーとか、どういうこと?って感想しか出てこない。最後の方はもう意味わからなさすぎて、こわいを連発していました。なんかもう刺激量MAXで頭痛くなりそうな世界。

途中ユニクロと繋がってるフロアもあったのがびっくりで、ここが魔界と人間界をつなぐ入り口…とか考えていました。

ファッションとは一体なんぞやと謎は深まるばかり。何でこれ作ろうと思ったんだろう?とか、どういう意図があるんだろう?と作者の考えに思い巡らせるような服たち。これはもう単なる衣服ではなく、アートの世界。
最後にドーバーの屋上にある謎の神社で、ファッションと和解できますようにと、3人で謎の参拝。

振り返れば、グッチとかロエベとか、結構奇天烈なファッションを展開してるけど、あんなのまだ序の口だなと思いました。
そして百貨店にあるモード系ブランドも、シルエットやデザインは独特だけど、比較的了解可能な服が多かった。

だってどこから頭出して、どこから手足を出したらいいかがわかる服なんだもの。
ランウェイで魅せるような舞台衣装を日常に近いところまで落とし込んだのが百貨店のモード系ブランドたちなのかなと思いました。

私はどの服を見ても、これ洗えるんかなとかどこに来て行くんかなとかばっかり気になってしまい、私が欲しているファッションはアートじゃなくて、生活のための衣服だなということを実感。
おだまきさんが教えてくれた、「リミフゥの服は大体洗えてポケットがついてるんですよ」という言葉が、この日一番私の心を動かしたことは言うまでもありません。

普段自分が着ないようなファッションを見たり、自分とは方向性の違う人たちと会うことで、自分がファッションに求めているものの輪郭がはっきりしてきた感じがします。
私はやっぱりきれいめカジュアルが好きだな。

その後ドーバーの余韻と、心地よい疲労感、生演奏に浸りたがら、SOPHIAの話をあれこれしつつ、むしゃむしゃ食べてごくごく飲んでアフタヌーンティーを堪能。
タビブーツを見に行くおだまきさんを見送り、帰路についたのでした。

かわいいにゃんずたち


今回はいわゆる観光地には全く行ってませんが、これはもはやファッション観光。
まだまだ行きたいところがありすぎて、全然時間が足りない。2泊3日にすればよかったな。

楽しすぎるぜ、東京。
刺激的な街でした。

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